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miku 52号 2018年夏号

水の中の生き物と仲良くなろう

親子が同じ目線になって楽しめる水族館で

ただ水槽の中の魚などを観察するだけではなく、親子でともに生き物と直接ふれあえる、体験型の水族館が増えています。

生き物好きの子どもになってくれるといいな、と思っているパパ&ママも多いでしょう。
好奇心旺盛なmiku世代の親子にとってピッタリのスポット、水族館に行ってきました!

どんなことも、まずは パパ&ママが楽しんでみせる

「生き物好きの子どもになってくれるといいな」と漠然と思っているパパ&ママも多いでしょう。どうして生き物好きになれると素晴らしいのか? を探求すべく、ミク読者と一緒に「生き物とふれあい隊」とて、神奈川県三浦半島にある京急油壺マリンパークに行ってきました!

 

到着するやいなや、「早く見に行こうよ、早く早く!」と待ちきれない様子の子ども達。好奇心に溢れ、イキイキとした姿がなんてまぶしいのでしょう。子どもの好奇心を育むには、子どもが楽しみたい気持ちになっているタイミング、興味をもったそのときに行動することが大切です。この日は撮影準備など大人の事情もありましたが、子ども達の気持ちが離れないうちに急げ急げと館内へ。

 

「子どもたちに生き物のことをより深く知ってもらいたい、好きになってもらいたい」という理由から、たくさんの体験型プログラムが用意されている油壺マリンパーク。事前に予約していたイルカやアシカ、ペンギンのふれあい、魚の餌やり体験などの開催時間をチェックして、空いた時間に回遊水槽を見に行くことにしました。

 

まずは水族館の花形、「いるか・あしかのパフォーマンス」へ。するとショーの終盤、観客の中から偶然にも読者パパが指名を受け、イルカのジャンプに挑戦することに。大勢の観客の注目を浴びるのは、大人でもなんとも照れ臭いものですが、パパは背筋をすっと伸ばし、ステージに。子どもたちはそんな大人の振る舞いを見て、影響を受けるものです。ショーの後に、イルカやアシカに直接触ることができるふれあい体験に挑んだのですが、大きな体のイルカやアシカに臆することなく、大人顔負けの堂々とした振る舞いで、タッチすることができました。

 

こうした様子は、ペンギンや他の動物たちとのふれあいでも見受けられました。ペンギンとのふれあいでは、「ペンギンが早い動きが苦手だからゆっくり動いてあげようね」「食後だからうんちをするかもしれないよ」そんな説明を受けながら最初は初めてのペンギンとのふれあいにとまどっていた子も、ママが笑顔でペンギンをやさしくなでている姿を見ながら、少しずつ手を伸ばし、自分でもなでられるようになりました。水族館に慣れた頃には、誰に勧められるでもなく、タッチプールで自分たちからサメやヒトデにタッチ、タッチ!

京急油壺マリンパーク


三浦半島の西南端にある海のレジャーランド・水族館。視界360度の「回遊水槽」には、本州ではここでしか飼育していない「オオメジロザメ」など大型のサメが遊泳。屋内大海洋劇場ファンタジアムでは「いるか・あしかパフォーマンス」を公演。動物たちとのさまざまなふれあい・エサやり体験(予約制)も充実。ペットも入園できる(有料/要手続き)水族館。詳しくホームページ等で確認を。


神奈川県三浦市三崎町小網代1082

電話046-880-0152

「体験」+「知識」が子どもの“好き”をさらに深める

「見る」+「聞く」+「触れる」といった体で感じられる体験。その体験によって「知識を得て」→「もっと知りたくなって調べる」→「理解する」→「さらに深く知りたくなる」といったサイクルが子どもの知的好奇心をくすぐり、学びの姿勢へ導きます。きっかけは、シンプルに「かわいい~!」でもいいのです。パパ&ママと過ごす家族時間のなかで、その好奇心を深めていってあげましょう。
 

ペンギンのふれあい

「ぬいぐるみじゃなくて、本物のペンギンだよ!」と感激しながらも、最初は恐る恐る。徐々に慣れてやさしくなでることができました。

顔と飾り羽根

鮮やかな黄色い飾り羽根が特徴。目は赤くて、くちばしはとがってるんだね♪
 

イワトビペンギンのイワトビは、足を使って岩を飛び跳ねるからついた名前。
 

イルカのふれあい

イルカにタッチしたりアシカと握手しながら、「見た目はツルツルしているのに、触ってみたらぬるくてザラザラしてる!」と驚いた様子。バンドウイルカの体温は、人間と同じくらいということも飼育員さんに教えてもらいました。 

イルカとアシカのショーでは、パパもイルカのジャンプに挑戦!

堂々と振る舞うパパの雄姿に、子どもたちも誇らしげでした。

魚の餌やり

約50種2000匹の魚たちが泳ぐ大水槽の裏側で、魚たちへのエサやりにチャレンジ。

生魚の切り身やオキアミをあげたよ。えさの時間の合図を送ると、ちゃんと魚が寄ってきてびっくり!

カワウソの指タッチ

カワウソにお魚をあげると、小さな穴から指を出してきて指タッチ!ふにゃっとしたやわらかな指でつかんでくるよ。

タッチプール

小型のサメやイソギンチャク、ヒトデなどがいるプールで自由にタッチタッチ! 直接触ってみるからわかることってあるんだよね。

観察してみよう!

水族館見学は、観察力や気付く力を育むのにピッタリ! 例えば目の色、歯の形、爪の大きさなど、部分的に比較してみたり、観察するポイントを教えてあげよう。

「みてみて、こんなに大きいよ!」大きさにだけでも感動しちゃう。「足は何本あるんだろう?」

ペンギンがどうやって泳いでいるのか見ているよ!

ムカシオオホホジロザメの歯は、こんなにトゲトゲ! 僕なんて、一口でペロリと食べられちゃいそう!

思い出を持ち帰ろう!

水族館で感じたことを、その日だけで終わらせない工夫をしよう。お土産や写真で思い出を持ち帰るのもいいけれど、水の中の生き物にまつわる制作をしてみたり、絵本を読んだりして興味を維持してあげると、もっともっと動物好きになってくれるはず。

制作体験

水族館で見た生き物たちを思い出しながら、お絵描き、折り紙、粘土制作など、作品を作ってみるのもおすすめ。

 

この日は当日受付でトライできる「オリジナルジグソーパズルづくり」と「動物おえかき」に挑戦してみたよ。

スタンプラリー

スタンプラリーをしながら水族館巡りをすると、ここにはこんな生き物がいたね、などと後から振り返りながら会話もはずみそう!

命の大切さを知りやさしさを覚える体験

ひと通りの体験を終えた頃、「水族館って、大人にとっても新発見がたくさんあるから、子どもと同じ目線になって一緒に“すごいね!”と楽しめるのがいいですよね」とママ。生物の神秘にふれたときに、飼育員さんの説明や解説ボードで一歩踏み込んだ知識を得られ、一段と興味を抱けるのもうれしいポイントです。「このカワウソの名前はダンデくん」と知るだけでも親しみが持て、「コツメカワウソという種類だって。爪が小さいのかな?」

「水中でも陸でも過ごしやすいような毛なんだって」と関心が高まります。

 

帰り際、「生き物好きになるとどうしていいんでしょうね?」とパパ&ママにあらためて問いかけてみると、「命のはかなさや大切さを知れますね」「自分より弱い生き物にやさしくなれるかも」「生きているってすごいって自然に感じられるかな」「難しいことぬきにして、ワクワクしちゃいますしね」といった声が上がりました。子ども達は、こうしたことを言葉にできなくても、自然と身に付けているのかもしれません。

 

水族館は、天候をあまり気にせずに安心して楽しめるのもミク世代にとっては魅力のスポットです。この夏、親子で足を運んでみませんか?
 

森葵ちゃん(3歳)、麻衣子ママ&景介パパ


ペンギンが大好きな娘ですが、いざ触れるとなるとおっかなびっくり( 笑)。実際に触ってみたら、ぬいぐるみとはまったく違った感触でさらにびっくり! 体感できる経験は、本当にいい経験につながるんだなぁとあらためて感じました。

怖がるのもいい思い出です♪

宮本朋弥くん(3歳)、直弥くん(6歳)、亜貴子ママ&雅史パパ

 

家族で、遠足で、と水族館にはよく来ますが、何度来ても新発見があったり、親子で同じ目線で楽しめるのが水族館の魅力ですよね。大きなサメから小さなカクレクマノミまで、何をみても生命に感動しちゃいます。観察力もつくかな?

何度足を運んでも感動がいっぱい!

図鑑タブレットと一緒に出かけよう!

 

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撮影:長尾 浩之

取材・文:山田 治奈

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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