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【入園・入学 絵本】ドキドキしているのは……ぼくだけ、わたしだけじゃない!?「小学校って、どんなところ?」

 

いよいよ春から小学生。ランドセルも、お道具箱も、運動靴も準備して。新しいお洋服も買ってもらって!知らないところに行くって、ワクワクする。

 

でも……「小学校ってどんなところ?」
ちょっぴり不安もあるよね。

 

だいじょうぶ!
だって、ドキドキしているのはきみだけじゃないみたいだよ。
緊張をほぐしてくれるような、楽しい「学校の絵本」をご紹介します。

緊張しているのは、みんな同じ。「 がっこうへ行こう!」

学校だってどきどきしてるって知っていた?

がっこうだって どきどきしてる

がっこうだって どきどきしてる

はじめてのクラス、はじめての学校、みんなどきどきするものだけど……学校だってどきどきしてるって知っていた?

学校がちょっぴり怖い子、苦手な子、いやだなあと思う子たちへ――こんな学校だったら、ちょっと面白いんじゃない?

はじめて新しいクラスに入るとき、新しい学校に行くとき、子どもはみんなどきどきして、ちょっぴり不安を感じるものですが、じつは、学校のほうも不安で心配でしかたなかったとしたら!?  生まれたての学校が、子どもたちといっしょに少しずつ「学校って、もちろん楽しいことばかりじゃないけど、でもやっぱり楽しいかも」と思えるようになるまでを、不安な心によりそって描きました。学校といっしょに、どきどきして、切なくなって、げらげら笑える、唯一無二の学校絵本です。

「がっこう」の気持ちに共感できた娘
7歳の娘と読みました。

4月に小学校に入学してはや3か月。
入学したてのころの新鮮な気持ちはまだしっかりと記憶にあり、
「がっこう」の「はじめてのがっこう」に対する気持ちにも
とっても共感できた娘でした。

どんな子たちがくるんだろう?
がっこうってなにをするんだろう?

という新入生のワクワクドキドキ、
そして、

馴染めなくてイライラしてみたり、
なかよくなれそうにない子がいたり、
でも打ち解けて反省してみたり。

といったマイナスな場面も、
子どもたちではなく学校目線で描かれていて、とても新鮮なのに
とっても共感できる不思議な物語。

最後まで読み終えると、
「がっこう」ってすてきなところだな、
と、改めて思えます。

なんだか「がっこう」行きたくないなー。と思っている時に読むと
「がっこう」へ行きたくなっちゃう魔法がかかりそう。
そんな不思議な力を秘めた一冊です☆
(ムスカンさん 30代・ママ 男の子11歳、女の子6歳)

「小学校って、どんなところ?」

小学校の生活

小学校の生活

「小学校って、どんなところ?」「小学校では、何をするの?」…新しく小学生になる子どもの、疑問と不安、ワクワクに答える生活絵本。小学1年生の1日、1年、小学校6年間の生活が、オールカラーのイラストでわかる。人気絵本作家・はまのゆかのイラスト。

小学校の生活がよくわかります
とても丁寧に描かれた絵で、小学校での生活がよくわかる絵本だと思いました。小学校前のお子さんにプレゼントしたい一冊の絵本だと思いました。親にも祖父母にも懐かしい小学校生活が甦って、読んでいる子に自分の時のことも話せていいなあと思いました。
(ぴょーん爺さん 60代 じいじ・ばあば) 

「わたし、いそがしくて学校に行っている暇なんかない!」

ぜったいがっこうにはいかないからね

ぜったいがっこうにはいかないからね

そろそろ学校に通い始める年になった妹のローラは、がっこうなんて行かない!行く必要がない!と、また得意の持論でアレヤコレヤと、屁理屈を述べています。

そんな妹を見かねて、学校に行くとこんないいことがあるよ!と説得にかかるお兄ちゃんのチャーリー。
どんなに学校の良さをアピールしても、いつもにも増して強情なローラは一向に受け付けず、ついには彼女のイマジナリーフレンド「ソレン・ロレンセン」を持ち出します。
チャーリーが、すかさず「ソレン・ロレンセンがお前の隣に座れなかったらどうする?」と切り出すと、ローラは初めて本気で学校に行くことを考え始めます。

そして、ついに学校に登校する日がやってきましたが・・・・。

新生活に飛び込む時の不安は、大人でもあるのに子どもなら尚更。
大人には理解しづらい、子どもの抱える不安を、彼女の空想の友達「ソレン・ロレンセン」という存在が浮き彫りにします。

妹をどこまでも心配し、手を焼くお兄ちゃんが今作でも健在。
同じく、「チャーリーとローラ」シリーズの『ぜったいたべないからね』『ぜったいねないからね』『ぜったいひとつだからね』も合わせてどうぞ!

(福田亜紀子  元絵本編集者)

https://www.ehonnavi.net/ehon/6572/%E3%81%9C%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%8C%E3%81%A3%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AD/

ユーモアあふれる絵本
入学する前から「行かない」と言っているちょっぴり生意気な妹と、そんな妹を心配する優しいお兄ちゃんのユーモアあふれる軽快なやりとりがクスっと笑える不思議な魅力のシリーズ絵本です。
学校に行ったら数が数えるようになったり、字が読めるようになると熱心に説明する兄に対して、そんなのできなくていいと言い張る妹。でもうまく言いくるめるお兄ちゃんの頭の回転の速さに感心します。生意気で屁理屈だけど、やっぱり学校に行く不安があることが浮き彫りになり、そんな妹の背中をそっと押して勇気づけるお兄ちゃんの優しさに胸をうたれます。
入学の当日、妹が心配でそわそわするお兄ちゃんの様子がほほえましいです。そんな心配をよそに最後には家に友達を連れて帰ってくる妹。最後にお兄ちゃんに対して言う一言はやっぱり生意気だけど、入園前などに読みたくなる心温まる絵本でした。
(えりこママさん 20代・ママ  女の子1歳)

転校初日、不安な気持ちしかなかったけれど…

いまから ともだち

いまから ともだち

学校がもっと好きになる絵本シリーズ、第1弾! 青少年読書感想文全国課題図書「メガネをかけたら(小学館)」のコンビの最新作! テーマは「友情」。 転校ばかりのはるかちゃんは、 こんないなかの学校に、本当は来たくなかった。 でも、この学校は今までとなんだか違う。 分校での出会いが、女の子を変える! -友だちのつくり方は、 教科書にも書いてない。 必要なのは、ちょっとの勇気なのかもしれない。

https://www.ehonnavi.net/ehon/118322/%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%A0%E3%81%A1/
https://www.ehonnavi.net/specialcontents/contents.asp?id=404

磯崎 園子(絵本ナビ編集長)

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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