【クリスマス】最新のクリスマス絵本をピックアップ! 「2018年 新刊クリスマス絵本」(1)
いよいよ、今年もクリスマスの時期がやってきました♪
毎年楽しみにしている子どもたちに、絵本を読んであげたい、プレゼントしてあげたい! 定番絵本もいいけれど、新しいクリスマス絵本はどんなのが出ているのかな?
最新のクリスマス絵本を探している方へ、2018年発売されたばかりのクリスマス絵本を少しずつご紹介していきたいと思います。
まずは、この3冊から…!
クリスマスを待つワクワクを味わえる、最新クリスマス絵本3冊
クリスマスのわくわく感、プレセントをもらう嬉しさがつまった楽しい絵本『ぼくたちのプレゼントはどこ?』
ぼくたちのプレゼントはどこ?
今日はクリスマス。
部屋にはサンタさんがおいていってくれたプレゼントがたくさん!
朝いちばんに起きてきたのは、2匹のねずみくんたち。
さっそく一つ一つプレゼントをのぞきこんでいるよ。
プレゼントでぱんぱんにふくらんだ靴下、
色とりどりのキャンディー。
絵本も!
ねずみくんたちは、ツリーに登って、あたりをキョロキョロ。
何かを探しているのかな?
かっこいいおもちゃにドール・ハウス、真っ赤な車に大きなお人形。
ああ、素敵…。
ページをめくるたびに登場するプレゼントに、うっとり。
でも、ねずみくんたちが探していたものは見つかったのかな…?
リチャード・スキャリーの描くクリスマスプレゼントの数々は、愛らしくて、かっこよくて、クラシカル。私たちがどこかで憧れるアメリカのクリスマスの雰囲気。読んでいるだけで、ワクワクが伝わってきますよね。ひとつひとつ名前を確かめたり、好きなものを選んでみたり、包み方を真似してみたり。小さな子から楽しめるクリスマス絵本、存分に味わってくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
とっておきのクリスマスツリーの飾り方!『クリスマスツリーをかざろう』
クリスマスツリーをかざろう
ほっそりのっぽの木、まんまるふとっちょの木。
とがっている木、つやつやしなやかの木…どれにしようかな?
何をしているかと言えば、クリスマスツリーにする木を選んでいるのです! 本物の木を買ってきて、家に持ち帰り、飾り付けるのです。こんなワクワクすることが、外国では珍しいことではないのです。
この絵本では、ツリーを買ってきて、家の中に設置して、お水をあげて、オーナメントをつけて…準備からお手入れや飾り付けのコツまで細かく教えてくれながら、クリスマスに向けてどんどん気分を盛り上げてくれます。さらに、もっと楽しむポイントがたくさん! ジャーヴィスのポップだけど優しい色で描き出すツリーの絵も最高に素敵です。
こんな夜を過ごせたらな…そうやって憧れるだけでも幸せな気持ちになれるんですよね。クリスマスって。だからこそ、プレゼントにもおすすめな一冊です。表紙にはキラキラなリボンもかかっていますよ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
世界18か国のクリスマスの過ごし方『メリークリスマス-世界の子どものクリスマス-』
メリークリスマス-世界の子どものクリスマス-
クリスマスは、イエスさまのたんじょうびをお祝いする日。
そして、世界が平和になることを願い、すべての者が幸せになるように祈る日でもあります。
その方法は、国によって地方によって、それぞれ伝統や風習が違うのです。
「世界18か国のクリスマス」
見てみたいと思いませんか?
例えば、よく知られているのは、イギリスやアメリカのクリスマス。
ドイツでは、子どもたちがクリスマスツリーを初めて目にするのはイブの夜。
一番星をまって、お祝いをはじめるポーランド。
妖精のために、おかゆを外に出しておくノルウェー。
着飾って行列をつくり、家々をたずねていくのはメキシコ…。
フィンランドでは、イブの朝にクリスマスツリーをとりに行き、
ノルウェーの子どもたちは、ニッセという小人のことを忘れません。
では、日本の子どもたちはどうでしょう?
この絵本では、まず最初にクリスマスの物語を教えてくれます。その上で、パリ在住の絵本作家市川里美による70点以上の繊細で可憐なイラストによって、私たちは日本にいながら、世界中の子どもたちの特別な時間を味わうことができるのです。その違いに興味を持ち、それぞれの国の美しい光景にどんどん惹きこまれてしまいます。本当に、様々な国の子どもたちが一緒にクリスマスパーティを楽しむことができたら、どんなに楽しいことでしょうね!
クリスマスが待ち遠しい子どもたちに。
子どもたちの幸せを願ってやまない大人に。
ぜひ手に取ってもらいたくなる、読み応えのあるクリスマス絵本の一冊です。
讃美歌やケーキのレシピも紹介してくれていますよ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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