スタイルトップ  >  絵本・本・よみきかせ   >   雨降りが続いてたいくつな日に楽しめる幼年童話とは・・・?

雨降りが続いてたいくつな日に楽しめる幼年童話とは・・・?

もしきみがたいくつをしているのなら、いいことをおしえてあげましょうか。

雨降りが続くこの頃、外でも遊べないし、たいくつだなあ~という子がいたら、ぜひおすすめしたいのがこちらの『クレヨンマジック』。ページを開けば「もしきみがたいくつをしているのなら、いいことをおしえてあげましょうか」と本の中からふしぎな声がして、あっという間にお話にひきこまれてしまうんです。
こちらでは『クレヨンマジック』のお話を、思いっきり楽しむ方法を教えちゃいます!

まずはどんなお話なのか、読んでみよう!

クレヨンマジック

「もしきみがたいくつをしているのなら、いいことをおしえてあげましょうか。」 
そんな風に呼びかけられたら、好奇心いっぱいの子どもたち、いや大人だって、 
気になって仕方なくなってしまいますよね。 
さらに表紙を見ると、紙ひこうきに乗った男の子と黒猫が、白い柱に囲まれた 
現実ではないどこかに迷いこんだようで、不思議な雰囲気がぷんぷんしてきます。 

 

さあ!どんどん胸がワクワクしてきたら、早速本のとびらを開いてみましょう。 

 

登場したのは、雨降りの中、どこかに出かけるのも面倒で、遊ぶ友達もいなくて 
窓の外をぼんやりと眺めている男の子。 
どこからか声がしてきます。男の人の声でしょうか?それとも女の人の声? 
男の子はその声にしたがって、まず、紙とえんぴつを用意します。 
次に、声が唱えたとおりにおまじないのことばを書き(どんなことばかは、読んでのお楽しみ)、 
その紙で紙ひこうきを折ります。そして、窓から外にえいっと投げ…。 

 

さて、その後にはいったいどんなことが起こったと思いますか? 

 

奇妙だけれどユーモアあふれる舟崎克彦さんのお話に、色彩豊かで異国情緒 
あふれる出久根育さんの絵が合わさって、何とも不思議で魅力的な世界が 
ここに登場しました。子ども達にとっては、ぞくぞくするようなちょっとこわい場面も 
あるかもしれないけれど、逆に何度ものぞきたくなってしまうに違いありません。 
さらに、ことば遊びや九九が出てきたり、お話全体がちょっとしたゲームのように 
なっているのも子ども達の心をぐっとつかみそう。読んだ後には、物語と同じことを 
やってみたくなる子ども達がたくさんいるかも!?

読んだら、ためしてみる?!

①まず、かみとえんぴつを用意します


本によれば、えんぴつはとがっているものが良くて、かみはくずかごに入れたのをもう一度のばして使ったようなのじゃだめとのこと。きっと、きれいなかみをつかった方がいい、ということですね。


②かみに、おまじないを書きます。


③そのかみで、かみひこうきを折ります


かみひこうきの折り方がわからなくても大丈夫!本の中に、ちゃんと「かみひこうきのつくりかた」も載っています!


④かみひこうきを、えいっと外になげます

⑤そのあとはどんなことが起こるかワクワクしながら待ちます


さて、ふしぎなことは起こるかな・・・?

このお話を読んで、実際にやってみた子どもたちがたくさん!

実は今回紹介した『クレヨンマジック』は、1982年に刊行されていた『クレヨンマジック』を画家を変えて2013年にリニューアル出版したもの。1982年に刊行されたときには、たくさんの子どもたちが、このお話の真似をして、何度も何度もかみひこうきを折っては外に飛ばしたのだとか。本はその後しばらく手に入りづらくなっていましたが、このたび30年ぶりに復刊されました。子どもの頃に読んでいて懐かしい!と思われる大人もたくさんいるかもしれませんね。新たに今の子どもたちが、このお話に体まるごと入り込んで、想像豊かに遊ぶ姿が目に見えるようです。ぜひ周りにいる子どもたちに「こんな面白い本があるよ!」と教えてあげて下さいね。
 

絵本と児童文学の架け橋に!「おはなしのくに」シリーズ

『クレヨンマジック』の他にも、読みやすくて面白いお話が読みたい!と思ったら、こちらの「おはなしのくに」シリーズを。とくに絵本から読み物へと読書が移行する小学1~3年生ぐらいの年齢の子におすすめのシリーズです。
親子の読み聞かせタイムにも、はじめてのひとり読みにも、ぴったりの楽しいラインナップが揃っています。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部

この記事の関連キーワード