不朽の名作が英日CD付英語絵本で登場!『ちいさいおうち THE LITTLE HOUSE』
原書の魅力そのままに、特別な装丁とCDで味わう『ちいさいおうち』の物語
絵本『ちいさいおうち』の原書”THE LITTLE HOUSE”は、アメリカの絵本作家・バージニア・リー・バートンの代表作。アメリカで最も権威ある児童書の賞のひとつ、コールデコット賞受賞の本作は、1954年にはじめて日本で翻訳出版されて以来、60年以上読み継がれています。
そんな名作『ちいさいおうち』が、原書の魅力そのままに、さらに耳で聞いて楽しめる英日CD付の英語絵本で登場しました。CDの音声で、日本語朗読を担当しているのはエッセイスト・タレントの阿川佐和子さん! 『ちいさいおうち』が子どもの頃から大好きだったという阿川さんですが、そこには、この絵本との特別な思い出がありました。
目と耳で味わう名作『ちいさいおうち』
日本語訳は、別紙の日本語対訳ガイドに掲載されています。絵本のページには日本語表記がないので、原書絵本そのままの雰囲気が味わえるのも魅力。
絵本を見ながら、こだわりの音声CDで、英日の朗読が聴ける!
・物語をじっくり楽しめる、音楽つきの朗読音声
CDに収録されているのは、英語と日本語を交互に読み上げる英語日本語朗読と、英語のみの朗読の2バージョン。
英語の語りはラジオ・パーソナリティで歌手のYuki Rhinehartさん。英語初心者にも聞きとりやすい、はっきりと美しい英語朗読で、バートンの文章を原文そのままに楽しめます。
音楽は、映画・内村光良監督『金メダル男』の音楽等、たくさんの映画音楽を手がける作曲家・林祐介さんが担当。のどかな田舎にあったおうちの周りに、ある日車が現れて、工場が建ち、ビルが建ち……、周囲の環境が変わっていく物語の展開が音楽で彩られ、映画を観ているようにひきこまれます。
・日本語の語りは阿川佐和子さん!
日本語の語りは、阿川佐和子さん。児童文学者・石井桃子さんによる日本語訳を阿川佐和子さんの朗読で聴くという、なんとも贅沢な内容となっています。
実は、阿川佐和子さんには、この絵本にまつわるこんなエピソードが……。
阿川さんは、子どものころ、訳者・石井桃子さんが運営する「かつら文庫」へ通っていたのだそうです。ある日、小学校低学年だった阿川さんの目の前に、なんと『ちいさいおうち』の著者バージニア・リー・バートンが!
『ちいさいおうち』が大好きだった阿川さんへの石井桃子さんの計らいだったのだそうですが、何とも素敵なサプライズですね。その場でバートンが大きな模造紙に絵を描いてくれることになり、阿川さんが『ちいさいおうち』の、どの場面を描いてくれるのかと期待して待っていると、バートンが描いたのは、予想外の「恐竜」でした。
阿川さん曰く、「当時は本当にがっかりした」のだとか(笑)。阿川さんと石井桃子さん、バートンには、こんなご縁があったのですね。ちなみに、このときバートンが描いた恐竜は、バートンの他の著書『せいめいのれきし』(岩波書店)の一場面。この絵は今でも「東京子ども図書館」に飾ってあるそうです。
ギフトにぴったりの豪華な装丁
ブルーのメタリック箔の表紙が豪華で、特別な雰囲気たっぷり。
子どもたちにはもちろん、大人の方へのギフトにも喜ばれそうです。
時を感じさせないバートンの美しい絵と文章。せわしない毎日の中で見失いがちな大切なことを思い出させてくれる、深く心に残る絵本です。
大好きな絵本の原書を味わう喜びのためにも、子どもたちの英語学習にも、おすすめの英日CD付英語絵本。『ちいさいおうち』の絵本が大好きな方や、読んだことはあるけれど改めて読み返してみようかな、という方に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
新刊『英日CD付英語絵本 ちいさいおうち THE LITTLE HOUSE』以外にもたくさんの名作絵本が揃った「英日CD付 英語絵本」シリーズ、合わせてチェックしてみてくださいね。
「英日CD付 英語絵本」シリーズ
この記事が気に入ったらいいね!しよう ※最近の情報をお届けします |