【夏フェア 絵本】可愛いだけじゃもの足りない!?ひや~っとする「おばけ絵本」
「おばけ」は絵本でも大人気。小さな子でも楽しめる可愛い「おばけ絵本」もたくさんあってオススメです。でも…
…可愛いおばけじゃもの足りない!ちょっと、ひや~っとするくらいがちょうどいい。
そんな強い気持ちを持った子どもたちには「けっこう怖いぞおばけ絵本」をご紹介!
ゾクゾク、ぞわぞわを楽しんでくださいね。
「…なく こは このさき よんじゃ だめ!」縦開きしかけ絵本
きもだめし
背筋が凍る、こわい絵本!
手ざわりのある和風のカバー紙でつつまれた、縦開きの絵本をあけると
「さあ きもだめしを はじめるよ でもね……
なく こは このさき よんじゃ だめ!」
もう、表紙の日本人形の、カパッと下に開いた口がこわいです。
泣くかな、泣かないかな?
こわがりな子は、ちょっとやめといたほうがいいかな……。
「しく しく しく しく おねがいが あるの」
しかけをめくると、お墓の下からおばけが
「こっちに おいで うらめしやー」
地面の下から「かた かた かた」
ガイコツが「あたためて おくれよー!」
縦開きのしかけをめくると、おばけがアップで飛び出します。
絵は、ぱきっと線も鮮やかで、一枚一枚別々に見るならば全然こわくない。
それなのになぜ、めくりしかけでこのセリフと展開だと、こんなに迫力が出ちゃうのでしょう?
(大和田佳世 絵本ナビライター)
開いてびっくり!画面いっぱいに描かれた迫力のおにやおばけたち
「まて まて のっぺらぼうの なかまに おはいり」
のっぺらぼう
子どもたちがだーいすきな怖い話。
最近は大人が読んでも背筋が凍る、こわい絵本も多く発売されています。
むかしむかし、母親にいわれて、山へたきぎを取りに出かけた男の子がいました。
「それが すんだら すぐに かえってくるんだよ。
やまは くらくなると こわいものが でるからね」といわれた約束を破り、
山奥に迷い込んでしまった彼は、山の中で目と鼻のない、のっぺらぼうと出会います。
必死に逃げる男の子の後ろから、
「まて まて のっぺらぼうの なかまに おはいり」と
のっぺらぼうが追いかけてくるのです。
ようやく山を下りた男の子、しかし、
途中で出会った侍も、お寺の和尚さんもみんな、のっぺらぼうになって、
男の子を仲間にしようと追いかけてきます…!
(木村春子 絵本ナビライター)
何だかすごくヘン。そしてやっぱり結構怖い!!
「おーい」って呼んでみると…?
まだまだあるよ!「けっこう怖いぞおばけ絵本」
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