紙芝居ならではの形とは…はじめての紙芝居『おはいんなさい!』刊行さいとうしのぶさんインタビュー
絵本ナビでも大人気、 絵本『あっちゃんあがつく たべものあいうえお』『おみせやさんでくださいな!』の作者さいとうしのぶさん。『よーいよーいよい』(月刊絵本「おはなしチャイルド」第280号 チャイルド本社)で1998年にデビュー以来、子どもたちが喜ぶ遊びや物語、そして愛らしい食べ物や動物たちの絵で、大人も含めて多くの読者の心を魅了してきました。
そんなさいとうさんが、この度はじめての紙芝居を手がけられたのだそう。「さいとうしのぶ」×「紙芝居」、いったいどんな作品が出来上がったのでしょう。期待が高まりますよね……!
さいとうしのぶさん、はじめての紙芝居『おはいんなさい!』刊行
2019年度定期刊行紙しばい 年少向け おひさまこんにちは 『おはいんなさい!』
紙芝居 おはいんなさい!
さあ、おおなわとびしよう! スプーンさんとフォークさんがなわをまわします。だれかさんがとんだら、何かにへんしんするんだって。♪だれかさん おはいんなさい……すると、「はーい!」って、ごはんさん、うめぼしさん、のりさんがやってきた。ピョン ピョン ピョンって、みんなでとんだら……おにぎりにへんしん! つぎにやってきたのは、ぎゅうにゅうさん、たまごさん、おさとうさん。今度はなににへんしんするかな?
なわとびの縄をまわしているのは、スプーンさんとフォークさん。
これから、誰がやってくるのでしょう。……ワクワクしてきますね。
変身したのは美味しそうな、おにぎり!!
なんて美味しそうなのでしょう。
なんて愛らしいのでしょう。
子どもたちの目が釘付けになっている様子が目にうかびますよね。
さて、次は…?
さいとうしのぶさんへのインタビュー記事が公開されています!
子どもたちに愛されるたくさんの絵本作品を手がけられてきたさいとうさんですが、意外にも紙芝居は初めてなのだそう。創作のきっかけはなんだったのでしょう。また、どんな風に取り組まれていったのでしょう。
「初めて童心社の編集の方とお会いしたとき、ちょうど私は大きな作品を作り終えたところで、何か自分にとって新鮮に感じられることをしたいと思っていました。そんなときだったので、編集の方が持参し、目の前で見せてくれた紙芝居にひかれ、楽しそうだな、やってみたいなと思いました」(童心社HP さいとうしのぶさんインタビュー記事より抜粋)
実際に制作し、絵本と紙芝居とは全く違うものだと感じられたさいとうさん。確かに絵本では、細かい部分まで描き込まれた背景も含めて魅力となっているのですが、紙芝居の方の背景はとってもシンプル。これだけでも色々と試行錯誤を繰り返されたのでは…と想像することできますよね。
こんな風に、創作のきっかけや制作エピソードなど興味深い内容がたっぷり語られているさいとうしのぶさんへのインタビュー記事が童心社さんのHPにて公開されています。続きはぜひこちらでお楽しみください↓↓
2019年度定期刊行紙しばい 年少向け おひさまこんにちは
初めて出会う紙芝居。リズミカルなことばとシンプルな構成で、みんなで楽しむ心を育てます。生活によりそったお話や、楽しい参加型紙芝居など、バラエティ豊かな作品がそろっています。
判型:各B4判/サイズ:各26.5×38.2cm
頁数:各8場面
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