ハリー・ポッター20周年記念！ 船上ハロウィンパーティレポート

2019年12月に「ハリー・ポッターと賢者の石」が日本語版発売から20周年を迎えます。それを記念して「ハリー・ポッター20周年 船上ハロウィンパーティ」が10月26日東京湾で開催され、映画版主人公ハリーのローブなどを着用し仮装をしたファンの方など250人が集まりました。パーティの模様をレポートします。

パーティ会場は、東京湾から出航する「シンフォニークラシカ」の船内で行われました。船内に一歩足を踏み入れると、船内のあちらこちらにハリー・ポッターのモチーフが飾ってあったり、ハリー・ポッターの映画音楽がかかっています。

東京湾を出航して30分後、イベントの開始です！

司会のハリー杉山さんとハリー・ポッターの翻訳を担当されている松岡佑子さんが登場し、トークショーが行われました。

ハリーさんから「翻訳で大変だったところは？」の質問に、松岡さんは「苦労はありませんでした。とても楽しく訳すことができました」と話されました。

続いて、松岡さんは「1冊目を翻訳しているときに、完結しているストーリーではなかったので、ストーリーが将来どうなるか分かりませんでした。そこは翻訳しながら、悩む部分ではありました。」と、話されました。ただ、「1冊目の段階で、話の大きな展開は予測がつきました」や「ハリーがジニー（ロンの妹）と結婚するのは予測できました」とのお話しに会場からは驚きの声がでました。ハリー・ポッターファンでも知られるハリー杉山さんも「さすがにハリーの結婚相手は予測出来なかった」とのこと。このエピソードは翻訳者ならではですね！

イベントは、その後ハリー・ポッター好きマジシャン TAKKiさんによるマジックショー、お楽しみ抽選会を経て終了、帰港となりました。

20周年を記念した新装版（佐竹美保さんのイラスト）が2019年12月に１巻から３巻が刊行されます。2020年３月に４巻（上下）、４月に５巻（上下）、５月に６巻（上下）、続けて刊行予定です。こちらも楽しみですね。