スタイルトップ  >  育児情報誌miku   >   miku21号 2010年夏号   >   あのパパに逢いたい……照英さん
miku21号 2010年夏号

あのパパに逢いたい……照英さん

あのパパに逢いたい 今回は 照英さん

スポーツ番組でエネルギッシュに活躍したり、育児番組の司会者としてママやパパにやさしい眼差しを向けたり、俳優やタレントとしても活躍。3歳の男の子と、2010年2月に生まれた女の子のパパです。

照英さん


モデルとして活躍後、俳優に転向。1998年『星獣戦隊ギンガマン』のギンガブルー・ゴウキ役で俳優デビュー。現在は俳優・タレント活動だけでなく、NHK教育テレビ「すくすく子育て」の司会ほか、デザイナーなど活動の場を広げている。2児の父。

「筆ペンでパパの顔を描いてくれた息子。 それが思いのほかいい感じで。額に入れて飾ってあります。 彼の感性が育ってきているのが見えたり感じられたり、それがうれしいですね」

妊娠前と後、自分のギャップに驚いた

もともと子どもが周りにいない環境だったので、子どもは得意ではない方でした。新幹線や飛行機で子どもが泣いていると、「うるさいな……」なんて思ったことも。子どもと触れ合うこともありませんでしたから、あやし方もわからず、仕事で「子どもを抱っこしてください」と言われても、とてもぎこちなくなってしまったり。でも、子どもが生まれてからは、泣かれても苦痛じゃないし、かわいくって。「こんなにオレ、変化するんだ!」って、自分に驚いています。

妻の第1子の妊娠がわかってから、スイッチが入った感じ。自分自身、変わったと思います。妊婦健診はいろいろ知りたくて、ほぼ毎回ついていきました。第1子のとき、エコーで「これ男の子のシンボル!」って、お医者さんより先に発見したり。妻は逆に迷惑がっていたみたいですが(笑)、自分の勉強になりました。その後、育児番組の司会をすることになり、仕事にも活きましたね。
  
ベビーショップも、しょっちゅう行っていました。生まれる前からベビー服をたくさん買い込んだり、妻が里帰り中に勝手に布団も買っちゃって、ちょっと叱られました。

大人のつき合いより、家族の時間!

前は自分の趣味や飲み会にお金を使っていたのに、妻が妊娠して以降、お金は赤ちゃん用に。毎日楽しくて、赤ちゃんに会えることを考えるだけでワクワクしていました。大人のつき合いは一切なくしました。自分にとって家庭は〝宝箱〞。大好きな人や物しかない空間です。一番大切なものを考えたら、大人のつき合いはいらないなって。家に帰って子どもと過ごす時間は最高です!  小さいときってあっと言う間ですから、食事時間も惜しいくらい、子どもと遊んでいます。

 

子どもとはいろんなことをします。野球、ラグビー、テニス、ボクシング、ボーリングなど、スポーツはひととおり。スポーツ番組を見るのが好きなのですが、見ると子どもがやりたがるんですよね。道具を買ってくるとお金がかかるから、基本みんな手作りです。ゴルフのクラブを作ったり、ペットボトルに砂利を入れてボールを転がせば、ボーリングになっちゃうし。そんな感じでスポーツを教えています。ヒーローもののヘルメットも、ガムテープを使って作ってあげたら、いつもかぶっています。子どもも「パパ作って!」って言ってくれて、作ってあげると嬉しそう。昔からプラモデルを作ったりしていましたから、自分が作ることも好きなんですよね。

 

子どもとやりたいことがいっぱいありすぎて。一緒に釣りもしたいし、動物園にも行きたいし、こんなこともさせてあげたいとか、数え切れないくらいあるんですよ。

子どもの存在が僕の仕事の原動力、ビタミン剤になっていますね。疲れを飛ばしてくれたり、子どもに支えられているのかなって思います。子どもと過ごす時間を作るために、仕事がんばって、飛行機1便早くして帰ってきたり。究極の親バカって言われてもいい。息子が大好きなんだから!

イライラがあっても、結果楽しい

人間だからイラッとすることはありますよ。「なんで、だだこねて泣いてるの?」とか。でも、その体験がまたおもしろいというか、楽しい思い出につながっていくのかなと思います。子どもに爆発してしまったこともありますが、「言ってもわからないんだ」って、気づいてから言わなくなりました。育児番組をやっていて頭ではわかっていることでも、我が子の育児は初めて。「なんなんだこれ!」って思って初めて、世のお父さんお母さんの気持ちがわかったという感じです。
  
「子育て楽しいです!」なんてタレントさんとかテレビで言いますけど、そんなことないですよね。本当は喜怒哀楽、苦しいこともあり、楽しいこともあり、ストレスもためながら子育てして、結果論、楽しいことの方が多くなってくる。だから「楽しいです」って言っていると思うんですけどね。
  
子育てしてストレスが溜まっちゃってるママに、ちょっと話し聞いて「いいんだよ、そんなにがんばらなくて」っていうと、泣いちゃうお母さんとかいるんですよ。そういうことも、男としてパパとしてわかってあげたいなと思います。

ページが増える〝図鑑みたいな親父〞に

息子と遊んでいるときって、本当に楽しいし、うれしい時間。彼に遊んでもらっているって感じです。「あそぼ~よ~」って言われるのが楽しくってしょうがない。言われなくなったら、オレはもう仕事もできなくなっちゃうんじゃないかと(笑)。「親父つまんないから、いいよ」なんて言われる年頃になったらやりきれない。寂しがりだから、立ち直れないかも。
  
そういわせないための絆作りというか、コミュニケーションをとり続けながら、一緒に遊んでいます。自分は、〝図鑑のような親父でありたい〞と思うんですよ。多趣味なので、船の免許取ったり……。「え、お父さん、船の操縦できるの?」って、子どもにあこがれられる親父になりたいです。野球もできる走っても速い……。今、子どもが小さいうちにいろいろな技術を習得しておいて、どんどんページ数が増えているような親父になれたらいいですね。

「家族時間~パパも一緒にうたいたい!~」
ビクターエンタテイメント 2500円
ロンドンブーツ1号2号の田村亮さんがパパ隊長。話題のパパたちが、子どもの歌を熱唱している遊び心満載のCD。照英さんが歌っている「大きな栗の木の下で」も収録!
 

 

撮影/福田依子 取材・文/高祖常子

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
この記事の関連キーワード
人気連載
JavaScriptをOnにしてください