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小学生におすすめの名作

2023年の夏から秋に大注目! 名作「エルマーのぼうけん」シリーズの魅力とは?

https://www.ehonnavi.net/special.asp?n=43

絵本から読み物の世界に入っていく時期の子どもたちにまずおすすめしたい名作の代表格といえば、「エルマーのぼうけん」シリーズ。アメリカでは1948年に、日本では1963年に刊行され、幼年童話の最高峰とも呼ばれている名作です。けれども、まだ読んだことがないという方や、どのあたりが面白いのだろう? という方もいらっしゃるかもしれませんね。


2023年は、日本語版刊行60周年ということで、久しぶりにポケット版(ソフトカバー)が限定復刊されたり(2023年6月19日刊行予定)、また夏から秋に企画展も予定されており、ますます大きな注目を浴びることでしょう。

そんな「エルマーのぼうけん」シリーズについて、その魅力を紐解きながら詳しくご紹介します。

「エルマーのぼうけん」シリーズってどんな本?

これは僕の父さん、エルマーが小さかった頃のある冒険のお話です。ある雨の夜、エルマーは、年取ったのらねこから、「どうぶつ島」に捕らえられているかわいそうなりゅうの話を聞きます。りゅうは、空の低いところに浮いていた雲から落っこちてきたちっちゃな子どものりゅうで、ジャングルの猛獣たちに捕まえられて、川を渡るために働かされているというのです。

エルマーのぼうけん

みどころ

さあ、リュックサックに道具をつめて、エルマーと一緒に冒険の旅に出発しよう!

これは僕の父さん、エルマーが小さかった頃のある冒険のお話です。ある雨の夜、エルマーは、年取ったのらねこから、「どうぶつ島」に捕らえられているかわいそうなりゅうの話を聞きます。りゅうは、空の低いところに浮いていた雲から落っこちてきたちっちゃな子どものりゅうで、ジャングルの猛獣たちに捕まえられて、川を渡るために働かされているというのです。

エルマーは、すぐに助けに行こうと決心します。早速ねこにどうぶつ島のことや、持っていくものを教えてもらい、旅の準備に取り掛かります。エルマーがリュックサックにつめたのは、「チューインガム、ももいろのぼうつきキャンデー二ダース、わゴム一はこ、くろいゴムながぐつ、じしゃくが一つ、はブラシとチューブいりはみがき‥‥‥」などなどたくさんの道具。そして「どうぶつ島」へと繋がる「みかん島」行きの船に忍び込んだエルマーは、六日六晩たってようやく「みかん島」へ。ここで食料のみかんをリュックいっぱいに詰め込んで、夜の間に「どうぶつ島」へと渡ります。

「どうぶつ島」へ着くと、早速りゅうがつながれている川を探しに、気味の悪いジャングルの中を歩いていくエルマー。ジャングルでは、おかしな喋り方をするねずみや、うわさ好きのいのししに出くわしたり、とら、さい、ライオンなど恐ろしい猛獣たちにつぎつぎと出くわします。猛獣たちはたいていお腹をすかせていて、食べられそうになることもしばしば。さてエルマーは、どんな風に猛獣たちの危険をくぐり抜け、どうやってりゅうを助け出すのでしょうか?

特に注目したいのは、リュックサックに詰めた道具たちの活躍と、見返しに描かれた「みかん島とどうぶつ島のちず」。道具は、はじめはこんなものが何の役にたつのだろう? と思ってしまいそうなアイテムばかりなのですが、エルマーの知恵も合わさって、驚くほどぴったりはまって役に立つ様子にワクワクさせられます。道具を介した猛獣たちとのやりとりもユーモアたっぷり。何回読んでも繰り返し楽しませてくれる場面がいっぱいです。
「みかん島とどうぶつ島のちず」には、エルマーが冒険した場所や、エルマーの足取りが細かく描かれています。地図を見ながらお話を読み進めていくと、よりエルマーと一緒に冒険しているような臨場感が味わえるでしょう。お話の途中で、また一章ごとに、お話を読み終えた後になど、ぜひ地図をたっぷり眺めながら読んでみて下さいね。

日本では、1963年の刊行から50年以上も読み継がれ、幼年童話の最高峰とも呼ばれる本書。作者は、ニューヨーク生まれのルース・スタイルス・ガレットさんという女性で、このお話でニューベリー賞(アメリカで毎年最もすぐれた児童文学作品に与えられる)を受賞しています。さし絵は、お継母さんのルース・クリスマン・ガネットさんによるもの。細かいところまで丁寧に描かれながらも、ユーモアあふれる魅力的なエルマーやりゅう、猛獣たちのさし絵が、物語を一層楽しく盛り上げます。さらに英語版の文字の大きさや書体を決めたのは旦那様のピーターさんだそうで、刊行時は、家族総出でこの本を作るのに取り組まれていたそうです。

この後も、『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』と続いていく、エルマーとりゅうのとびきりの冒険と友情の物語。内容は5才ぐらいから楽しめるかと思いますが、子どもがひとりで読むのは小学2年生ぐらいまでは難しいのではということと、なかなかのハラハラドキドキの冒険となりますので、はじめはぜひ大人が読んで聞かせてあげて下さいね。

(秋山朋恵  絵本ナビ編集部)

http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=534
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どんな子におすすめ?

5歳から、小学1、2年生の全ての子どもたちにおすすめです。内容は5才ぐらいから楽しめますが、子どもがひとりで読むには、小学2年生ぐらいの難しさかと思いますので、はじめは大人が読んであげることをおすすめします。ユーモアもたっぷりありながら、ドキドキハラハラが続く展開に、大人も夢中になってしまうのではないでしょうか。

ぜひ、お家での読み聞かせや、教室での読み聞かせで、子どもと大人が一緒になって楽しんでほしいお話です。

ここが面白い!

  • 「どうぶつ島」で出会う動物たちがユニーク。
    エルマーが「どうぶつ島」で出会ったのは、おかしな喋り方をする「ねずみ」や、うわさ好きの「いのしし」、泣きたいことがいっぱいの「さい」、たてがみがくしゃくしゃになって怒っている「ライオン」など、捕まったら恐ろしいけれど、どこかおかしくて笑ってしまう動物たち。エルマーと動物たちのやりとりと挿絵にユーモアがいっぱい詰まっています。
     
  • リュックサックに詰めた道具が次々に活躍する様子がみどころ。
    エルマーが、旅の準備でリュックサックに詰めたものは、「チューインガム、ももいろのぼうつきキャンデー二ダース、わゴム一はこ、くろいゴムながぐつ、じしゃくが一つ、はブラシとチューブいりはみがき、むしめがね六つ、さきのとがったよくきれるジャックナイフ一つ、くしとヘアブラシ、ちがったいろのリボン七本、『クランベリいき』とかいた大きなからのふくろ、きがえをなんまいか、それから、ふねにのっているあいだのしょくりょう」。どれもこれも、はじめはこんなものが何の役にたつのだろう? と思ってしまいそうなアイテムばかりなのですが、エルマーの知恵も合わさって、これが驚くほどぴったりはまって役に立つ様子は見事! 何回読んでもとびきり楽しい場面がいっぱいです。
     
  • 表紙を開いたところにある見開きの「みかん島とどうぶつ島のちず」が面白い!
    見開きに描かれた「みかん島とどうぶつ島のちず」には、エルマーが冒険した場所や、エルマーの足取りが細かく描かれています。地図を見ながらお話を読み進めていくと、よりエルマーと一緒に冒険しているような臨場感が味わえるでしょう。お話の途中で、また一章ごとに、ぜひ地図をじっくり眺めながら読んでみることをおすすめします。
     
  • りゅうの姿がとっても魅力的!
    りゅうってどんな姿をしているのでしょう?  『エルマーのぼうけん』に出てくるりゅうは、裏表紙にカラーで姿が載っていますが、ながいしっぽをしていて、からだにはきいろと、そらいろのしまがあり、つのと、目と、足のうらは、目のさめるような赤色、羽は金色をしているというカラフルなりゅう。まだちっちゃな子どもだそうで、可愛らしい様子を想像してしまいます。
     
  • エルマーは一体いくつ「みかん」を食べた?
    りゅうが捕まっている「どうぶつ島」へは、「みかん島」を経由して行くのですが、この「みかん島」にはたくさんみかんがあり、エルマーはリュックサックいっぱいにみかんをとって詰め込みます。その数、31個! そしてエルマーは、冒険の途中で、一度に7個、8個とたくさんのみかんを食べます。食べた後のみかんの皮が原因で、動物たちに侵入者がいるとうわさが広まったり、みかんをめぐるエピソードにも楽しさが満載です。
     
  • 最後に‥‥‥このお話から全部で3巻続くエルマーとりゅうの物語。お話が進むごとに深まっていくエルマーとりゅうの友情にもご注目を!

みんなの声をご紹介します

友達のよう

6歳の誕生日にプレゼントし、夜寝る前に、1章だけ読み聞かせてあげました。そして本棚に並べ、あとは知らんぷりと決めました。
寝る前の読書が親子の習慣です。この頃息子のお気に入りはもっぱら「図鑑」の類。物語には興味を示さないかな、とも思っていたのですが、何日か後に、黙々と「エルマーのぼうけん」を読んでいる息子の姿が。
そして数日後、「おもしろかったー!」と満足しきった笑顔で読み終えていました。
「ママ、エルマーがね」
と、まるで「今日保育所で誰々くんがね」と教えてくれるのと同じような調子で、本の主人公がしたこと、言ったことを教えてくれます。今の息子にとって、自分に近く、友達のような存在に感じられたのでしょう。6歳の男の子って、自分だってすぐにもすごい冒険に出発できると信じているようなところがありますね。一度読み終えた後も、時々本棚から取りだしては、気に入ったところを読み返しているようです。
絵本から、文章が主体の本への移行期に出会う本は、子供にとって大きな意味をもつような気がします。本っておもしろい、と心から思えるような経験を積んでほしい。そんな思いにこたえてくれる、すばらしい作品です。
(ころぼっちさん 30代・ママ 男の子6歳)

親子で夢中になれる物語

どうぶつ島で囚われの身となっている、かわいそうなりゅうを救うため、冒険の旅へと出かけるエルマー。
じしゃくに輪ゴムに、むしめがね。チューインガムにぼうつきキャンデー。
どうぶつ島では、リュックサックに詰め込んだこれらの道具が大活躍。
エルマーが、知恵と勇気をもって次々と危険な状況を切り抜けていく姿は、幼い子どもたちの冒険心をくすぐり、冒険の楽しさを存分に味わわせてくれます。
我が家では毎晩寝る前に2章ずつ読み聞かせていたのですが、続きが気になってついつい延長・・・なんてことも。
おかげでちょっぴり夜更かしの日が続いてしまいましたが、親子で夢中になれる物語に出逢えたことを嬉しく感じました。
シリーズ3作全てを読み終えた後は、達成感とともに言いようのない寂しさが。
改めてまた最初から読み直したり、お気に入りの章だけを読み返したりして、しばらくは冒険の余韻に浸っていた私たちです。
(まどかめさん 30代・ママ)

続きのお話も読んでみよう!

2巻目は、『エルマーとりゅう』

「どうぶつ島」から脱出したエルマーとりゅう。家への帰り道に「カナリア島」で遭遇した冒険とは!?

エルマーとりゅう

出版社からの内容紹介

「エルマーのぼうけん」の続編。ぶじ動物島を脱出したエルマーとりゅうが、「知りたがり病」という病気をめぐって大活躍。一度読みはじめたらやめられない抜群のおもしろさです。

空を飛んで家に帰る途中、エルマーとりゅうはひどい嵐に遭い、ある島の近くに不時着しました。そこはカナリヤだけが住んでいる島で、“しりたがりびょう”にかかっているカナリヤの王様は、秘密の宝箱を掘り出してくれと、エルマーたちにたのみます。ついに宝物を見つけ、王様の病気を治したエルマーとりゅうは、ふたたび空を飛んで、エルマーの家のある“かれき町”に着くことができました。

3巻目は、『エルマーと16ぴきのりゅう』

りゅうが「そらいろこうげん」へ帰ると、家族のりゅう15ひきが人間に捕まり大変なことに! りゅうはエルマーに助けを求めます。

エルマーと16ぴきのりゅう

出版社からの内容紹介

エルマーのお話の完結編。やっと家に帰りついたりゅうを捕えようと、人間どもがやってきます! エルマーは、りゅうの家族を救おうと、りゅうの家にやってきます。心躍る結末です。

 

箱入りの3巻セットもおすすめ! 贈り物にも。

エルマーのぼうけんセット

エルマー少年とりゅうの子の冒険物語3部作。ユーモアたっぷりのお話は、読むものの心を空想の世界に羽ばたかせながら、物語のリアリティーに引き込みます。幼年童話の最高峰として読みつがれているロングセラー。

2023年6月19日にポケット版が【限定復刊】! ただいまご予約受付中です。

「エルマーのぼうけん」シリーズの日本語版刊行60周年を記念して、ハンディサイズのソフトカバー版が限定復刊されます。子どもたちの手にもぴったりで持ち運びしやすいソフトカバー版もぜひチェックしてみてくださいね。

エルマーのぼうけん ポケット版

どうぶつ島に囚われているりゅうの子どもの話を聞いたエルマーは、その子を助ける冒険の旅に出発します。島では恐ろしい動物たちが待ちうけていましたが、エルマーは、輪ゴムやチューインガムをつかって、やりこめていきます。エルマーはりゅうの子どもを助け出すことができるのでしょうか? 不動のロングセラー「エルマーのぼうけん」シリーズの日本語版刊行60周年を記念して、ハンディサイズのソフトカバー版としてお届けします。

エルマーとりゅう ポケット版

『エルマーのぼうけん』の続編。ぶじ脱出したエルマーとりゅうが、ひとばんみかん島で休みます。そこはたくさん食べられるほどのみかんがなっており、エルマーは実を、りゅうは皮を、それぞれ19個食べました。それから、エルマーとりゅうは「知りたがり病」という病気をめぐって大活躍します。不動のロングセラー「エルマーのぼうけん」シリーズの日本語版刊行60周年を記念して、ハンディサイズのソフトカバー版としてお届けします。

エルマーと16ぴきのりゅう ポケット版

エルマーのお話の完結編。エルマーと別れたりゅうは、自分の家がある、高い山にかこまれた「そらいろこうげん」へ向かいます。りゅうはやっと家に帰りつきました。ところが、そこにはりゅうを捕まえようと、人間がやってきていたのです。りゅうはエルマーに助けを求めますが……! 不動のロングセラー「エルマーのぼうけん」シリーズの日本語版刊行60周年を記念して、ハンディサイズのソフトカバー版としてお届けします。

エルマーのぼうけんセット(3冊) ポケット版

『エルマーのぼうけん』『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』のエルマー少年とりゅうの子の冒険物語3部作セット。ユーモアたっぷりのお話は、読むものの心を空想の世界に羽ばたかせながら、物語のリアリティーに引き込みます。幼年童話の最高峰として読みつがれているロングセラー「エルマーのぼうけん」シリーズの日本語版刊行60周年を記念して、ハンディサイズのソフトカバー版としてお届けします。

物語を読んだ後は、さらにすごろくも楽しもう♪

エルマーのぼうけんすごろく

原作の物語の世界を忠実に再現したすごろく

 

大人気の「エルマー」シリーズの冒険すごろくです。「みかん島とどうぶつ島」の地図をベースにした古地図風の大きくておしゃれな盤面は子どもたちの好奇心を誘います。道具を使って巧みに危機を乗り切るエルマーの知恵と勇気を体験できる「どうぐカード」とゆかいな冒険を体験できる「ぼうけんカード」も使って、物語を追体験することができます。エルマーの世界をできる限り忠実に再現したすごろくで、エルマーと一緒に冒険の旅へでかけましょう!

この本を書かれたのは?

作者は、ニューヨーク生まれのルース・スタイルス・ガレットさん(以下、R・S・ガネットと称する)。2018年の夏に、2度目の日本への来訪が実現した時には大きな話題となりました。R・S・ガネットさんは、このお話によってニューベリー賞(アメリカで毎年最もすぐれた児童文学作品に与えられる)を受賞しています。さし絵は、お継母さんのルース・クリスマン・ガネットさんによるもの。細かいところまで丁寧に描かれながらも、ユーモアあふれる魅力的なエルマーやりゅう、猛獣たちのさし絵が、物語を一層楽しく盛り上げてくれます。さらに英語版の文字の大きさや書体を決めたのは旦那様のピーターさんだそうで、刊行時は、家族総出でこの本を作るのに取り組まれていたそうです。

作者について、また『エルマーのぼうけん』の刊行の秘密を知りたい方におすすめの1冊!

「エルマーのぼうけん」をかいた女性 ルース・S・ガネット

出版社からの内容紹介

1945年、一人の若い女性が物語を書き始めます。それが『エルマーのぼうけん』でした。そのお話は、どうして生まれたのでしょう? 作家へのインタビューが始まります! 
 

企画展示「エルマーのぼうけん」展が開催!

2023年7月15日(土)~10月1日(日)には、PLAY! MUSEUMにて企画展が開催されます。こちらも楽しみですね。
 

展覧会の見どころ・楽しみどころ5つ

 

①日本初となる展覧会で、約130点の美しい絵本原画、貴重なダミー本や「りゅう」の人形を初公開
②エルマーになった気分で冒険に出発。4つのシーンで物語の世界を体験する展覧会
③ぬいぐるみ、スノードーム、冒険のおとものキャンデーや歯ブラシまで!盛りだくさんのオリジナルグッズ
④エルマーシリーズの作者ルース・スタイルス・ガネットとは?豊富な資料で作者の人物像を紐解く
⑤各界で活躍する100人が冒険の書を推薦。古今東西の“ぼうけん”が大集合する「ぼうけん図書館」が開館!

PLAY! MUSEUM 公式HPより)

いかがでしたか。はじめての本格的な冒険物語の入り口に……。ぜひ、本と展覧会と合わせて、親子で「エルマーのぼうけん」シリーズのワクワクを体験してみて下さいね。

 

秋山朋恵(あきやま ともえ) 

絵本ナビ 副編集長・児童書主担当

書店の本部児童書仕入れ担当を経て、私立和光小学校の図書室で8年間勤務。現在は絵本ナビ児童書主担当として、ロングセラーから新刊までさまざまな切り口で児童書を紹介。子どもたちが本に苦手意識を持たずに、まず本って楽しい!と感じられるように、子どもたち目線で本を選ぶことを1番大切にしている。編著書に「つぎ、なにをよむ?」シリーズ(全3冊)(偕成社)がある。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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