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【news】詩とメルヘン絵本館20周年 東君平「白と黒の世界」

46歳の若さで夭逝した天才作家・東君平の画業の全貌に迫る

東君平さんは、「アンパンマン」のやなせたかしさんや、マンガの神様・手塚治虫さんに「天才」と言われ、生前、広告のイラストや絵本など精力的に活動しながらも、1986年、46歳という短い生涯をとじました。近年ではNHK「おかあさんといっしょ」のコーナーで「ひとくちどうわ」がアニメ化され、亡くなって30年の節目になる2017年には、『こねことこねこ』『うたうたう』(廣済堂あかつき)が出版されるなど、シンプルでユーモラスな図案と心地よい文章は、今なお多くの子どもたちに支持されています。

1940年神戸生まれ。16歳から創作を始め、22歳でデビュー。切り絵を使った白と黒の世界は多くの人を魅了した。 1963年渡米。帰国後、絵本や童話などの創作活動に取り組む。主な作品として『紅茶の時間』『ままとあそぼうよシリーズ』 『おはようどうわ』『こゆびどうわ』等がある。 100冊あまりの著作を残し、1986年12月急逝。彼の作品を展示したくんぺい童話館が1989年小淵沢に建てられ、多くの人に親しまれている。

香美市立やなせたかし記念館・詩とメルヘン絵本館では、開館20周年を記念して、東君平さんの作品を紹介します。
東君平さんは、やなせたかしさんが創刊した雑誌『詩とメルヘン』誌上で1974年から1987年まで「くんぺい魔法ばなし」を連載しており、『詩とメルヘン』誌上で活躍された代表的な作家の一人。
会場には、『詩とメルヘン』掲載原画や絵本・童話の原画作品のほか、君平夫人のいとこ甥にあたる作家・辻仁成さんからのメッセージも展示されます。
やなせたかしさんや『詩とメルヘン』との所縁をはじめ、46歳の若さで夭逝した天才作家・東君平の画業の全貌に迫る展示、ぜひお出かけください。

開催概要

・会期

2018年12月5日(水)~2019年2月4日(月)

休館日火曜 (1月1日は開館)

・会場

香美市立やなせたかし記念館 詩とメルヘン絵本館 
〒781-4212 高知県香美市香北町美良布1224-2
電話:0887-59-2300 

・料金

大人 400円 / 中高生 200円 / 小学生 100円
※ アンパンマンミュージアムとの共通券でもお入りいただけます

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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