きれいな字と正しい姿勢に効果的!?うんていができるようになるコツ
学校や幼稚園に必ずある?!”うんてい”できますか?
保育園や幼稚園、そして小学校。そういえば、よく行く近くの小さな公園にも…
”うんてい”って子どもの遊び場に必ずと言っていいほどあると思いませんか?
どこにでもあるので、思い出のどこかに残っている方も多いかもしれません。
頑張って練習した後の、小さいふわふわの手にできたマメを見て、驚いたことや、小さかった頃、手を伸ばしても全然届かなかったうんていが、今では足がついてしまってできなくなったわが子を見てしんみり…なんて。
そんな思い出たっぷりの”うんてい”。みなさん、うんていできますか?
”うんてい”ができるようになると、こんな嬉しい効果も?!
うんていは、指の力を強くしたり、姿勢をよくしたりする効果があります。
2016年に行われたリオデジャネイロオリンピックで注目された、16歳の池江瑠花子選手をご存知でしょうか。自由形とバタフライを専門とする水泳選手の彼女は、お母さんが幼児教育の専門家ということもあり、身体能力を高めるために自宅にうんていを設置しているそうですよ。
早い子どもだと、だいたい4歳くらいで全部わたりきれるようになりますよ!
うんていを全部渡ろうと思うと腕の力だけでは渡り切れません。うんていが渡れるということは、体幹が鍛えられているとも言えます。
うんていができるようになると、姿勢矯正にいい、字がきれいに書けるようになる、と言われる所以だそうですよ。指の力が強いと、ピアノなどの楽器を弾くときにもいい音色が出せますよ。
今回、うんていができるようになるコツを「できるナビ」から集めてみました。
参考にしつつ、お子さんと一緒にぜひ練習してみてくださいね!
コツがわかれば大丈夫!”うんてい”ができるようになるには
まずはぶら下がることから!
うんていを最後までわたるには、自分の体重を支える腕の力や、前に進むための腹筋と背筋が大切になってきます。
そのため、最初はうんていにぶら下がる練習をするといいそうですよ。
20秒ほどぶら下がれるようになったら、うんていの横にぶら下がり横に進むことで腕を動かすことに慣れましょう。
その後、前に進むときの恐怖心をなくすために、大人が子どもの手を上から握り、「片手になっても大丈夫」という安心感を与えてあげます。
慣れてきたら、「1、2、3」と声を掛けながらリズムよく腕を交互に出せるようにします。
途中で止まらないことと、早めにカウントすることで、反動がつき進みやすくなりますよ。それでも腕が前に出せない場合は、腕を出すときに体を左右交互にねじることを意識するといいとか。
「体を揺らして、その力で動く」ことが体感できたら、うんていマスターまであと1歩です!
お子さん向けPOINT
- まずはぶら下がることになれよう!
- うんていの横を利用して、横移動をマスターしてみよう!
- 速めの「1、2、3」のリズムで止まらずに進んでみよう!
- 体を左右にねじりながら反動をつけると成功するかも!
- 腕の力だけでなく、体全体をつかい、大きく振りながら進めるようになろう!
パパママ向けPOINT
- ビデオで撮影するとやる気が出て、集中力も高まりますよ♪
- 少しでもできることが増えたら、その都度しっかり認めて、ほめてあげて!
おうちにいるときにできるうんていの練習も♪
家の中など、屋内でもうんていへの道は開けます!
うんていは、一見腕の力が必要に見えますが、実は全身運動なんですよ。
基礎的な体力をつけたり、うんていに対しての恐怖心を取り除いたりするにはこれがいいかも。
どちらも家族みんなで楽しみながらできるところがいいところです!笑いながらやることで、子どもたちのやる気もUPですよ!
【くま歩き】
四つん這いになって膝が床につかないように進む「くま歩き」を。一見簡単そうに見えて難しいこの歩き方。体全体の筋肉を使わないとうまく進めなかったり、体力がないとすぐに疲れてしまうので、うんていだけでなく、いろいろなスポーツの基礎になるんですよ。
広いスペースや長い廊下などを使ってパパママも一緒にやってみてくださいね。
【コアラ抱っこ】
大人が手を放して抱っこした状態で、子どもが自分の手と足の力だけでつかまる「コアラ抱っこ」。
この状態で100秒数えられるまで特訓するのも体全体の筋肉を鍛えます。
【逆立ち】
逆立ちできる広さがあれば、お家で逆立ちもいいですね!腕と体幹が鍛えられて、うんていに必要な筋肉がつきますよ!
うんていで子どもの可能性を引きだそう!
うんていができると、子どもの運動能力を高めることにつながりますよ。
今回は、諦めずにコツコツ練習しながらうんていをわたりきれるようになるポイントをご紹介しました。最初からうんていで前に進むことを練習するのではなく、腕の力や背筋を鍛えたり、下に落ちてしまう怖さをなくすことが大切だということなのですね!
パパママも一緒に取り組むことで、苦手意識のある子も「楽しい!」「できるようになりたい!」と思えるかもしれません。
ぜひお子さんと試してみてくださいね!
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