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【読んでみた】子どもに伝えたい!節分の由来を教えてくれる絵本12選

節分でどうして豆をまくの?豆まきの由来にまつわる絵本

2月3日がきたら、何の疑問もなく毎年「豆まき」をしている私たち。2月といえば、お馴染みの季節の行事ですよね。でも、「なぜ豆をまくの?」「どうして2月3日なの?」「節分ってそもそもなに?」「どうしてオニはそと、ふくはうちって言うの?」「なぜオニがでてくるの?」「そもそもなんでオニって角が生えてて、トラ柄のパンツはいてるの?」おっと脱線しました。そう、意外に大人も説明できないこの日本の行事。これはいかん!と思い、ちゃんとその理由を説明してくれる絵本はないかなと探してみました。それぞれ違ったアプローチで「節分」「豆まき」について教えてくれる絵本を見つけたのでご紹介します!

節分の由来を教えてくれる日本の昔話を絵本で読む

「豆まき」の由来を日本の昔話から教えてくれる絵本があります。この絵本を読むと、「豆をまく」理由や「おにはそと!ふくはうち!」と言う理由もわかります。どうやら、おふくさんという娘さんが登場するお話のようです。お話の最後に娘さんを守るために「豆」をまいてオニを追い払うのですが、その豆についた嘘がせつないのです。ちょっぴりオニが気の毒になってしまいますが、そんな由来話があったのですね!いろいろな絵本を読んでその違いを比べるのも面白いかもしれません。難しい説明よりも日本の昔話のほうが子どもたちにはしっくりと伝わりそうです。

 

『おにはそと!ふくはうち!』(文・絵いもとようこ 金の星社)
『おにはそと!ふくはうち!』(文・絵いもとようこ 金の星社)
おにはそと!ふくはうち!

せつぶんのゆらいがわかる えほん
鬼のお嫁さんにされてしまったおふくは、菜の花をたよりに村へ逃げ帰ります。追いかけてきた鬼に、おふくの母親は炒り豆をぶつけて「この豆から花が咲いたらおふくを返す」と言いました。鬼は今日も、花が咲くのを待っています。

鬼といりまめ 二月

雨を降らせてくれた代わりに、鬼のもとへ嫁いだおふくは、毎日母さんの所へ帰りたいと願っていました。2月3日節分に豆まきをするようになった由来話。

「節分」の歴史や「オニ」の謎「豆まき」の豆知識を絵本で読む

日本の昔話で「オニはそと!ふくはうち!」という由来はわかったのだけれど、なぜそれを現代の私たちがやることになったの?という疑問に昔話は答えてくれてない...!と気づいてしまいました。どうしてなんだろう。そもそも昔の日本からそういう風習があったのか?一体いつから?それでもってなぜ豆なの?まだまだ疑問があります。やっぱり、豆知識が必要です。そこで日本の「節分」を解説してくれる絵本と図鑑をご紹介します。

 

『せつぶんワイワイまめまきの日!』では、心が温かくなる節分にちなんだお話と一緒に、「え~!!知らなかった!!」という由来から、節分のいろいろを解説してくれます。個人的には、オニがどうして角があってトラのパンツを履いてるのか、長年気になっていたので、とてもスッキリしました。あと、豆が、「魔目」とか「魔滅」という意味にもなって、魔よけや無病息災につながる意味があった!なんて。くー!大人が納得してしまう絵本です。また、日本の季節の行事を解説してくれる素敵な絵本もとてもためになりますよ。

『せつぶんワイワイまめまきの日!』(作ますだ ゆうこ 絵たちもと みちこ 文渓堂)節分の解説
『せつぶんワイワイまめまきの日!』(作ますだ ゆうこ 絵たちもと みちこ 文渓堂)なぜ豆なんだろう?
『せつぶんワイワイまめまきの日!』(作ますだ ゆうこ 絵たちもと みちこ 文渓堂)節分おすすめの料理
せつぶんワイワイまめまきの日!

弱虫タカシの所へやってきた小鬼のキッチは…
節分の日、弱虫タカシの所へ小鬼のキッチがやってきました。タカシはキッチと、いじめっこになってしまったツヨシの所へむかいます!

かこさとし こどもの行事 しぜんと生活 2月のまき

節分、バレンタインデーなどたくさんの絵で行事の由来をわかりやすく紹介する行事絵本の決定版! 立春・雨水などの二十四節気やツバキの花遊び、雪の遊びなど季節の遊びも紹介。旧暦やうるう年についても図解します。

しばわんこの和の行事えほん

柴犬のしばわんこと三毛猫のみけにゃんこが日本の季節の行事の由来や意味を分かりやすく教えてくれます。お正月、節分、夏まつり…季節にゆかりのある遊びに触れながら、親子で楽しめる日本の行事を学んでいきましょう。

12か月の行事えほん

たぬき田一家が、まんぷく山に引っ越してきました。まんぷく山では、毎月楽しい行事が行われています。お正月は、おせち料理やお雑煮を食べて、福笑いなどで遊びました。
節分の日は、かもしか神社でこどもたちが豆まきをしました。3月3日は、うさぎのみみちゃんにひなまつり会によばれて、ちらしずしやひなあられを食べました。4月、まんぷく山ひろばのさくらが満開です。お花見会では、お弁当をおなかいっぱい食べました。5月、こいのぼりをとりつけたり、かしわもちをつくったり、大忙しです。6月、あじさい園のかえるさんから、結婚式によばれました。7月は七夕、8月は夏祭り、9月はお月見、10月は運動会、11月は七五三、12月はクリスマス会と年越しなど、四季のうつりかわりとともに、大切にしたい日本の行事を伝えます。「12か月の行事あれこれ」では、行事の解説だけでなく、風物詩なども紹介しています。

きせつの図鑑(小学館の子ども図鑑 プレNEO)

学力に直結する本格的「きせつ体験」図鑑
◆行事◆ことば◆四季の色◆旬の食べ物◆植物◆昆虫◆生き物◆飼育と観察◆遊び◆天気◆星座◆四季の歌
【きせつとともに 知育の芽をすくすくと伸ばす】
季節にまつわる一年の行事や暮らし、食べ物や自然など、普段の生活から子どもたちの興味を引き出し、無理なく知識へと育てる新図鑑の誕生です!
授業の理解が早くなる!小学校の受験に強くなる!学習性を重視しながらも、絵本のような楽しさがいっぱい!

「節分」を思いっきり楽しんじゃうユーモア絵本 現代版!

もちろん、由来を知ることも大切だし、日本の行事は未来の子どもたちにも日本人として伝えていきたいなと思う一方で、「節分」をイベントとして楽しんでしまいたい!という日本人のお祭り大好き魂もウズウズ。現代版「豆まき」ともいえる、子どもたちが爆笑しちゃう面白い絵本も読んでみたいですよね。そんな一風変わった絵本をご紹介します。

『オニたいじ』(作森絵都 絵竹内通雅 金の星社)現代の豆まきシーン
『オニたいじ』(作森絵都 絵竹内通雅 金の星社)正義感の強い豆たちはどこへ?
『オニたいじ』(作森絵都 絵竹内通雅 金の星社)宇宙?!一体どういうこと!
オニたいじ

森 絵都&竹内通雅のユーモア絵本
小さな まめたちの 大きな 冒険! ~みんなの幸せを祈って まめたちはきょうも行く~節分の日の豆まき。今年の豆たちは、オニのお面をつけたおじさんではなくて、世界にいる本物のオニを退治したいと考えた。豆たちは、自転車泥棒、銀行強盗、密猟者、地球の侵略者を撃退。痛快で楽しいオニ退治の絵本。

ふくはうちおにもうち

節分の夜、男が一人で酒を飲んでいると、外で「さむいよー」と声がする。だれかと思ったら、鬼たちだった。それなら入れと男は誘い、やがて宴会がはじまった。そこへ……

まめまきバス

『いただきバス』『いもほりバス』『たなばたバス』に続く、バスシリーズ4作目です。今日は節分。ところが、町ではカゼオニが大暴れしています。バスとねずみくんたちは、カゼオニをやっつけるため、豆を持って町に向かいます。毎回、行事に合わせて、お話を作ってくださる藤本ともひこ先生。今までにない楽しい節分の絵本を作りたいと三年以上かけてできあがりました。かいじゅうオニが出てきたり、バスからたくさんの手がのびたり、子どもたちが楽しめる要素が満載。その上で、節分行事もわかるないようになっています。皆さんも豆まきで悪い鬼をやっつけてくださいね!

せつぶんのひのおにいっか

親子で楽しむ季節と行事のよみきかせ絵本
おにファミリーに、悲劇の日がやってくる!?ふだんはのんきにくらしている、おに父さん、おに母さん、子おにの3人。でも、きょうは節分。どうする、どうなる、おに一家!おにの いっかは、きままな くらし。たった いちにちを のぞいては……。

きょうはせつぶんふくはだれ?

節分の日の前やあとに読みたい! 「きつねのたなばたさま」で人気の正岡慧子先生のおはなしです。節分の夜に起こった小さな事件。謎ときに活躍する大きな牛。スリリングな展開の、ひと味ちがったお話絵本。
【担当編集者からオススメの一言】
「おにはそと、ふくはうち」という節分のおなじみの掛け声。季節の変わり目の健康祈願や厄除けの行事ですが、「ふくはうち」といったときに、誰も入ってくる気配がない不思議……。そんな発想からうまれたお話です。山からやってきた鬼の子と、牛やねずみとの出会い。にせものの「ふく」をやっつけて仲間たちの絆が深まります。節分の前後に読みたいお話です。

いかがでしたか。節分の由来や歴史、日本で古くから伝わる風習を知ると、「豆まき」は去年よりももっと楽しく、奥深いものになるのではないでしょうか。みなさん、それぞれの「節分」をご家族でお楽しみくださいね。

うちのだるまちゃんたちも節分を楽しむみたいです!

富田直美(絵本ナビ編集部)

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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