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またきっと会えるよ! 「引越しの絵本」

絵本・本・よみきかせ 2017.03.05
絵本ナビ編集部

春は出会いの季節だけど、別れの季節でもあります。
毎日一緒に遊んでいたお友だちが、突然の引っ越しでお別れしなくてはいけない…なんてこともありますよね。
小さな胸を痛めている子もいるかもしれません。
でも「またきっと会える」と思えれば、気持ちも少し明るくなるかもしれません。

ぼくの大切な友達のせいちゃんが引っ越した

せいちゃん

ぼくの大切な友達のせいちゃんが引っ越した。しばらくして届いたせいちゃんからの手紙には「はるになったらいきます」。やがて春になって…。心があたたかくなる春のお話。

別れのあとで…

 

きいこきいこ しゃーくしゃーく
しゃりんくしゃりんく ちりんちりん
ぼくとせいちゃんはずっといっしょでこれからもずっといっしょ。
自転車でやってきて、毎日遊んでいたのに、ある日、ひっこしのお知らせの手紙を持ってきたのです。

 

当たり前の、変わらない毎日のはずが、ある日やってきたお別れの日が全て変わってしまったことに、動揺し、悲しむ気持ちが、痛いほど伝わってきました。
また、自転車をこぐ音の表現も、心に響きます。
ひっこしのお手紙をもらってからの気持ちの変化、そして、ひっこしの日。そして、そのあとに起こった出来事と、その時々での気持ちの変化に注目してみてはどうでしょうか。
転勤族の我が家にとって、子どもたちが何度も繰り返し味わった気持ちを改めて思い起こすきっかけになりました。

 

(おしんさん 40代・ママ 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳)

だいの仲良しのなつきちゃんが…

また あえるよね

だいの仲良しのなつきちゃんがひっこしすることに。 
作家の娘さんの実話から、子どもたちを愛しく、桜を美しく、 
こみねゆらさんが初めて水彩画で描く絵本。

なんだか身近なできごと

 

4さいの娘に読んであげたら、毎日のように寝る前には
「よんで~」と。

 

つい最近園の仲の良かったお友達がお引越しをしました。
そのこともあったのかな。自分と少し似てるな、とかんじたのか、何度も読まされました。

 

初めての園で、お友達というものができて初めてお別れということに出会って・・・母親の私は、この子はお引越しというものがわかってるのかなーと半信半疑でしたが、子供なりに小さな胸の中で感じるものがあったんだなあと、少し考えさせられました。

 

そういうひとつひとつの経験の積み重ねの中で、どんどん成長していくのですね。

 

この本に出会えたことにまたまた感謝。絵も、ものすごく自然な感じでやわらかいタッチでよかったですよ。

 

(コリンクさん 30代・ママ 男の子7歳、女の子4歳)

今日はお引越し。でもなんか忘れものがあるような…?

クマくんのひっこし

きょうは、おひっこし。にもつを車につんで、さあ、しゅっぱつ。でも、ちょっとまって! クマくんは、わすれものがあるようなきがして、ひきかえした。いえじゅうをさがしたみた。おうちのなかは、からっぽ。わすれものは、なんだろう…?

次へ進むための大事なステップ

 

2歳後半の息子に読みました。

 

クマくん一家は引越しをします。
からっぽになった部屋に忘れ物を探しに行くクマくん。でも何にも見つかりません。
パパはそんなクマくんを連れ、ひとつひとつの部屋にお別れを言いに行きます。
車に乗り込んだクマくんが気付いた忘れ物が何だったのか…。
ぜひ、皆さんに手に取って読んでほしいです。

 

私たちは、息子に読み聞かせながら、1ページ進むごとに、涙をこらえるのがつらくなるほどでした。なぜなら、私たちが、数カ月後に引越しを控えていたから。

 

まだ小さい息子には、引越しのホコリやゴタゴタは耐えられないだろうから、預けている間に全部終わらせようと思っていましたが、この絵本に出会って、考えが変わりました。
からっぽになった部屋に、ちゃんとお別れをさせてあげよう。
今までありがとうってお礼を言って、ちゃんと気持ちを切り替えて、次の生活を始めよう。
そういうことをすると子供が混乱するかな、と思っていたのですが、でも、子供の気持ちを信じて、私たちと同じものを見せてあげようと思いました。
そんなふうに思わせてくれた、私たちにとって、大事な大事な絵本です。

 

(どまどまさん 30代・ママ 神奈川県 男の子2歳)

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部