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4月29日(木) 劇場上映スタート! ジブリ最新作『アーヤと魔女』

原作は、『ハウルの動く城』でも知られるダイアナ・ウィン・ジョーンズの児童文学作品

昨年12月にテレビ放送され好評を博した、スタジオジブリの最新作・初のフル3DCG作品『アーヤと魔女』が、2021年4月29日(木・祝)より、劇場上映予定です。

©2020 NHK,NEP,Studio Ghibli

「子どもの家」で育った10歳の少女・アーヤは、なんでも思い通りに、何不自由なく暮らしていた。そんなアーヤの前にあらわれたのは、ベラ・ヤーガと名乗るド派手な女と、マンドレークという長身男の怪しげな二人組。アーヤは、彼らの家に引き取られることになる。「わたしは魔女だよ。あんたをつれてきたのは、手伝いが欲しかったからだ」「おばさんが私に魔法を教えてくれるなら、おばさんの助手になってあげる」魔法を教えてもらうことを条件に、ベラ・ヤーガの助手として働き始めるアーヤ。でも、こき使われるばかりで、ひとつも魔法を教えてもらえない。生まれてはじめて自分の思い通りにならないことを悟ったアーヤは、魔法の秘密を知る使い魔の黒猫・トーマスの力を借り、反撃を始める......!

原作は、イギリスの作家、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの小説『アーヤと魔女』。彼女の遺作となった作品です。

魔女に立ちむかう! 少女アーヤの物語

アーヤと魔女

身よりのない子どもたちの家で育った女の子アーヤは、
ある日、魔女の家にひきとられた。
でも、毎日こきつかわれてばかり!
頭にきたアーヤは、魔女の黒ネコに助けてもらい、
魔女に立ちむかう呪文を作り…? 

著者が生前「世界中の挿絵画家の中で一番好き」
と語った佐竹美保のカラー挿絵で贈ります。

ダイアナ・ウィン・ジョーンズは、同じくスタジオジブリの映画となった『ハウルの動く城』の原作者でもあります。

「ファンタジーの女王」「英国の宝」と呼ばれた作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズは、たくさんの作品が日本でも翻訳されています。どれも、子どもたちを夢中にさせる上質なファンタジーばかり。ぜひ、手にとってみてくださいね。

作家としてのダイアナ・ウィン・ジョーンズに興味がわいた大人の方には、こんな書籍もオススメです。

児童文学作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズの回想録

ファンタジーを書く~ダイアナ・ウィン・ジョーンズの回想

英国の児童文学作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズが、子ども時代を回想し、トールキンやC.S.ルイスの作品を評論し、若い作家たちに創作の技法について語りかける。ファンタジーや児童文学、文学一般に興味のある大人向けの、刺激的な一冊。ジョーンズ研究の第一人者バトラーと著者の対話や、人気作家ニール・ゲイマンによる序文も収録。

作品タイトル:『アーヤと魔女』

企画:宮﨑 駿

監督:宮崎吾朗

原作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ『アーヤと魔女』 (田中薫子 訳 佐竹美保 絵/徳間書店刊)

プロデューサー:鈴木敏夫
アニメーション制作:スタジオジブリ 
配給:東宝

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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