予想外の展開が笑える、読み聞かせにぴったりの一冊!児童書の装丁を20年以上手がけてきた作家による、ナンセンス絵本!
予想外の展開が笑える、読み聞かせにぴったりの一冊!
徳間書店から、絵本『はらぺこのライオン』(ルーシー・ルース・カミンズ作・絵/石津ちひろ訳)が、2024年10月11日(金)に発売されました。
はらぺこのライオン
むかしむかし、あるところに、はらぺこのライオンと、ペンギン、カメ、ミケネコにネズミ、耳のたれたウサギにふつうのウサギ、カエル、コウモリ、コブタにオオブタ、もこもこのヒツジにコアラ、そしてメンドリがいたんだって。
あれ、ちょっとまって。
ライオンのまわりにいる動物たちが、次々に減っていき…?
予想外な結末が笑える、読み聞かせにぴったりのナンセンス絵本。
あらすじ
むかしむかし、あるところに、はらぺこのライオンとペンギン、カメ、ミケネコにネズミ、耳のたれたウサギにふつうのウサギ、カエル、コウモリ、コブタにオオブタ、もこもこのヒツジにコアラ、そしてメンドリがいたんだって。
ちょっとまって。むかしむかし、あるところに、はらぺこのライオンとペンギン、カメにネズミ、耳のたれたウサギにふつうのウサギ、カエル、コウモリ、コブタにコアラ、そしてメンドリがいたんだって。
あれっ、ちょっとまって。はらぺこのライオンとカメに耳のたれたウサギ、カエルにコウモリ、そしてコブタしかいなかったみたい。ほかには? いないよ。
うーん……。むかしむかし、あるところに、はらぺこのライオンとカメと耳のたれたウサギ、そしてコブタがいたんだよね。……そういえば、どうぶつたち、つぎつぎにへってない?
ライオンのまわりの動物たちが次々にへっていきます。お腹をすかしたライオンが食べてしまったのでしょうか。いいえ、動物たちは……
ライオンの誕生日を祝うために、こっそりと準備をしていたのです。
ハッピーエンド! と思ったら……?
予想外の展開が次々と起こって笑える、読み聞かせにぴったりの絵本です。
ぜひ手に取ってご覧くださいね。
絵本制作の裏話
作者のカミンズさんは、児童書の装丁を数多く手がけ、人気絵本作家ジョン・クラッセンさんのデビュー作『なんびきのねこたちおどる?』(犀の工房)の装丁にも携わりました。この絵本のラフができたときにクラッセンさんに見てもらって、すてきなアドバイスをもらったそうです。
著者プロフィール
作・絵:ルーシー・ルース・カミンズ
アメリカの絵本作家。装丁家。カナダで生まれたのち、アメリカに移住し、ニューヨーク州コートランドで育つ。子どもの頃から、『おやすみなさい フランシス』『こぐまのくまくん』(ともに福音館書店)などの名作に親しんできた。児童書の出版社にて20年以上にわたって児童書の装丁を手がけ、本作で絵本作家としてデビュー。邦訳された作品に、『ラブレターをもらったら』(アニカ・アルダムイ・デニス文/BL 出版)がある。
訳:石津 ちひろ(いしづ ちひろ)
愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。絵本作家、翻訳家。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞。その他の創作絵本に『おやおや、おやさい』(福音館書店)、訳書に『わたしのすみか』(岩波書店)、「リサとガスパール」シリーズ(河出書房新社)などがある。
書籍紹介
『はらぺこのライオン』
作・絵:ルーシー・ルース・カミンズ
訳:石津ちひろ
定価:1870円(税込)
発売日:2024年10月11日(金)
判型/ページ数:A4変/32ページ
対象年齢:3歳~
発行:株式会社徳間書店
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