将棋をはじめるなら今!初めてでも楽しく読み進められる初心者向けの入門書はコレ!
将棋がアツイ!頭だけでなく心も鍛えてくれる競技。親子で将棋をはじめよう。
29連勝という歴代最多連勝記録を創り、歴史に名を刻んだ最年少プロ棋士の藤井四段の活躍で将棋が脚光を浴びていますね。将棋は高い思考能力を屈指して競われるゲームであり、直観力を養うことのできるマインドスポーツの一種。
脳の活性化に良いのはもちろん、対局を通して礼儀作法や相手を思いやる心を養うこともできるんですよ。将棋は「礼にはじまり、礼におわる」という基本マナーがあり、このように人として学ぶ部分が多い競技です。子どもだけでなく、大人も学ぶことが多い将棋。親子で始めてみたいですね!
初めての将棋。これがあれば子どもでも将棋に夢中になれる!
最年少プロ棋士藤井四段の活躍を見て、親子で将棋をはじめてみようと思った人も多いでしょう。
将棋教室で本格的に学ぶのは少し敷居が高いなと思う人には、まずは将棋の入門書で勉強を始めることが良い方法かも。子ども向けの将棋入門書はたくさんあり、絵本や漫画でわかりやすく解説しているので子どもでも楽しく継続的に学ぶことができますよ。さらに、入門書を見ながら一緒に将棋の勉強をすることで、親子のコミュニケーションの時間が増えて、一石二鳥!
「将棋って楽しそう!」はじめてのお子さんには絵本の入門書がおすすめ
子ども向けの将棋入門書としてまずご紹介したい絵本が、「しょうぎの くにの だいぼうけん」。
この絵本は将棋のルールよりも、将棋の楽しさを伝えることに重点をおいた絵本です。将棋ってなに?と思っている子どもにも、将棋って楽しそう!と思ってもらえるような可愛い絵とキャラクターが登場。文字で読むと覚えにくいような将棋の駒を、上手く物語のキャラクターに置き換えて将棋盤の上で繰り広げられる物語を展開しているので、楽しく将棋を学ぶことができますよ。また、本文はすべてひらがなで書かれており、漢字はなし。子ども向けの配慮が行き届いていますね。
初めての将棋にオススメ絵本
「将棋って、子どもの知育によさそうだけど、難しくて敷居が高そう……」と考えているパパ・ママはけっこういるのではないかと思います。
この絵本は、細かいルールよりも、「将棋の楽しさ」を伝えることを第一に考えて作られた、初めての絵本です。
将棋界の第一人者である羽生善治さんも、「わかりやすく将棋の世界を知る1冊です!」と推薦。
作者は、子育て真っ只中のママ2人です。文の中倉彰子さんは、「子育て」と「将棋」を結びつける活動に力を入れている女流棋士。絵の福山知沙さんはNHK「囲碁将棋フォーカス」の司会を担当していたフリーアナウンサー。イラストは、初めての絵本作品とは思えないクオリティです。
絵本の内容は、将棋の駒をモチーフにしたキャラクターが活躍する、わかりやすいお話です。お話とは別の見返しのページに、駒の種類や動かし方などごく基本的なルールの解説が入っています。
●おもな内容
ここは、将棋盤の上の世界。
「みののくに」の王様が泣いています。たいせつな宝物、「玉」が、「あなぐまのくに」の王様に取られてしまったようです。
個性的な仲間たち(かっくん、ひしゃお、きんこちゃん、ぎんこちゃん、けいまーくん、きょうこねえさん、ふうくん)と力を合わせて、「ぎょく」をとりもどす冒険に出発です!
(本文に漢字は使用していません)
実際にやってみよう!かわいい駒でミニ将棋ができる「どうぶつしょうぎ」
親子で楽しめる知育玩具として大ヒットを続けるのが「どうぶつしょうぎ」。どうぶつしょうぎは、3×4マスの盤と、8枚の駒で遊ぶミニ将棋です。
駒がかわいい動物になっていて、森の中で駒を動かし、森の王様の「ライオン」をキャッチできたら勝ちというルールです。駒には動ける方向に印がついているので、子どもにもわかりやすいゲームですよ。わかりやすいルールと可愛いデザインでありながら、奥の深いゲームなので楽しみながら将棋の基礎を学ぶことができます。
やってみて覚えたい方にはこちら
ファミリー向け将棋あそびの決定版
販売開始から大ヒットを続けるファミリーむけ将棋あそび「どうぶつしょうぎ」を、パッケージ全体を見なおし新発売します。駒と将棋盤に32ページのあそびかたガイドブックも同梱した、充実した内容になります。
「どうぶつしょうぎ」とは、3×4マスの盤と、8枚の駒で遊ぶミニ将棋です。かわいい動物の駒には、動ける方向に印がついていて、こどもにもわかりやすいルールで、将棋の基礎を楽しく学ぶことができます。シンプルながら奥が深く、こどもの集中力や思考力を養うには、最適の知育玩具です。
(対象年齢4歳以上)
本格的に将棋を覚えたい人はこれ!名人に学ぶわかりやすい入門書。
将棋の名人も子どもに向けた入門書を書いているんですよ。その中でも将棋についてより簡潔に、よりわかりやすく説明している入門書をご紹介しましょう。
中原誠名人による将棋の入門書「やさしい・こども将棋入門」
子ども達が覚えやすいように語り口調の文章で、基本的な将棋のルールだけでなく、駒の動かし方や簡単な戦法まで、実践に使えるようなテクニックをよりわかりやすく解説した将棋の入門書です。
中原誠名人が教える、将棋のいろは
人生の大半を将棋に費やし不動の地位を築いた中原名人が、こども達が自ら読んで覚えられるよう、語り口調の文章でルールから実戦までをわかりやすく解説した、将棋の入門書。
将棋界の第一人者・羽生善治さんの入門書
将棋界の第一人者である羽生善治さんも入門書を出しています。今回はその中でも2つご紹介!
「羽生善治のやさしいこども将棋入門」
将棋はコツをつかむことが重要であるという考えから、5つのコツを子どもにわかりやすい文面と紹介している入門書です。「進む」、「取る」、「成る」、「詰める」、「守る」を説明し、将棋の醍醐味についてわかりやすく説明している入門書です。また、テクニックだけでなく将棋の歴史などについてもわかりやすく説明されています。
「羽生善治のこども詰将棋入門」
将棋は将棋でも詰将棋についてわかりやすく解説しています。普通の将棋の基本ルールを説明した上で、詰将棋のルールや、普通の将棋との違いなどを比較しながら説明しているので将棋をはじめたら一度は読んでみたい入門書です。
日本の伝統的なボードゲームといったら、将棋・囲碁が思い浮かぶでしょう。将棋は、駒の動かし方さえ分かればお子さんから親しめるゲームです。ただ「将棋って難しそう」という声も多方面から聞こえてきます。将棋は、コツさえつかめばグッと理解しやすいゲームです。本書では5つのコツを紹介しました。「進む」「取る」「成る」「詰める」「守る」を覚えて、将棋の醍醐味を味わってください。
メッセージ
「詰将棋って聞いたことがあるけど、ルールがよくわからない」
「詰将棋って、ふつうの将棋とちがうの? 詰めってなに?」
こどもさんや初心者の人から、このような疑問の声をよく耳にします。たしかに詰将棋だけのルールもあるので、少しとまどうかもしれません。興味があってもなんとなくむずかしそうに感じて、今までやらなかったという人もいるかもしれません。そんなみなさんに向けて、新しい詰将棋の本をつくりました。
本書では、いきなり詰将棋を解くのではなく、さきに本将棋の基本ルールを説明します。それをもとに詰将棋ならではのルールを1からわかりやすく解説しています。詰将棋は本将棋を土台にしてつくられていますので、駒の動かし方などの基本的なルールは同じですがちがうところもあります。ですので、ぜひ本書で本将棋と詰将棋のちがいをしっかりと学んでください。それが詰将棋というゲームを楽しむ第一歩になります。
つぎに詰将棋ならではのルールをおぼえたら、さっそく詰将棋の問題にチャレンジしてみましょう! 本書では1手詰め、3手詰め、5手詰めの問題が載っており、それぞれむずかしさがちがいます。
もう1つ、大切なことをお伝えしておきます。詰将棋は、本将棋の実力アップにとても役立つことです。理由は2つあります。
1つ目は、玉を詰ますことが上手になるからです。詰将棋は、「詰め」に限定したパズルゲーム。ですから問題を解けば解くほど、玉を詰ますテクニックが身につきます。この「玉を詰ます力」が、本将棋の終盤戦でたのもしい武器となります。
2つ目は、読む力が上がるからです。読む力とは「自分が指す、すると相手がこう指す、それには自分はこう指す」といったように、さきの展開を正しくかんがえる力のことです。本将棋でも、相手の指し手を読むことはとても大事です。詰将棋は手を読む練習としてピッタリのゲームといえます。
もちろん、詰将棋はかんがえて解くこと自体も楽しいものです。なかなか解けない問題がようやく解けたときの達成感やよろこびは、ほかのゲームではなかなか味わえません。本書をとおして詰将棋の楽しさを知っていただければ幸いです。
棋士 羽生 善治
やっぱり漫画はわかりやすい!将棋のルールや戦法もどんどん覚えてしまう入門書。
小学生以上になったら、マンガで覚えてしまうのもいい手ですね。
今回オススメするのは、この2冊!
マンガだから楽しく読める!簡単に理解できる!
将棋をはじめたばかりで、基本的なルールがわからない子どもでも、楽しみながらルールを覚えられるよう企画されたマンガ版の将棋入門書です。
小学生仲良し5人組が主人公として登場し、将棋の基本をやさしく教えてくれます。また、ルールだけでなく実践で使えるテクニックも解説しているので、退屈することなく読み進める一冊です。
将棋のルールや戦法について、ロールプレイング方式でわかりやすく解説している入門書です。
戦法を上手く使いながら、用意された各ステージをクリアしていくゲーム方式で展開するので楽しみながら学ぶことができます。
ゲームが大好きな子どもにぴったりの画期的な将棋の入門書です。
初めての将棋は子どもの「楽しい」を導くことができる入門書で!
「好きこそものの上手なれ。」藤井四段も子どもの頃から将棋が大好きで将棋に対する想いが非常に強かったそうですね。将棋が好きだからこそ、もっと上手になりたいと一生懸命将棋に向き合ってきた結果が、最年少プロ棋士という成功に結びついています。子どもが将棋をはじめ、何をするにも、「続けていく」ために最も重要なのは「楽しい」という感覚を持つことだと思います。
はじめに将棋に対してネガティブな気持ちを抱いてしまうと、なかなか続けることが難しくなってしまいます。豊かな感性を持つ子どもたちには、まずは、わかりやすく楽しみながら知識を吸収できるような絵本や漫画の入門書を使って親子で一緒に学んでみてはいかがでしょう?将来の藤井四段!とはならずとも、親子で脳みそのストレッチになるはずですよ!
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