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「絵本の世界~大人にも読んでもらいたいこの一冊~」BSフジ「タイプライターズ~物書きの世界~」8/24放送に紹介された絵本10冊

BSフジ「タイプライターズ~物書きの世界~」番組MC:又吉直樹(ピース)加藤シゲアキ(NEWS)毎月最終金曜日 23:00~

2018年8月24日放送のBSフジ「タイプライターズ~物書きの世界~」に、

絵本ナビ編集長の磯崎園子がゲスト出演しました。


この番組は、MCの又吉直樹さん(ピース)と加藤シゲアキさん(NEWS)のお二人が、ゲストに作家をお招きし、その裏側を探求する物書きの物書きによる物書きのためのディープな番組です。

今回の8月24日(金曜日)の放送は、もちろん「絵本」がテーマ!「大人にも読んでほしい絵本」を様々な角度からお二人が探求します。

前半「絵本の世界 ~大人にも読んでもらいたいこの一冊~」大人が読んで面白い絵本を求めて

番組前半では、常時40,000冊以上の絵本が揃う大型絵本専門店「クレヨンハウス」を、MCの又吉直樹さん、加藤シゲアキさんが訪れ、懐かしい絵本や好きな絵本を語り合いました。

いろいろな絵本がご紹介される中、話題は絵本好きな又吉さんのお話に。実は、「怪傑ゾロリ」シリーズに又吉さんが登場しているという衝撃のお話や、又吉さんが大人になってから印象に残っていた「坂道から徳川家康が転がってくる絵本」が、『ムニャムニャゆきのバス』だとわかり、その場で謎が解決したお話など、絵本好きでなくとも大変面白い内容でした。

後半「絵本の世界 ~大人にも読んでもらいたいこの一冊~」さらに深い大人がはまる絵本の魅力を語る

後半、ここからいよいよ磯崎の登場です。

大人がはまる、大人だからこそ楽しめる絵本の魅力に迫ります。

ゲスト:絵本ナビ編集長 磯崎園子

最初に取り上げていただいたのは、磯崎が朝日新聞で4年ほど連載していた企画「たぬき書房」です。
 

毎回読者から届く大人の悩みに絵本で解決していくという名物企画 朝日新聞連載「たぬき書房」
ご年配のご婦人へ癒しの絵本をご紹介したり
道ならぬ恋をした女性からの切実な悩みに絵本で寄り添います。

「たぬき書房」というのは、2ヶ月に一度、投稿されたお悩みに合わせて絵本を選び、その内容をもってお答えするという・・・相当大変な企画でしたが、磯崎が、日常のちょっとした出来事と絵本の内容を結びつけて考える面白さ、楽しさを発見するきっかけになった企画でもあったようです。

加藤さんに面白がっていただき、又吉さんに選書を褒められ、磯崎も嬉しい気分になりながら、「大人にも読んでもらいたいこの1冊」のコーナーへ。

 

もちろん、紹介したい絵本というのは山ほどあったようですが、悩んだ末に磯崎が選んだ2冊の絵本がこちら。

絵本ナビ編集長イソザキが紹介した絵本1冊目

パパのしごとはわるものです

パパの仕事を調べに行くと、なんとわるものレスラーだった。ずるいことばかりするパパ。最後にはやられてしまうパパ。観客は大喜び。そんな姿、見たくなかった!でも……。

パパはわるものチャンピオン

パパの仕事は悪者プロレスラー。「今日は見にきてほしい」というので一緒に行くと、タイトルマッチの会場です。悪の限りを尽くして勝利するパパ。ぼくはうれしい、でも…。

発売当初から磯崎がかなりお気に入りだったこの絵本。
9月に映画公開も決まっているので、今後何かと話題にのぼるかもしれませんね。収録では、この絵本の続編『パパはわるものチャンピオン』の話や映画の話でも盛り上がりました。お二人ともかなり気に入ってくださいました。

そして2冊目はうってかわって、こんな絵本。

「最後の結末で驚かしたい」というよりも、絵本を読んだ後のお二人の言葉が聞きたくて、この絵本を選んだと言ってもいいかもしれません。

 

本当は、その場で読んでその場で感想を言うということは、すごく難しいことだと思います。(絵本を紹介している磯崎も苦手なのだそうです。)でも、お二人とも自分の視点で内容を捉え、自分の言葉でしっかりと話されており、ただただ感心してしまいました。こんな風に、絵本をきっかけに生まれる会話っていうのも、大人が絵本を楽しむ醍醐味の一つだと思います。

絵本ナビ編集長イソザキが紹介した絵本2冊目

まばたき

ちょうちょが飛ぶとき、鳩時計が12時を告げるとき、猫が動き出すとき、角砂糖が紅茶に溶けるとき、そして少女に呼びかけるとき…。短いようで長い、長いようで短い、「瞬間」という感覚を描いた絵本です。

実際に放映をみていると、絵本の紹介がとても丁寧にされており、感動してしまいました。日高のり子さんによる豪華な読み聞かせにも驚きましたし、作品のイメージに合わせて演出も変わっていましたね。

続いて、VTRの中の尾木ママからの推薦でこの絵本。
 

尾木ママが紹介した絵本

だいじょうぶだいじょうぶ

小さなぼくが不安な気持ちになると、いつもおまじないの言葉で助けてくれたおじいちゃん。生きていくためのしなやかな強さを育む、心にしみる絵本です。

どくしゃのみなさんへ
おじいちゃん、おばあちゃんをさそって、みんなで、さんぽにでかけよう。ゆっくり、のんびり、あるいていけば、ほら、ぼくらのまわりは、こんなにも、たのしいことがあふれてる。――いとうひろし

絵本ナビでも大人気のこの作品。大人も子どもも、自分のこととして読んでしまう、というのが大きな特徴かもしれませんね。尾木ママらしい推薦内容で、すっかりスタジオも優しい雰囲気になりました。

 

そして、最後に加藤さんのオリジナル絵本の登場です。5歳でこのレベルの事を書けちゃうの!?と驚いてしまいますが、きっと今作っている作品の発想とつながるものがあるのだと思うと、より加藤さんの頭の中に興味を持ってしまいますよね。

又吉さんも自作の絵本を作ったことがあると語ってくださっていましたが、お二人の原動力が「発想がどんどんでてくる!」「書きたいという衝動」だとそれぞれおっしゃられていたのが印象的。やっぱりお二人は作り出す立場の方なんだろうな、と納得してしまう一幕でした。

 

最後は放送されませんでしたが、お二人が絵本を通して大人と子どもが対等に会話できる時間が増えると嬉しいという話に共感してくださったのがとても印象的でした。

絵本の面白さというのは、読んだ後に心が動いたり、

考え方が揺らいだり、絵本を読んで自分で何を感じてどういう物語にしていくかということ。

 

子どもだとしたら、それを誰に読んでもらったか、

そういうエピソードもすべて含めて、その絵本の魅力になるのだと思います。

 

絵本ナビ編集長 磯崎園子(BSフジ「タイプライターズ~物書きの世界~」から)

磯崎園子 絵本ナビ編集長

1974年、愛知県生まれ。絵本情報サイト「絵本ナビ」編集長として、絵本作家さんへのインタビューやおすすめ絵本の紹介、絵本ナビコンテンツページの企画制作などを行っている。大手書店の絵本担当という前職の経験と、自身の子育て経験を活かし、絵本ナビのサイト内だけではなく新聞・雑誌・インターネット等の各種メディアで「子育て」「絵本」をキーワードとした情報を発信している。私生活では中学生の母としての顔を持つ。
 

いかがでしたか。

番組をご覧になられた方は、改めて絵本の魅力について再認識できたのではないでしょうか。是非、子どものためだけのものと決めつけずに大人も絵本の魅力にどっぷりと使ってみてはいかがでしょうか。

 

きっといつもと違う心の風景が見えてくると思います。そして私たち大人にもたくさんの気づきを与えてくれます。気づくのは、何歳からでも可能なのです。みなさんも是非、お二人のように絵本の面白さを探求してみてくださいね。

 

次回、「絵本の世界~大人にも読んでもらいたい一冊~」後編の放送は、9月28日(金)23時からです!こちらも是非ご覧くださいね!

「タイプライターズ~物書きの世界~」とは?

 かたや芸人、かたやアイドルながら、ともに小説を創作し作家としての顔を持つ二人が、ゲストに同じく作家を招き、その知られざる素顔や執筆の裏側を探求していく、史上初物書きの物書きによる物書きのためのバラエティー

 

 BSフジの放送では新進気鋭の作家を招き、じっくり腰を据えてトークを繰り広げます。
また、全国の書店員や出版社の編集者が、今だからこそお勧めしたい本を紹介するコーナーなどで、世の中の文学好きに新たな発見をお届けします。

【番組情報】

BSフジ「タイプライターズ~物書きの世界~」

毎月最終金曜日 23:00~放送予定

 

放送内容:

「絵本の世界
~大人にも読んでもらいたいこの一冊~」

番組MC:又吉直樹(ピース) 加藤シゲアキ(NEWS)
 

【前編】2018年8月24日 23:00~
ゲスト:磯崎園子 尾木直樹(VTR)

 

【後編2018年9月28日 23:00~

coming soon...

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絵本ナビ編集部
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