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いざというときのために。親子でもしもの地震や災害について絵本で学ぼう!

いざというときのために

絵本を使って親子で防災を学んでおこう

異常気象や自然現象によっておこる、様々な災害。特に日本は活断層をもっているので、地震は避けて通れません。自然現象による災害はいつおきるかわからないため、もしものときに備えて、日頃から災害や防災について知っておくことが大切です。

突然の災害にあったときに慌てないためにも、お子さんと一緒に災害や防災の知識をつけ、話し合っておくと安心ですね。

絵本で防災、災害についてわかりやすく学ぼう

子どもに災害や防災のことについて伝えるのは、ちょっと難しいですよね。親子で話し合うといっても、何から始めればいいのでしょうか。話だけでは伝えきれないことも多いですし、かといって写真や映像では怖がらせてしまう可能性も。

そんなとき、災害や防災をテーマにした絵本を使ってみるのがオススメ。地震や災害ってなに?起きた時はどうなるの?もしも、パパやママと一緒でないときに起きたらどうする?今、備えることの意味は?など、話し合うきっかけになりますよ。

イメージもイラストなどで余計に怖がらせることもなく、どのように防災したらよいのかを、子どもでもわかりやすく学ぶことができますね。親自身が気付くことも。

絵本を使って学ぶことで、日頃から災害や防災について学び、話し合うことが、もしもの時の準備のはじまりです!

絵本で地震がきた時の行動を学ぶ

はなちゃんの はやあるき はやあるき

「奇跡の脱出」としてニュースになった、岩手県野田村保育所をもとにした絵本です。はなちゃんの通う保育園では、月に一度、避難訓練があります。でも、のんびりやのはなちゃんは、いつもおくれてしまうので、はやあるきの練習をすることにしました。そんなある日、とつぜんおおきな地震がおこったのです…。保育園の子どもたちが、じっさいにおきてしまった災害に立ち向かいます。じぶんでじぶんの命をまもることの大切さを伝えるお話。

普段はのんびり屋のはなちゃんが地震に遭遇したときのお話。はなちゃんがどんな行動をしたのかが参考になりますね。東日本大震災での岩手県の保育園をもとにした作品なので、地震のあとの津波についても描かれており、学ぶことが多い絵本です。

 

ぐらっとゆれたらどうする!?

そらジローと木原実が「防災」を考える絵本

日本テレビ「news every.」に登場するキャラクター・そらジローと、気象予報士・木原実による防災絵本。派生キャラクターのくもジロー、ぽつリンも登場し、木原実が防災についての心得を説きます。

日本テレビ「news.every.」などに登場する天気予報マスコットキャラクター・そらジローと、お天気キャスター・木原実による、子供のための防災絵本です。
地震、大雨、雷、台風、津波、大雪などの自然災害に対し、どのように準備、対処したらいいのか。
また、いざという時のために、お父さん・お母さんと日頃からどのような約束をしていたら慌てずにすむのか。
そらジローのさまざまな疑問に対して、木原実が優しく丁寧に解説・アドバイスします。

「じしんのえほん こんなときはどうするの?」は、学校や家など場面ごとに、地震のときの対処方法がかかれています。学校など親と一緒ではない場合、どのように自分で安全を確保するのかが学べます。

保育園や幼稚園と違って、小学校に上がると親と一緒に行動しないことが圧倒的に増えます。そんなとき、どうするのか。しっかり話し合っておくことが、いざというときの心の支えになるかもしれません。

火災や津波、その他の災害についても絵本で学ぼう

「火にきをつけて、ドラゴンくん」は、ドラゴンと女の子の話をもとに、家事になったときにどんな対処をしたらよいのかという内容です。ドラゴンというキャラクターから男の子も興味を引きやすいかもしれませんね。

火にきをつけて、ドラゴンくん

ドラゴンくんがくしゃみをしたら、さてどうなる?――女の子とドラゴンくんのやりとりを通して、火事から身を守る方法を学べる絵本。

「にげましょう」は、津波や大型台風、原子力発電事故などのさまざまな災害からからどのように、どのタイミングで避難したらよいのかがかかれています。避難訓練といえば震災や火災がメインですが、大型台風や原発事故などについてもかかれているので、大人にも参考になります。

「はしれ、上へ! つなみてんでんこ」は、東日本大震災の津波の小中学生が山に向かって逃げた時の実話をもとにした作品です。小中学生が協力しあって避難したこと、家族と離れていても、一人ひとりが安全な避難を心がけたことなど、実話ならでの避難に対するメッセージが込められています。絵にも緊張感のあり、津波の恐ろしさがかかれています。

はしれ、上へ! つなみてんでんこ

被災したことをわすれろ、という人もいれば、わすれるな、という人もいる。でも、ぼくはわすれないほうがいいと思う。

親子で一緒に地震について考えよう

どんなものなのか、どうすればいいのか。親子で具体的に話し合うために役立つ書籍をご紹介します。

決定版 巨大地震から子どもを守る50の方法

●3.11の教訓を生かした、最新情報!
メディアに多数出演している、危機管理アドバイザー・国崎信江氏の最新刊。本書は、東日本大震災を教訓に、震度7以上の巨大地震にそなえた、最新防災マニュアルです。
著者自らが実践している「自立した備え」の数々を紹介。
家の補強から食料の備蓄、地震保険についてまで、来るべき巨大地震を生きて乗り切るためのサバイバル術を、イラストでわかりやすく解説しています。また、「3.11わたしの体験」として、被災者40人の声をまとめました。

●命をつなぐための50の防災マニュアル
<今すぐ役立つ防災情報>
・まちがえがちな避難行動
・子どもに言ってきかせたいこと
・地震に強い自宅をつくる
・耐震化助成を受けるには
・地震保険加入のポイント
・一ヶ月 自力で生きる備蓄 ・・・・・・など満載!

親子のための地震イツモノート

子どもと一緒に、
そなえていますか。
10万部突破の『地震イツモノート』
子ども版ができました。

地震の多い日本。
イツモの生活のなかでそなえたい。
イツモあるもので工夫したい。

地震のおこる可能性は、
モシモではなくイツモ。
イツモしていることが、
モシモのときに役立つ
あたらしい地震への
そなえかた。

「決定版 巨大大地震から子どもを守る50の方法」は、イラストつきでわかりやすく、日頃の備えから避難場所、耐震強度の家のことや地震保険のことまで幅広くかいてあります。東日本大震災を経験した人の体験談もかいてあります。大震災に備えた知識が豊富にかかれています。
「親子のための地震イツモノート」は、日頃から地震に備えると、もしものときに役立つという内容です。「地震イツモノート」の子ども版としてかかれた本なので、子どもにとってわかりやすい内容になってます。また、自分の部屋の物をおく配置も意識することができます。

 

お子さんが読む、というよりも、大人が読んだうえで、説明し、準備を一緒にするときに役立ちますね。

絵本を通して「自分の身は自分で守る」という意識を学びたい

学校や保育園で避難訓練の練習がありますが、なんのためにやっているのかわからない子どももいます。絵本を使うことで、子どもたちの災害や防災のイメージしやすくなるでしょう。また、実際にその状況になったときにどんな防災をしたらよいのか、絵本を使うことで小さいときから身につけられます。
日常生活で常に親子が一緒にいられるわけではありせん。離れていても一人ひとりがしっかり防災避難し、自らの安全を守るという意識を日頃からつけておくことが重要です。

忘れたころにやってくる地震、予期できない災害

当たり前ですが、災害は予期せず起こります。

特に地震は、忘れた頃に大きな地震がやってきたりします。そのため、日頃からの準備、備えが大事ですよね。
絵本なら定期的に読み直しても、子どもが飽ず、親子間での話題にもなり、日頃から意識することができるかもしれません。


紹介した絵本「はなちゃんの はやあるき はやあるき」は、岩手県の保育園がモデルになっていますが、この保育園では、日頃から避難訓練の練習が行われており、日頃のからの備えがいかに大切かがわかります。日頃からの意識付けがもしもの時に役に立つことはわかっていても、今までしっかりお子さんや家族で話し合ったことがない方にも絵本はいいとっかかりになります。

また、小さい頃に何度も読んだ絵本は、大人になっても覚えていることがありますよね。

防災対策、まずは正しい知識を家族で共有することから始めてみてはいかがでしょうか。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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