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miku 47号 2016年冬号

食材の工夫をして調味料を使わない離乳食作りを

かぶ ✕ 塩味

 

 

通常、料理のおいしさの決め手となる塩分。でも、離乳食では調味としての塩は使わず、食材にすでに含まれている塩分を上手に利用する工夫を心がけてみましょう。

 

滝村雅晴さん

 

ビストロパパ代表取締役。パパ料理研究家。大正大学客員教授。内閣府食育推進会議専門委員 。日本パパ料理協会会長飯士。4月に「47fish(ヨンナナフィッシュ)」を設立。代表取締役に就任。家庭内での魚食推進のための事業をスタート。

初期 かぶのトロトロしらすのせ

[材料]

 

・かぶ     80g
・しらす    5g

[作り方]

 

かぶは白い根の部分だけを使う。皮をむいて薄切りにし、柔らかくなるまで十分茹で、すり潰す。
しらすはお湯をかけて塩抜きをしてから、細かく刻む。
器にのかぶをよそい、のしらすをのせる。

中期 鮭とかぶのお粥

[材料]

 

・かぶ      15g
・十倍粥     60g
・生鮭      5g

 

[作り方]

 

かぶは白い根の部分だけを使う。皮をむいて薄切りにし、柔らか
くなるまで十分茹で、すり潰す。
十倍粥を作る。※米:水=1:10の割合で、ごはんが十分やわらかくなるまで煮て米粒がなくなるぐらい潰す。または撹拌する。
❸①の野菜のゆで汁を100㏄とり、鮭を水から茹でて身をほぐし、細かく刻む。
❹①を混ぜ、をふりかける。

 

後期 かぶのトロトロクリームスープ

[材料](1個分)

 

・かぶ                  50g
・かぼちゃ         10g
・クリームチーズ             20g

 

[作り方]

 

かぶの根は皮をむき、茹でてすり潰す。かぼちゃは茹でて、皮を切り取り、5mm角に切る。※ゆで汁はとっておく。
クリームチーズを電子レンジで20秒ほど加熱(500w)する。
❸①の野菜のゆで汁を100㏄とり、かぶとクリームチーズを入れて混ぜ、器によそってかぼちゃをのせる。

(上)後期 (左下)中期 (右下)初期

完了期 かぶとかぶの葉のうどん

[材料]

 

・かぶ                               1/2個
・かぶの葉                           少々
・うどん                            1/4玉
・かつおと昆布のだし         10cc

 

[作り方]

 

かぶの根は皮をむき、小さな薄切りにする。かぶの葉は細かく刻む。
うどんを茹で、3~4cmの長さに切る。
鍋にだしとを入れて煮る。やわらかくなったらうどんを加え、うどんがあたたまったらできあがり。

完了期

消化機能の発達にあわせた離乳食作りを

かぶの根は、煮るとすぐにやわらかくなるので、調理するママにとっても食べる子どもにとっても離乳食にぴったりの食材です。赤ちゃんは消化機能の発達が十分ではないので、初期から中期にかけては特に皮を厚めにむいて、皮のまわりの繊維をとるようにして使いましょう。
 
消化機能といえば、調味料も消化に負担をかけます。味付けは食材そのものの味を上手に使うように心がけましょう。塩分は体に必要な成分ですが、食材から自然にとれる分量で1歳未満の赤ちゃんには十分です。
 
今回のレシピでは、しらす、鮭、クリームチーズ、うどんなどに塩分が含まれています。初期~中期ではそれらからさらに塩抜きします。赤ちゃんは、それでも十分に塩味を感じながらおいしく味わえるほどの味覚の持ち主です。

 

撮影/長尾浩之 取材・文/山田治奈

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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