【絵本ナビ限定商品】新井洋行さんの人気赤ちゃん絵本が、親子おそろいで履けるソックスになりました!
こんにちは、ショップ店長のセトグチです。
突然ですが、みなさんの「ごきげん」は、どこからやってきますか?
おいしいものを食べたり、欲しかったものを手に入れたり、人それぞれだと思います。
自分は、と言うと。
お気に入りのソックスを履くとうれしい気持ちが足元からこみ上げてきて、スキップしたくなるほどごきげんになっちゃいます。
「おしゃれは足元から」とよく言いますが、足元のおしゃれが楽しくて仕方がないのです。
それに、ソックスならお手頃価格で手に入ります。
「ちょっと可愛すぎるかな?派手かな?」と思うデザインでも、コーディネートのポイントになってくれるので、挑戦もしやすいですよね。
そこで、ひらめいてしまったのです。
「絵本作家さんがソックスのデザインを手がけたら、どうなるんだろう」
普通とはちょっと違う発想で、ソックスのデザインを遊んでくれるのでは…?
そんな期待を胸に、さっそく普段からおしゃれな絵本作家さんに声をかけ、一緒にソックスを作ってしまいました!
足元で遊ぶ楽しみを、もっと多くの人とシェアできたら!もっと遊んでもらえたら!絵本ナビが提案する「足元のおしゃれ」を、ぜひ楽しんでください♪
贅沢な描き下ろしデザイン♪赤ちゃんの時に大好きだった絵本が、今度はソックスで楽しめます!
色、形、表情、動きで、これまで多くの赤ちゃんを夢中にさせてきた絵本作家 新井洋行さん。岩崎書店から刊行されている「すこやかあかちゃんえほん」シリーズの絵本『しろとくろ』と『カラフル』は、代表作の一つです。
絵本ナビでも人気のこの2作品が、親子おそろいで履けるソックスになりました!なんと、新井洋行さんによる描き下ろしデザインです。
絵本『しろとくろ』
しろとくろがぐにゃーとのびたり、ちぢんだり。いっしょにあそんでいるみたい!赤ちゃんの目線で作られたおどろきの絵本です。生まれてはじめての読みきかせにもぴったり!
<中央大学文学部心理学研究室赤ちゃん学の専門家山口真美教授より>
「赤ちゃんの世界の謎解きをしてみませんか?」
これは赤ちゃんの目線で作られた絵本です。そして大人にとっては、赤ちゃん世界を知る、謎解き
絵本でもあります。この絵本には、赤ちゃんの好きなものがいっぱいあります。大人の目には、こ
の本は地味に映るかもしれません。赤ちゃんの好きなものは、大人とは違うのです。赤ちゃんは、
コントラストのはっきりしたものが大好きです。しろとくろは大好き。顔も大好きです。どうぞこ
の絵本から、赤ちゃんの好きなものを探し出してみてください。
【絵本ナビ限定】新井洋行『しろとくろ』 ソックス
しろとくろがぐにゃーとのびたり、ちぢんだり。まるでいっしょに遊んでいるみたい!自由自在に形を変えていくのがおもしろい絵本『しろとくろ』のソックスです。目が離せない絵本の世界が、ファッションとしても楽しめるなんて!これはうれしいですよね。
にこにこ笑顔でピース!黒のワンピースともばっちり合ってますね。靴を脱いで、「見て見て!」と自慢したくなる可愛さです。
キッズサイズ、レディースサイズと2つサイズがあります。親子おそろいで履くと、とってもかわいいですよ♪
絵本『カラフル』
カラフルな三角が、にょきにょきにょき。ちいさなまるが、ころりんころりん。
かくかく四角が、ごっちんこ!
みんなが集まり、むにょーん、ぱっ!
最後にはじけて、おどって、ぱぱぱ!
0歳の赤ちゃんが大好きな色と形がいっぺんに楽しめる、赤ちゃんの目線で作られたおどろきの絵本第2弾です。赤ちゃんの目線で作られたカラフルえほん!
◆中央大学心理学部 赤ちゃんラボ 山口真美教授より◆
「ことばの前の赤ちゃん世界です。
青・赤・黄色…私たち大人はことばで色を語りますが、ことばを知る前の赤ちゃんも、色のちがいを感じています。
赤ちゃんは、青や赤が大好きです。しかし赤ちゃんが感じる色は、大人の目線とは異なるようです。大人になるに従い、見慣れた風景の中にある色になれることによって、色の見方は変わっていくのです。
この絵本は、ことば以前の目線で色を語っています。この絵本から、赤ちゃんの好きな色を探し出してみて下さい。赤ちゃんといっしょに、さまざまな色の世界を感じてみませんか。」
【絵本ナビ限定】新井洋行『カラフル』 ソックス
色鮮やかなカラフルな色たちが、三角や丸、四角などいろいろな形になり、ニコニコ笑いながら、集まったり、離れたり。見ているだけでわくわくする絵本『カラフル』のソックスです。
サイズが合えば、男性もレディースサイズ(22~25cm)が履けました!ズボンからチラリと見えるのがおしゃれですね。
お友達同士で履いても、とっても可愛いです!
新井洋行さんに5つの質問!
質問1:企画の始まりは「『しろとくろ』と『カラフル』のソックスが欲しい!」というセトグチの思いつきからでした。すぐに「作りましょう!」と言ってくれましたが、元々ソックスや靴はお好きなのですか?
新井:ソックスも靴も、好きで集めています。ママ友と集まる機会があるのですが、そこで「今何が一番欲しい?」という話になった時に「すごくお気に入りのソックスが欲しい。」と発表したくらい好きです。靴は20足ほど持っています。
ソックスは「HappySocks」というブランドのデザインが好きで、お店に見に行くこともあります。企画を聞いたときは「HappySocks」みたいに元気な感じのソックスが作りたいと思いました。
質問2:企画の決定後、すぐに初回のラフを描いてくれました。それをベースに相談しながら、短期間でどんどん新しいデザインが誕生していって…振り返ってみると、本当にたくさんのアイディアがありましたね!
新井:集中して一気にやるのが大事だなと思っています。「よっこいしょ」とやり始める方が大変で。取り掛かってしまえば、いくらでもアイディアは出てきます。
質問3:企画が出た時点で、デザインのイメージは既に浮かんでいたのでしょうか?
新井:「しろとくろ」はイメージしやすかったので、すぐにデザインできました。絵本では、白と黒がせめぎあって、どっちの力関係が強いとか、混ざり合うようで混ざり合わないとか、コントラストのおもしろさを表現することをコンセプトにしていました。なので、それを切り取ってデザインすればいいなと。
レディースのデザインに関しては、履いた時にどこから見てもぐにゃ~っていう不思議な形が混ざり合っているデザインにしたくて。実際にソックスになったのを見ても、とらえどころのない白と黒の模様になって良かったと思います。
「カラフル」については、たくさんデザイン案を出しました。初回ラフでは元気な感じでしたが、相談して少し抑えたデザインにしてみたり、ちょっと攻めた派手なデザインにしてみたり。
自分としても、最初は「柄は丸だけでいこう」と抑えていた部分はありました。でも最終的には左右非対称の丸と四角にすることで、初回ラフよりもっと元気が良くて絵本っぽいデザインになったと思います。
質問4:こだわりポイントを教えてください!
新井:「色は4色まで」という限られた色数で『カラフル』の良さを伝えないといけなかったので、色の選定は慎重に行いました。
例えば、赤・青・黄は元気が出る色だけど、それだけで完結する色の組み合わせだから、他の色もないと広がりが無くなっちゃいますよね。その3色に加えて、何ができるか。実際には使っていない色があるかのように、想像できる余地を作ろうと思いました。絵本も同じように、描かない部分を感じさせる部分がありますよね。
あとは、無難なデザインにならないように、だけどやっぱりギリギリ「履きたい」と思ってもらえることは心がけましたね。自分と同じ感性を持った女性が普段履けるかどうかを考えました。なおかつ「絵本の靴下だ」っていうパンチが欲しかったので、両方を兼ね揃えたデザインにすることを大事にしました。
質問5:最後に、絵本ナビユーザーさんへメッセージをお願いします!
新井:これまで様々なグッズを作ってきましたが、身に着けるアイテムを作ったのは初めてです。自分の作風である「物、形、色に顔が付く」というのがソックスになり、今の作家としての色が出ている作品になったと思います。
『カラフル』や『しろとくろ』のにこやかな笑顔を履いて、みなさんにも笑顔になっていただければと思います。
「しろとくろ」はどんなお洋服にも合わせやすいし、「カラフル」はシンプルなコーディネートの差し色になるので、どちらも重宝すること間違いなし!自信を持っておすすめできるアイテムが誕生しました。
何より、赤ちゃんの頃に大好きだった絵本が、大きくなってからはソックスとして楽しめるなんてうれしいですよね。ソックスを履いて、今度は自分の弟や妹に絵本を読んであげるのも良いですね。親子や兄弟、お友達同士で履いて、今まで以上に長く絵本の思い出も楽しんでください♪
瀬戸口あゆみ(絵本ナビショップ店長)
この記事が気に入ったらいいね!しよう ※最近の情報をお届けします |