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「算数」は10年連続「嫌いな教科」第1位に。算数苦手が”好き”に変わる!おすすめの習い事・絵本をご紹介

10年連続「算数」は好きと嫌いな教科1位

小学生が習う教科の中で、好き嫌いが最もわかれる教科第1位と言えば「算数」。「算数」に関しては、大人でも明確に「得意」「不得意」がわかれてしまうのではないでしょうか。実際に学研教育総合研究所が2022年9月に行った【調査テーマ】「小学生の日常生活・学習に関する調査」の結果では、「算数」は10年連続嫌いな教科第1位となっています。そしてここでの興味深い結果では、10年連続好きな教科第1位も「算数」だという点です。つまり、その後の「数学」「算数」嫌いを決定づけてしまう事象が小学生の時点ですでに発生しているということになります。

 

また、「好きな教科」「嫌いな教科」で上位の算数、国語を男女比較で見てみるとある傾向がわかります。「算数好き」は、男子が30.3%、女子が14.7%で、男子の方が算数が得意・好きという傾向は小学1年生から6年生まで変わりません。「算数嫌い」についても、男子14.5%、女子34.2%で、女子の方が算数が苦手・嫌いという傾向があり、学年を通して言えます。「国語好き」については、男子8.8%、女子18.7%、「国語嫌い」は、男子27.8%、女子10.7%で、女子の方が国語が得意・好き、男子の方が国語が苦手・嫌いという傾向があるようです。

 

この調査からわかることは、10年連続「好きな教科」「嫌いな教科」で1位をとる「算数」は、『好きな人はずっと好きだが、嫌いな人はずっと嫌いになってしまう』という傾向があることです。

算数嫌いを克服するには?

それでは、算数嫌いにならないためには、どのような注意が必要なのでしょうか。下記でポイントを紹介します。

 

  1. 基本概念の理解を重視する:算数の基本的な概念(数の理解、足し算・引き算など)をまずはしっかりと子どもに理解させること。この基本をしっかり把握することが、より複雑な問題にも対応できる応用力の力を支えます。
  2. 日常的な実践問題を積み重ねる:実際の日常生活の中で算数を使う機会を多く作り、実践的な問題解決能力を養うことは、子どもに算数への楽しさや興味を持たせる意味でも非常に大切です。
  3. ゲームやアプリを使う:子どもが遊びながら楽しんで学べる算数ゲームや教育アプリを利用するのもおすすめです。授業以外で遊びとして算数を学ぶことで、子どものモチベーションを高めることができます。
  4. 焦らず一歩ずつ進む:子どもが難しい問題に直面した時は、焦らず一歩ずつ進むことがとても大切です。子どもが理解できるペースで進みましょう。
  5. 親や教師のサポート:親や教師が積極的に関わりることが算数嫌いを克服する大きな鍵となります。子供が疑問を持った時に適切なガイダンスを提供できるかも重要となります。学習が難しい場合には、習い事など外部のサポートを検討することもおすすめです。

算数嫌いの子どもを作らないためには、一人一人のニーズに合わせたピッタリの学習方法を見つけることが重要です。

それでは、これらのポイントを押さえた習い事や、家庭でできる取り組みはどのようなものがあるのでしょうか。

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正確で速い計算力が身につき、思考力の基礎となる「算数力」がレベルアップするだけでなく、集中力、やりぬく力、学習習慣も身につきます。

ヒューマスには、「算数を見るのも嫌だった」というお子さんや、「家で学習習慣がつかなかった」というお子さんなども多く通い、苦手を克服しているようです。

また、ヒューマスでは、学力の伸びが一目でわかる学習グラフも採用しているため、教室だけでなく家庭でも結果や進捗を知ることができます。

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ご興味があれば、一度足を運んでみて、お子さんとの相性を試してみてはいかがでしょうか。

【家庭での取り組み】日常に算数を感じることができる工夫を

家庭では、算数に興味が湧くように日常の中に「算数」を感じられるようにしましょう。例えば、現金でおつりをもらうこと、積み木やレゴ、現金で数の概念を具体的に理解させてあげること。また温度計で温度の上がり下がりを計算したり、ピザやケーキで等分を実践してみたり、目に見える形で「算数」の面白さを教えてあげると良いでしょう。特に抽象的な概念を理解するのが難しい低学年のうちは、机の上よりも日常にあるリアルなものを使ってみましょう。

また、時計は日常にあるアナログ時計を、図形は立体物に触れさせ、断面図を切るなど見たことのないものは実際に物を使って触れさせてあげることが効果的です。

以下のアイデアも、参考にしてみてくださいね。

  1. 実生活との関連付け:算数を日常生活と関連付けることで、子供にとってより身近で意味のあるものにすることができます。例えば、料理をしながら分量の計算をしたり、買い物でのおつりの計算をさせるなど、実生活の中で算数を使う機会を作り出します。
  2. ゲームやパズルを利用:算数をテーマにしたゲームやパズルを取り入れることで、学習に楽しさを加えることができます。数独やパズルゲーム、数のカードゲームなどは、算数のスキルを楽しみながら身につけるのに役立ちます。
  3. ビジュアルとインタラクティブな教材:視覚的に魅力的でインタラクティブな教材を使用すると、子供の注意を引くことができます。例えば、色とりどりのビーズや算数アプリなどがあります。
  4. 実験やプロジェクトを使った学習:子供が自ら実験やプロジェクトを通じて算数の概念を発見できるようにすると、学習に対する興味や好奇心が高まります。例えば、図形の学習のためにオリジナルの幾何学模型を作る、実際のデータを用いて簡単な統計を行うなどがあります。
  5. ポジティブなフィードバック:算数の学習において、子供が正解を見つけたり、問題を解決したりした際には、ポジティブなフィードバックを与えることが重要です。これにより自信を持って学習を続けることができます。
  6. 積極的な親のサポート:親が子供の学習に関心を持ち、積極的にサポートすることも重要です。一緒に問題を解いたり、算数に関する話題でコミュニケーションを取ることで、子供は算数に対する興味を持ち続けることができます。

小学生におすすめしたい算数の絵本

算数に関するおすすめの絵本をジャンル別で紹介します。

お子さまの興味を惹きそうな絵本があれば、ぜひ一緒に読んでみてくださいね。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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