ハナをほじるのには・・・「りゆうがあります」
子どもたちが、ついやってしまうクセ。
「ハナをほじる」「びんぼうゆすりをする」「イスのうえでジタバタしちゃう」「ストローをガジガジしちゃう」・・・聞いているだけで、ついつい「やめなさい!」って叱ってしまいそう。
でも、子どもには子どもなりにちゃんとした「りゆう」があるそうです。
じゃあ、その「りゆう」っていうのを聞いてみましょうか。
あ!また ハナ ほじってる! ダメよ!!」
・・・しまった。今、ぼくはハナをほじっている。
そんな瞬間、子どもならしょっちゅう体験しているはず。
当然、おかあさんにはいつも怒られる。
りゆうは、「おぎょうぎが わるいから」。
確かにその通り。
だけど、ぼくにもなにか「りゆう」がほしい。
ちゃんとしたりゆうがあれば、ハナをほじってもいいんじゃないだろうか。
そこで、ぼくがおかあさんに答えた「りゆう」とは・・・?
どうやらこの絵本では、子どもたちに「そのクセをやめなさい!」なんて言うつもりは、さらさらないようです。
「へー・・・そうなんだ」
おかあさんだって思わず納得しちゃうほど、そのりゆう(いいわけ?)がとにかく面白い。
奇想天外、だけど確かに「正当」。何なら、もっと他のりゆうが聞きたいくらい。
なんだかヘンテコだけど笑っちゃうこの絵本。
作者は、絵本『りんごかもしれない』『ぼくのニセモノをつくるには』で大きな話題を集め、今もっとも注目を集めている作家さんのひとり、ヨシタケシンスケさんです。
ヨシタケさんってどんな人? アイデアはどこから生まれてくるの?
興味がわいてきた方は、こちらのインタビュー記事をどうぞ!
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絵本ナビ編集部
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