【news】5/10-5/20「おれたち、ともだち!」絵本シリーズ20周年記念原画展@神保町ブックハウスカフェ
最新作『さよなら ともだち』の原画が全点展示、画家降矢ななさん書き下ろしのイラストも限定販売!
今年20周年を迎えた、キツネとオオカミの友情を描いた人気絵本「おれたち、ともだち」シリーズを記念して、ただ今、原画展が神保町ブックハウスカフェで開催中です。
最新刊『さよなら ともだち』の原画全点をはじめ、『ともだちや』などあわせて40点以上の原画が展示されています。この原画展のために、降矢ななさんが書き下ろされたイラストの販売(数量限定・先着順)もあるそうですよ。ぜひお近くにお出かけの際はお立ち寄りくださいね。
最新作『さよなら ともだち』はどんなおはなし?
第1作の『ともだちや』で、1回100円で友だちになる「ともだちや」というおかしな商売をはじめたキツネ。
そんななかオオカミに出会います。楽しくトランプあそびをしたふたり。キツネはてっきりオオカミが「ともだちや」の商売にのったのかと思い、おだいをちょうだいしようとしたのですが……オオカミは大変怒って……!
時にケンカをしたり、ヤキモチを焼いたりしながらも堅い友情を育んでいきます。
今年2月に刊行された最新刊『さよなら ともだち』ではキツネが「ともだちや」をはじめる前のお話が明かされます。キツネは親友のオオカミに出会う前、たくさんのともだちと「さよなら」したこと、この森にきてさびしかったことを語ります。それはオオカミもおなじでした。そうして出会ったころのことを思い出し、絆を深めるお話です。
『ともだちや』から始まった「おれたち、ともだち!」シリーズの最新刊。キツネのおかしな思いつきから、友だちになったオオカミとキツネ。おたがいの誤解でけんかをしたり、やきもちをやいたり、ちょっと苦手な友だちや、新しい友だち……さまざまな友だちに関わるできごとをつづる絵本シリーズ。最新刊は、キツネのおかしな思いつき「ともだちや」を始める前の、キツネとオオカミのお話。さよならは寂しいばかりじゃない、さよならは出会いの始まり。「かわが うみに であったように キツネが オオカミに であったように オオ カミさま! オオ カミさま!」ふたりの歌声が満月の夜の森に響き、心が熱くなります。降矢ななさんのイラストもふたりの友情に厚みを加えて魅力的。なつかしいシーンも登場します。
「おれたち、ともだち!」シリーズ 作品紹介
|タイトル|『ともだちや』/『ともだち くるかな』/『あしたも ともだち』/『ごめんね ともだち』/『ともだち ひきとりや』/『ありがとう ともだち』/『あいつも ともだち』/『ともだち おまじない』(*)/『きになる ともだち』/『ともだち ごっこ』/『よろしく ともだち』/『いつだって ともだち』/『さよなら ともだち』
|価格|本体各1,000円+税(*のみ1,200円+税)
|対象年齢|3歳から
「おれたち、ともだち!」シリーズ
著者紹介
内田麟太郎
1941年福岡県大牟田市生まれ。個性的な文体で独自の世界を展開。『さかさまライオン』で絵本にっぽん賞受賞、『がたごとがたごと』『すやすやタヌキがねていたら』で日本絵本賞受賞、『うそつきのつき』で小学館児童出版文化賞受賞。詩集『ぼくたちはな く』で三越左千夫少年詩賞受賞。ほかの主な作品は「ワニぼう」シリーズ、『十二支のおはなし』、「おれたち、ともだち!」シリーズなど多数。
降矢なな
1961年東京生まれ。スロヴァキア共和国のブラチスラヴァ美術大学で石版画を学ぶ。和洋両方の味を合わせ持った独特の画風。主な作品に『めっきら もっきらどおんどん』『きょだいなきょだいな』『おっきょちゃんとかっぱ』『まゆとりゅう』『いそっぷのおはなし』、「おれたち、ともだち!」シリーズなど多数。
「おれたち、ともだち」シリーズ20周年記念原画展
会期:2018年5月10日(木)〜5月20日(日)
12:00〜18:00(会期中無休)
会場:ブックハウスカフェ 2Fギャラリー
東京都千代田区神保町2-5
入場料:無料
*最終日5/20(日)、画家の降谷ななさんの在廊が決定いたしました! 絵本へのサインも受け付けてくださるそうですので、ぜひ足をお運びください!
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