【2~3歳編】早寝早起き、毎日元気!生活リズムがととのう「おやすみ絵本」
お風呂に入って、お気に入りのパジャマを着て、ハミガキもかんぺき。
さぁ、電気を消しておふとんに入って「おやすみ~」。
いい夢見ている、はずなのに。ママの枕の横で、ガサゴソ、ムク、ムクムクッ。
お目めパッチリ、置きだしておもちゃで遊んだり部屋を駆け回ったり、むしろパワーアップしてない?!
「寝つけない」夜は大人も経験があるけれど、「眠くならない」理由は理解不能。
あんなに全力で遊びつくした一日の終わりに、どこにそんなパワーが残っているの…?
無意味に寝ない、寝てくれない。眠気だって軽々とはねのけてしまう底力。
どんなにママが段取りよく寝かしつけまで持っていっても、2歳、3歳ごろのイヤイヤ怪獣さんたちは本当に手ごわいものですよね。
ママでは、もうお手上げ。
そんな時は絵本の魔法を借りるしか、なさそうです!
静かに、心地よく、ささやくように…リズムよい言葉を聞ききながら気がつけば…
発見と冒険ばかりの毎日、体中に好奇心が満ちあふれた小さな子どもたちに向かって、
「時間ですよ、はい寝なさい。」
なんて言ったって、なかなか素直にスヤスヤ・・・というわけにはいきませんよね。
夜は夜で、とーっても長い時間と知らない世界が待っているんですから。
この絵本『ねんねん ねむねむ おやすみね』は、世界中の子どもたちを気持ちよーく眠りの世界に連れていってくれます。
(大人なんて、タイトルを読んだだけで眠くなってきちゃうのにね!)
「おやまをこえて うみをこえて、くもがどんどん ながれてく。そらがだんだん くらくなる。」
「よぞらに きらきら おほしさま。そろそろふとんに はいろうね。」
「かぜがそよそよ いいきもち。」「ねんねん ねむねむ おやすみね。」
耳に心地よい言葉のリズム、きいていると何だか広い情景が頭に浮かんできませんか?
絵本に目を移せば、青い夜空にきれいな星がきらきら輝いています。
どこかの草むらではヘラジカが、海のそばではイグアナが、たけやぶにはパンダの親子、丘の上にはひつじたちが・・・
みんなみーんな気持ち良さそうな顔して眠りにつこうとしています。
ほらほら、みんながベッドのまわりに集まってきてくれましたよ。
みんなで一緒に「おやすみね。」
可愛い可愛い我が子の寝顔が見たくなったら、この絵本をささやくように読んであげてみてくださいね。
「早く寝なさい!」なんて言うよりも、あっという間に幸せな時間が訪れる予感がしますよ。
まだまだお目めぱっちり…そんな時は遊びながら「おやすみ」を意識するしかけ絵本を
さあ、ねるじかんですよ。
ふんわり ふかふか おふとんかけて・・・
おもちゃもいっぱい!まだまだ遊んでいたいけど、ねるじかんになっちゃった。
そんな子どもたちでも、やさしくおふとんをかけられたら何だか眠たくなっちゃうよね。
それはきっと、くまさんやうさぎさんたちも同じはず。
この絵本は、読んでいる子どもたちがみんなにおふとんをかけてあげることができる、しかけ絵本なのです。
ねる時間になったくまさんに、ページをめくってふんわりおふとんをかけてあげてくださいね。
おもちゃもしっかり片付けます。すると・・・ほら。くまさんも目を閉じてすやすやすや。
「おやすみなさい」
うさぎさんやぶたくんたちも同じように、ねるじかん。おふとんかけて。
「おやすみなさい」
ちょっとお姉さんやお兄さんになってみたいおとしごろ。
そんな子どもたちにはぴったりなこの絵本。でも、けっこうさまになっているみたい?
それもそのはず。いつもママやせんせいにしてもらうから、どんな風にしたら嬉しいのかよくわかっているんですよね。優しい顔になっていますよ。
さあ、今度は子どもたちもねるじかん。
ふんわり ふかふか おふとんかけて・・・
「あっ!ちょっと まって」
最後はみんなでぐっすりおやすみなさい。いい夢見てね。
おやすみ前に親子で大笑い!気がつけば、笑いながら眠ってる…?!
最近お気に入りのかがくいさん。
サイズもちょっと小さめで、小さい子にぴったりの絵本。
でも、5歳の上の子も大喜びで、ページをめくるたびに大笑いでした。
表紙で寝ているソフトさんも、裏表紙で寝ているキリンさんもかわいい。
たこさんの「くーるくる」、ソフトさんの「と~ろとろ」、と擬音もまた楽しく、ページをめくるのが楽しいです。
ありさんはちょっと小さすぎて表情が分かりにくかったですが。
おふとんの柄も見逃さないで!
うちの息子はトイレットペーパーさんのおふとんの柄を目ざとく見つけました。
(だかりんさん 30代・ママ 男の子5歳、女の子2歳)
こんな一冊、ほしかった!生活リズムを伝えながらおやすみに導くおはなしの世界
こんな絵本、わたしも欲しかった!
子どもの「すこやかなねんね」を導いてくれる、可愛くて頼りになる一冊です。表紙はふわふわ柔らか。
はじめてママになった時、最初にぶつかる大きな悩みのひとつに「子どもがなかなか寝てくれない」というのがありますよね。夜は早く寝た方がいい、というのはわかっているけど・・・なかなか思い通りになんてなりません。
早稲田大学人間科学学術院教授・医学博士の前橋明さんによる監修で、子どもの睡眠には「生活リズム」が大切だということを教えてくれます。1日の生活リズムを身につけていけるように、豪華な絵本作家陣(荒井良二・木坂涼・まるやまあやこ・浅倉田美子・ななもりさちこ・長谷川義史・まつながあき・さこももみ・100%ORANGE・大塚いちお・矢部美智代・岡田千晶・松成真理子)による、おはなしの世界が続きます。朝と昼間はお日さまの光をいっぱいあびて。体を動かして元気に遊びます。夕方になったらごはんをたべて、ゆっくりちゃぷちゃぷおふろ。そして眠くなってきたら、ママと一緒にお楽しみの時間。今日はお月さまのお話?おふとんのお話?ああ、なんて贅沢で素敵な時間・・・。
合間にはお話に合わせた具体的なアドバイス、そしてゆったりとした気持ちになれる歌を美しいイラストとともに紹介してくれます。
こんな風に、いつのまにか1日の流れを理解して、安心して気持ちの良い眠りにつけるようにお手伝いをしてくれるこの絵本、ママたちにとってもきっと心強い存在となってくれるはずです。お誕生のお祝いにもぴったりですね。
今日もいっぱい食べて走って、笑って泣いて。
いちにちの終わりはおやすみ絵本で、おやすみなさい…。
まだまだやることいっぱい、子どもが寝たら起きなくちゃ。
気が張ってるママ・パパも。
たまには(観念して)わが子といっしょにおやすみの世界へ…いってらっしゃい!
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