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おはなし会で何読む?どう読む?おすすめ絵本

【おはなし会でおすすめ】夏のプログラムに一冊入れたい、おばけの絵本

 

おはなし会が決まったら、欠かせないのが絵本の選書。楽しくもあり、一苦労でもある作業です。
この記事では、ショップ店長セトグチが実際におはなし会で読んだ絵本の情報を紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

夏のおはなし会に登場してもらいたいのは…やっぱり「おばけ」絵本!

夏のおはなし会。選書するときに、いろいろなキーワードが思い浮かびます。「すいか」や「海」、「ひまわり」「花火」…。どれも捨てがたいのですが、「おばけ」の絵本だけは欠かさずに読みたくなっちゃいます。(ハラハラしながら絵本を見つめる子どもたちの表情が、たまらなくかわいいのです!)

数ある作品の中でも、セトグチが毎年必ず読んでいる絵本はこちら!

怖く読む?かわいく読む?自由に楽しめるおばけ絵本だじょ!

おばけだじょ

ハラハラ、ドキドキのおばけ絵本! 
ちょっとこわいおばけの正体はまさかの○○○!?
予想外の展開にびっくり、どっきり間違いなし。
影絵のような光を感じる新しい画風にも注目。

「おばけだじょ」…「たべちゃうじょ」…「ばあっ!」

ページをめくる度に表情を変えて近づいてくるおばけに、怖くて身を小さくしている子もいれば、余裕の表情を見せつつも絵本から目を離さない子も。

でも、自ら「おばけだじょ」と名乗るこのおばけは、本当に怖いおばけなのでしょうか?ハラハラドキドキするけれど、ホッとすることができるのもこの絵本の魅力です。

読み方を楽しんでいるポイント

たっぷり楽しめる「間」があるので、読み方次第で印象がガラッと変わります。

ゆ~っくり低い声で読めば、怖い雰囲気に。ページめくりのタイミングで、もっとムードが出せるかも。ちょっと怖がらせすぎたかな?と思ったら、「おばけだじょ?」のページでかわいくお茶目に読んで、安心させてあげてくださいね。

初めからキュートにリズムに乗って「おばけだじょ♪たべちゃうじょ♪」と読むのも楽しいですよ。

短くテンポの良い重宝な絵本

おはなし会で何冊か用意しておくと安心な、短くテンポの良い絵本。
ちょっと集中力が切れちゃったかな?という時に登場させたり、時間調整をしたりするのに役立ちます。いざという時のお助け絵本としても、『おばけだじょ』はおはなし会で大活躍してくれます。今回は夏の絵本として紹介しましたが、もちろん通年でおすすめです。

おはなし会での参考情報

セトグチが実施したおはなし会の情報をご紹介します。目安として、ご参考にしてみてくださいね。

 

  • 読み時間・・・1分30秒~。読み方次第で長くも短くもコントロールすることができます。いざという時の時間調整としても、持っておくと心強い一冊です。
  • 参加者の対象・・・3歳~小学校低学年向けに選ぶことが多いです。
  • プログラムの組み合わせ・・・プログラムの一冊目に読むことが多いです。リフレッシュタイムとして中盤に読んだり、時間調整として締めに読むのもいいかもしれません。

瀬戸口あゆみ(絵本ナビショップ店長)

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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