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親子で読みたいひなまつりの絵本!人気ランキング1位~10位

ひなまつりの由来を知る絵本から、おひなさまが動き出す楽しい絵本まで「ひなまつりの絵本」10選

1年に1度、女の子にとってはちょっぴり特別な日。それが3月3日の「ひなまつり」です。おひなさまの絵本を読むことで、より親子で過ごす「ひなまつり」の時間が特別なものになるように、絵本ナビでは季節のテーマ別絵本としてたくさんの「おひなさま」の絵本をまとめてご紹介しています。

 

・ひなまつりの由来を教えてくれる絵本

・ひなまつりの準備を教えてくれる絵本

・おひなさまが主人公の絵本

 

など、ひとえに「ひなまつり」がテーマといってもさまざまな絵本があります。みなさんはどの絵本がお気に入りでしょうか。絵本ナビが独自に集計した、「ひなまつり」の絵本人気ランキング10位から1位まで発表します!どれもみなさんが選んだ素敵な絵本ばかりです。是非、絵本選びの参考にしてくださいね。

10位 『ひなまつりこびとのおはなし』(童心社)

多くの学習絵本や行事絵本をてがけている、まついのりこさんの「行事こびとのえほん」シリーズです。こびとがとても可愛らしく「ひなまつり」の準備をする様子に、小さな子どもたちもみな笑顔に♪

まついのりこさんの「行事こびとのえほん」シリーズ ひなまつりこびとのはなし

ひなまつりこびとのおはなし

3月3日に、ひなまつりこびとがおひなさまをはこから出すと、ぼんぼりが一本たりません…。

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=12768

読者の声より

今年は娘の初節句。
そんなわくわくした気分でいたときに図書館で見つけました。
ひなまつりの準備をするこびとさんたち。
みんなで仲良くたのしそうに準備をする様子が
かわいいイラストと共に描かれてます。
そして、お雛さまを飾る意味を分かりやすく
教えてくれます。
華やかなイラストに娘もニコニコ笑って
楽しそうに聞いてくれました。
いつかこのこびとさんたちのように、
娘と一緒にお雛さまの準備が出来る日が来ると
いいなと、思いました。
(みえあかりさん 30代・ママ 女の子0歳)

9位 『おいしいおひなさま』(ほるぷ出版)

すとうあさえさんの「はじめての行事えほん」シリーズ(身近な行事に興味を持ちはじめた子どもたちに向けて、日本の伝統をやさしく伝える絵本シリーズ)のひなまつりのお話。これまでになかった「おひなさま」の発想にはびっくり! でもとっても楽しい一冊です♪

自分だけのおひなさまをつくろう! さあ、どんなおひなさまができるかな?

おいしいおひなさま

きょうはひなまつり。ねずみちゃんと、りすちゃんと、うさぎちゃんと、たぬきちゃんは、おひなさまがほしくてたまりません。そこで、自分だけのおひなさまをつくることに。さあ、どんなおひなさまができるかな? 身近な行事に興味を持ちはじめた子どもたちに向けて、日本の伝統をやさしく伝える絵本シリーズ。

読者の声より

ねずみちゃん、りすちゃん、うさぎちゃん、たぬきちゃんが、
おひなさまを見て、自分たちで作るお話です。
なるほど、それぞれ、チーズ、どんぐり、にんじん、お花で作るのですね。
なかなか力作だと思います。
自分たちで作る、という所が、ポイント。
「おいしい」という視点が新鮮でした。
幼稚園児くらいから楽しめそうです。
(レイラさん 50代・ママ )

8位 『新装版 おひなさまのいえ』(世界文化社)

お店に残ってしまったひな人形たちが、自分たちで自分たちの家を探す冒険の旅に出かけるという、自立したおひなさまたちにたくましさを感じるお話。人気のお話が2023年に新装版として登場しました。

自立したおひなさまを応援したくなる! 現代のひなまつり絵本

新装版

お店に残ってしまったひな人形たちが、自分たちで自分たちの家を探す冒険の旅に出かけます。挫折しかけた時に、ひな人形のもとの姿である「ながしびな」たちに出会い、いっしょに川を下り、家をみつけます。親子で読んで、どきどきわくわくしながら、ひな人形たちに親しめるお話です。見返しには、ひな人形の由来や、並んだときの名称、また、行事食であるひしもちの色の意味や、ちらし寿司を食べる意味なども満載。押し絵風の半立体の絵も心温まります。

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=178915

読者の声より

図書館の季節のコーナーで見つけました。
売れ残った雛人形たちが、お店を飛び出して旅に出かけるお話です。
おひなさまたちが、みな、ちりめんの布や和紙で描かれているのがとってもキュート。着物が並ぶページは艶やかで、見ていてとても気分が上がりました。
子どもだけでなく、手芸好きの大人も楽しめる絵本です。
(クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子13歳)

7位 『わたしのおひなさま』(岩崎書店)

「ひなまつり」の元になった伝統行事「流しびな」のお話です。伝統に触れることがますます難しくなる現代の生活の中で、絵本はわかりやすく子どもたちに教えてくれます。

ひなまつりの伝統と日本の古き良き時代がよみがえる絵本

わたしのおひなさま

ももちゃんがおばあちゃんとおかあさんといっしょにおひなさまを川に流しています。すると、川の中から、手がのびてきて、ももちゃんのおひなさまが取られてしまいました。

読者の声より

流しびなという風習があったことを初めて知りました。ひなまつりの元になっている行事だったんですね。勉強になりました。
願いを込めたおひなさまが流したとたんに河童に持ってかれたももちゃんに同情しましたが、河童の、娘の病気が直したいという事情を知ると、何が何でも流しびなを手に入れたかった理由もよく理解できました。
無事に河童のかなこちゃんの病気も治り、おひなさまも、川の中の川にももちゃんと河童たちとで一緒に流すことができ、一件落着良かったです。
ももちゃんの不思議な体験を、おばあちゃんは知ってたんですかね。実は昔そういう経験があったのかな?
息子も、思ってたひな祭りのお話とは違ったけれど、河童や川の中のいろんな生き物が出てきたりして、そういうところが楽しかったそうです。
(てつじんこさん 30代・ママ 男の子7歳、男の子4歳)

6位 『だあれ?だあれ?のひなまつり』(講談社)

桃の節句ともよばれる"ひなまつり"。その起源は平安時代まで溯れるという、歴史ある行事のひとつ。その"ひなまつり"の絵本を、人気の絵本作家・えがしらみちこさんが描いた2025年の新刊です。発売後すぐに人気となり、数日で重版となった話題の作品です。

季節を感じる心をはぐくむ、えがしらみちこさんの行事えほん

だあれ?だあれ?のひなまつり

ひな人形たちが、ひとりずつごあいさつ。あれあれ、ひとりたりないよ? 自然に行事が学べて、ひなまつりが楽しくなる絵本。

3月3日は桃の節句、ひなまつり。その由来は、古代中国の邪気を払う行事「上巳の節句」にあり、性別や年齢を問わないものでした。女の子も男の子も、幸せに育ってほしいと願うのは一緒。家族みんなで楽しみたい行事です。
この絵本では、ひなにんぎょうの、おびな、めびなや、さんにんかんじょ……それぞれの名前や役割を、子どもたちにわかりやすく紹介しながら、ひなまつりという行事にいざないます。年に一度の行事に親しめる一冊です

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=267337

読者の声より

もうすぐひな祭りということで、読みたいと思いました。
おひなさまたちも、えがしらみちこさんが描くと、こんなに愛らしく温かな雰囲気になるんですね。
それぞれの名前や役割をわかりやすく紹介してくれる作品。読みながら、ひな祭りの行事を知ることができます。
節句を迎えるお子さんへのプレゼントにしてもおしゃれかなと思いました。
(クッチーナママさん 50代・ママ 女の子20歳、女の子17歳、男の子15歳)

5位 『ひなまつりルンルンおんなのこの日!』(文渓堂)

季節の行事を紹介する絵本に必ず登場する「ますだゆうこ&たちもとみちこの絵本」シリーズから。「ひなまつり」をテーマにした楽しい物語とは別に、豊富な豆知識を紹介してくれるのもこの絵本の特徴です。親子で楽しく「ひなまつり」を学べる絵本です。

ひなまつりの前に読んでおきたいひなまつりの豆知識絵本

ひなまつりルンルンおんなのこの日!

ひなまつりの日、ゆずちゃんの家のおひなさまたちは、ゆずちゃんがお出かけしている間に大冒険をはじめたから、さあ大変! ますだ&たちもとのコンビで贈るシリーズ、ひなまつりのお話です。
 

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=82922

読者の声より

ゆずちゃんの家に飾られているひな人形たちが、動き出しました。
ゆずちゃん家族は朝からお出かけで、家には猫しかいなかったのです。
まず最初に動いたのは、おひな様。
猫の背中に乗って、家から出て行ってしまいました。
慌てたのは他のみんなです。
お内裏様が、急いで追いかけます。

一方、おひな様は猫から落ちてしまったり扇を取られてしまったり、さんざんな目にあっています。
はたしてお内裏様は、おひな様を救うことができるでしょうか?

とても楽しい絵本です。
ひな祭りに関することも説明されているので、知識が増えます。
漢字にはルビが降られているから、お子さんだけで読むことも可能です。
おひな様たちだけの誰も知らない大冒険を、ぜひ読んでみてください。
(めむたんさん 40代・ママ 男の子18歳)

4位 『のはらのひなまつり-桃の節句-』(金の星社)

子どもたちがおひなさまを作って遊べるヒントがつまっているのがこの絵本です。タンポポで作るおひなさまの可愛らしいこと!優しい絵も素敵です。

子どもたちの創造力を刺激する!おすすめのひなまつり絵本

のはらのひなまつり-桃の節句-

色紙で作ったともこのおひなさまが、風にとばされてたんぽぽのはらの動物たちのところへ。人間も動物もひとつになれる幼児の遊びの世界で、ひなまつりの楽しい情景をいきいきと伝えます。たんぽぽびなの作り方付。

読者の声より

ともこちゃんが作った折り紙のお雛様が風にふかれて野原の動物達のもとへ。動物達はちょうどたんぽぽでお雛祭りをするところだったのでともこのちゃんのお雛様も一緒に並べました。

①子供がおりがみでお雛様を作る
②タンポポでも作れる

子供の遊びのヒントが詰まっていました。こういう絵本を読むと子供たちは造形する力を養うんじゃないでしょうか。ひなまつりに読む本の中で私の一番おすすめです。

(事務員さん 30代・ママ 女の子6歳、女の子4歳)

3位 『ひなまつりにおひなさまをかざるわけ』(教育画劇)

ひな祭りは、古代中国の上巳の節供が、日本に伝わる祓いの行事と結びついたものといわれています。初めは紙で作られていた人形ですが、次第に精巧なものへと変化し、流していたものが飾られるようになっていったのだそう。時代とともにその姿を変えてきたひな祭り。その精神を分かりやすく伝えてくれる貴重な一冊です。

人形に託す思いとは? ひなまつりの由来がわかる絵本

ひなまつりにおひなさまをかざるわけ

子供の病気や災いを人形に託して川へ流すという「流し雛」、ひな祭りの由来となったこのお話が一番丁寧に描かれているのでは。熱が下がらなくなった妹を必死で看病する兄。妹がいつも大切にしていた兄の作った粗末な木切れの人形が病気から救ってくれるのです。豪華な雛人形に見慣れた今の子供達も、この切実な願いのこもった小さな人形や兄弟愛に心を動かされるのではないでしょうか。
 

読者の声より

「そういうわけだったのかあ」
この絵本を娘に読んであげ、読み終わった瞬間に娘が言った言葉です。
ひなまつりがどういう風に始まったのか、しみじみと納得できた
ようです。こんな風にほんの小さな子どもにも、しっかり風習の意味を
納得させることができるなんて、いいなあって思いました。
三郎次が、妹のおはなのために愛情こめて作ったお人形だったからこそ
(たとえ人形らしくない木をつなぎあわせたものだったとしても)
おはなの病気の身代わりになってくれたのでしょうね。
我が家にも娘が産まれた時に、夫の母が木目込みで作ってくれた
男びなと女びながあります。娘の成長をきっといつまでも見守って
いてくれるだろうなって思います。
(ぽこさんママさん 40代・ママ 女の子5歳)

2位 『みんなでおひなさま!』(教育画劇)

小さな子どもでも「ひなまつり」の楽しさを体感できる、「しかけ絵本」です。しかけとなったおひなさまが素晴らしいです。

子どもが大喜び!ひなまつりのしかけ絵本の決定版

みんなでおひなさま!

大きなおひなさまを作りたかったの!
段々のしかけページであーらびっくり。とても楽しいひなまつりになりました。

読者の声より

おじいちゃん、おばあちゃんに見せようと大きなお雛様を作る こぐまのまー。でも、風にとばされて、作りかけのお雛様は、壊れてしまいます。そこにやってきた こぐまのくー。機転を利かせて、大きなお雛様を完成させます。この部分が、しかけになってますが、すごく素敵なお雛様です♪
やったね!まー。大きなお雛様良かったね☆
やったね!くー。ナイスアイディア☆
アイディア満載。笑顔満載。素敵なひなまつりでした♪
(しゅうくりぃむさん 40代・ママ 女の子5歳)

1位 『もりのひなまつり』(福音館書店)

やっぱり物語のある「ひなまつり」の絵本が好き!おひなさまが森へ冒険するおはなしです。男の子も一緒に楽しめる内容なのがいいですね。特に読み聞かせで読まれ、お友だちと一緒に楽しむことができる絵本です。夢があふれる、ワクワクがとまらない内容は子どもたちに大人気のようです。

ワクワクをみんなで!ひなまつり時期の読み聞かせにもぴったりの絵本

もりのひなまつり

森の近くの家の蔵に住んでいるねずみばあさんのところに、のねずみたちから「森のひなまつりをしたいので、おひなさまを森に連れてきて下さい」という手紙が届きました。そこで、ねずみばあさんはおひなさまといっしょに森に出かけました。森でおひなさまたちは、動物たちと歌ったり、踊ったり楽しく過ごしました。ところが、帰り道で、雪が降り始め、蔵に戻ったおひなさまたちは、すっかり汚れてしまっていました。さあ、大変!

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=1865

読者の声より

幼稚園での読み聞かせ会に持参しました。
対象は4歳児と5歳児。

ひな祭りの前に読み聞かせ会があったので、
何冊かのひな祭りの絵本の中から選びました。
優しい語り口、優しい絵、ワクワクする感じが
気にいったので…。

幼稚園でもお雛様の飾り付けが終わった後で
立派なお雛様の前で読ませてもらったので
まさにビンゴ!な選択だったなぁと思います。

子どもたち、楽しんで聞いてくれました。
飾り付けられたお雛様のページを見て、
読み終わった後に、私の後ろを指差して
「ほら、同じのあるよ!」と言った子どもがいたので
「このお雛様も『もりのひなまつり』にいったかもね」と
言うと、みんな嬉しそうに笑ってくれました。

ちなみに中に出てくるおひなさまたちが歌う歌は
「うれしいひなまつり」♪明かりをつけましょ、ぼんぼりに♪
をあてて歌いました。ちょうどぴったりでしたよ~!
(将軍亭琴音さん 30代・ママ 女の子11歳、女の子8歳、女の子6歳)

https://www.ehonnavi.net/special.asp?n=102 ひなまつりの絵本はこちらから

いかがでしたか。

素敵な「ひなまつり」のお時間が過ごせますように!

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絵本ナビ編集部
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