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【news】キッズデザイン賞受賞!“親子で学ぶ ナイフ・創造教育プログラム”が気になる!

そろそろ、使わせてみたい。
でもやっぱり、わが子にはまだ早いんじゃ、ケガをするんじゃないかと腰が引けてしまう。

 

ナイフを子どもに持たせるタイミングって、どうしても慎重になっちゃいますよね。
子どもが小さければ小さいほど、その使い方をわかりやすく説明して理解させて安全に使えるようにするのは、親にとっては高すぎるハードル。
小さいうちから慣れるほどに、子どもたちの創造性が豊か広がることはわかっているのだけど…

 

そんなママ・パパに朗報。
ある“ナイフ”が、キッズデザイン賞を受賞しました。
正確にいうと受賞したのは商品ではなく・・・ナイフを使った“プログラム”なのです。

■第11回キッズデザイン賞受賞“親子で学ぶ ナイフ・教育創造プログラム”

キッズデザイン協議会主催の「第11回キッズデザイン賞」を受賞したのは、学研プラスとビクトリノックス・ジャパン株式会社共同作品の“親子で学ぶ ナイフ・教育創造プログラム”
<<子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン>>部門での受賞となりました。


ビクトリノックス・ジャパンの子ども向けマルチツール、「ティンカー for KIDS」をつかって、親子で一緒にナイフの使い方を知り、箸づくりなどに挑戦。
“ものづくり”の楽しさと、安全・安心に関する意識を育む取り組みです。

 

プログラムでは、各地で実施する工作ワークショップや学校での出張授業、ナイフの使い方を解説した教材やウェブサイト『キッズ・ハンド・クラブ』(https://kids.gakken.co.jp/kidshandclub/)の製作・普及など、様々なコンテンツを提供しています。
子どもとナイフの接点を包括的に演出しているのが特徴。
子どもに対する危険教育の実施、また、ものづくり経験が育む“生きる力”の養成をねらいとしています。
同時に、創作活動からはじまるコミュニケーションを親子で共有できることも評価されたそうです。

↑プログラムで使用されたマルチツール「ティンカー for KIDS」。ナイフの刃先が丸くなっており、子どもでも安全に使えるように設計されています。ナイフ以外にも、ドライバーなど全部で13の機能があって、子どもたちの創作活動をサポート。ナイフに不慣れなママにも使いやすそうです!
↑ワークショップでは、ひのきばしや竹笛をマルチツールを用いて作ります。子どもと親が一緒に作業することで、新たなコミュニケーションが生まれます。
↑ワークショップや学校での授業にて使用する、副教材「ナイフとともだちになろう!」も作成・配布。東京都中央区立京橋築地小学校では、この教材を用いて授業を行われました。

■キッズデザイン賞とは?

 

キッズデザイン賞とは、キッズデザイン協議会(特定非営利活動法人、内閣府認証NPO)が2006年より主催する、子どもへの配慮や思いやりを持った製品・空間・サービス・プログラム・調査研究活動などを表彰する制度です。

乳幼児用品や玩具など、子ども向けの商品はもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも受賞の対象となります。

 

どうやって子どもにナイフを使わせたらいいのか、足踏みしていたママ・パパにも心強いプログラム。

手取り足取りにはなりますが、親と子が一緒に危険を学ぶこと、モノづくりを体験できることは、子育ての中でも大切なコミュニケーション・時間になりそうです。

 

うちの子にもそろそろ、と考えていたみなさん、このプログラムを参考に、ぜひ挑戦してみては!

 

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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