魅惑の「宮西達也ワールド」へようこそ♪親子でハマる!『おまえ うまそうだな』など作品多数!
数多くのヒット作を持つ宮西達也さんの魅力に迫る!『おまえ うまそうだな』など
『おまえ うまそうだな』をはじめとする『ティラノサウルス』シリーズ、『おとうさんはウルトラマン』『にゃーご』など、数多くのヒット作を持つ絵本作家、宮西達也さん。
子どもだけではなく、ママやパパのファンも多い「宮西ワールド」の魅力に迫ります!
『ティラノサウルスシリーズ』!累計200万部突破、アニメ映画にもなった恐竜たちの愛の物語。
宮西達也さんといえば、まずはやっぱりこちら。
『おまえ うまそうだな』をはじめとする『ティラノサウルス』シリーズです。
食うものと食われるものの関係であった肉食恐竜と草食恐竜との間の、愛と友情の物語。
シリーズを通して家族のあたたかさ、大切さ、親子の愛情が伝わり、そのストーリの奥の深さに大人も子どもも涙する感動作です。
シリーズ第1作、『おまえ うまそうだな』は「けんぶち絵本の里」大賞を受賞。
感動巨編
夜眠る前にベッドの中で読み聞かせました。子供は最初は、とても楽しい絵を見てキャッキャッと笑っていましたが、読み終わると眼に涙をいっぱい溜めていました。「感動した?」と聞くと、照れくさそうに布団にもぐってしまいました。起承転結がはっきりしていて大人もこころ動かされる絵本です。最後にアンキロサウルスが両親に出会う、セリフのないページは息をのみました。ぜひパパが読み聞かせるべき一冊と思います。プテラノドンが主人公の続編もおすすめです。
(キンダーブックさん 30代・福岡県福岡市 男5歳)
「ティラノサウルス」シリーズ
絵本だけでなく、幼年童話もぜひどうぞ!
大人気絵本「ティラノサウルス」シリーズ初の幼年童話です。ティラノサウルスのむれのボス、ゼスタと心やさしいセラの子として生まれたトロンは、早くお父さんのように強くなりたいとねがいます。ところが大きなじしんをきっかけにトロンはひとりぼっちになって……。寂しさにうちひしがれながらも、いろいろなきょうりゅうと出会い、お父さんの言っていた本当にだいじなことをトロンは学んでいくのでした。本当の強さとは、愛とはを考えさせる感動の物語。
『おとうさんはウルトラマン』シリーズ。がんばるお父さんが大好き!笑って泣いて笑顔になる!
宮西達也さんが「がんばるお父さんを応援するために描いた」と話す『おとうさんはウルトラマン』シリーズ。
家族のために一所懸命頑張るお父さんの姿を、コミカルに、愛らしく、そしてカッコよく描きます!
父子で読んだり、母子で読んだ後、「うちのお父さんもカッコいいよね」なんて話してみるのもいいかもしれません。
まじめで不器用、一生懸命なウルトラ・パパの子育て絵日記『おとうさんはウルトラマン』
一生懸命なお父さんを可愛く描写!!
これは母子でとっても笑って読める一冊です。
お父さんをウルトラマンに重ね合わせている、その思いが表情が言葉がとても心にくいんです。
そして楽しいけどやはり感動します。
家族のために頑張り、悩むお父さん。
最後の1ページはほろっと来ます。
私達の子供時代のキャラクターも沢山登場して、懐かしいです。
家族の絆を明るい思いで再認識しあうのにも良い一冊です。
(にんてまさん 30代・大阪府豊中市 男5歳、女3歳)
『おとうさんはウルトラマン』シリーズ
『おとうさんはウルトラマン』シリーズがカルタになった!
人気絵本作家・宮西達也氏が描く、おとうさん絵本のベストセラー『おとうさんはウルトラマン』シリーズ。パパになったウルトラマンの子育て絵日記の数々がかるたに!
楽しく遊びながら、ことばの持つリズムを知り、ことばや文字への関心を深めます。家庭的な内容がもりだくさんで絵にも文章にも親しみやすく、親子のスキンシップにもぴったり!
絵本とエッセイ、対談も収録した、おとうさんのための新しいタイプの育児書
おとうさんはつらいよ
最近、おとうさんをターゲットにした教育雑誌が続々創刊されていますよね。
『子どもの将来は“父親力”で決まる!』みたいな見出しに「勉強や友だちのことで悩む子どもへの声のかけ方」から「運動会で1番になれる走り方の指導法」まで。
おとうさん修行の道は険しい…。
でも、ボクが子どものころのおとうさんのイメージって、「仕事熱心だけど子煩悩、子どものことをいつも思っているのに口下手で、たまに一緒にいると何となくお互いぎこちない」という感じだったよなぁ。
この「おとうさんはウルトラマン/おとうさんの育自書」を読んで、うんうん、そう、こんな感じ。なんかホッとしたりして。
だけど、娘たちはオシャレで知的で何をやっても完璧、そんなおとうさんを望むようになるのかな?書店に並ぶ雑誌を横目で見ながら考えるおとうさんなのでした。
(ぶたももさん 40代・パパ・東京都府中市 女3歳、女1歳)
ママもハマる!宮西 達也さんの人気作品が勢ぞろい
ママと子どもの関係を描いた作品も人気です。
絵本を通して母と子の愛を再確認してみてくださいね。
「おっぱい」を通して子どもの成長を描く
ゾウさんのおっぱい。ネズミさんのおっぱい。ゴリラさんのおっぱい。ブタさんのおっぱい。いろんな動物が、おっぱいを飲んでいる姿が描かれています。
ゾウさんは、体の割に意外と小さなおっぱい。赤ちゃんがいっぱいいるネズミさんは、おっぱいもいっぱい。ブタさんも子だくさん。だから、たくさんのおっぱい。ゴリラさんは、毛むくじゃらの体につるっとしたおっぱい。
みんなおっぱいを飲んで、大きくなります。
そして……いよいよお母さんのおっぱいが登場。
お母さんのおっぱいを見つめるのは、赤ちゃんかな。それとも……?
お母さんと赤ちゃんの強いつながりを育む「授乳」という行為。客観的にはどんな風に見えているのか、読んでいると温かい気持ちで満たしてくれると同時に、ピシッと背筋を伸ばしてくれる一冊です。
おっぱい真っ盛りの赤ちゃんとも、おっぱいを卒業したお兄ちゃんお姉ちゃんとも、ぎゅっと触れ合いながら読んでみて下さいね。
がんばるお母さんに贈る、子どもの気持ちに寄り添った子育て応援絵本
お母さんは、子どもを愛してる。誰よりも、深く。そう、もちろん。
でも、忙しい毎日の中で、そして子どもをしっかり育てるために、叱ることもありますよね。
子どもも、お母さんが大好き。誰よりも。
毎日、叱られるけど・・・。それでももちろん、お母さんが大好き。
この絵本は、子どもの目線で「もし、こうしてくれたら、もっとおかあさんのことだいすきだよ」という気持ちが描かれています。
ぼくね おかあさん だいすき。
おかあさんは「はやくおきなさい!またねぼうでしょ」っていうけれど・・・
やさしく「おはよう」っていいながら ぎゅうってだっこしてくれたら
ぼくね もっとおかあさんのこと だいすきだよ。
ページをめくるたびに温かい気持ちになるのは、もちろんお母さんも、そんな子どもの気持ちをわかっているから。
そうだよね、そうだよね、と、たくさんたくさん、温かい気持ちを味わってください。
「ありがとう」と「だいすき」が、たくさんたくさん出てきます。
声に出して、読んでみてくださいね。
楽しく読んで考えさせる『にゃーご』シリーズ
無邪気な子ネズミと可笑しなネコ。
先入観なく出会ったら、敵同士でも仲良くなれる?
楽しく読めるコミカルなストーリーの中に、考えさせられる視点が隠されている名作シリーズです。
表紙の仕掛けに感動!
表紙のねこを見た瞬間大好きになった一冊です。
両開きして表紙を見ると良く分かるので一度試してみてください。
ねことねずみのほのぼのとしたお話。
ねずみ学校の先生が、こわーいねこの話をして注意しているのに、遊んでいる3人ぐみ。
そこへ、「にゃーご」と現れたねこ。
危うし、こねずみくんたち。ねこの恐ろしさを知らないって事は、幸せなのか?
ねこの背中に乗せてもらって、ももがりへ出発。
ねこのきょっとんとしたところが面白い。
そして、ねこも行動に出た。思いっきり大きな声で「にゃーご」と、一声。
こねずみくんたちも、大きな声で「にゃーご」。
「にゃーご」は、ねこのあいさつのことばと勘違いしているこねずみくんたち。
度胸があるのか、知らないって事は、すごいことなのか?
そんなことを感じてしまった。
( いちごみるくさん 40代・徳島県板野郡 )
『にゃーご』シリーズ
こんなに可愛い『にゃーご』のパペットもあります!
『にゃーご』と『ねずみたち』でリバーシ勝負!
赤ちゃんも読める、宮西達也さんの作品も揃っています!
心の奥深くを描いた「物語の絵本」というイメージが強い宮西達也さんですが、実は赤ちゃんから読める「赤ちゃん絵本」も揃っています。
シンプルな魅力が詰まった宮西達也さんの赤ちゃん絵本ワールドを、ぜひお楽しみください。
「はーい!」一緒に声を出せば元気が出る!
「にゃん にゃん ねこさんですか?」
「わんわん いぬさんですか?」
そんなふうに聞かれたらどうする?
もちろん、元気よく。
「はーい!」
手をあげて元気にお返事するよね。
あれ、いぬさんはお耳をあげてお返事しているね。
じゃあ、かにさんは?ぞうさんは?おばけさんは!?
つぎつぎみんなが登場して、色んなところを使って元気に…
「はーい!」
あーびっくりした。
めくって楽しいたて開き絵本。一緒に声を出せば元気が出る出る呼びかけ絵本。
更に両手いっぱいに使って答えれば大盛り上がり!
「はーい!」という言葉だけで、宮西達也さんが作っちゃったこの絵本
小さな子から大きな子まで、この言葉一つでコミュニケーションがとれちゃうなんて素敵。
とびっきり明るくてしあわせな気持ちになれますね。
大人気絵本『はーい!』が拡大版になって登場です。
この「ながーいもの」はなに?絵探しも楽しめる絵本
くり返しのパターンとラストの意外性が楽しい!
体の一部分が長い生きものがいます。キリンの長い首は、高い木の葉を食べるのに便利です。ゾウの長い鼻は水を飲むときや、食べものを食べるときに便利。カメレオンはどこが長いか、わかりますか? 親子で楽しめる絵本。
他にも宮西達也さんの人気シリーズがこんなに!
まだまだ紹介しきれないほどたくさんの名作絵本があります。
宮西作品の魅力はなんといっても、主人公のキャラクターが個性的なこと!
それぞれのキャクターの個性が生かされて、物語を魅力的に彩っています。
駆け足になりますが、ここで一気にご紹介します!
主人公は、トラック!「働く車」が好きな子と読みたいシリーズ
ちっちゃな赤いトラック、レッドくんは、物を運ぶのが仕事。
たぬきのおじさんに「ゆりかごをうさぎさんのところへとどけておくれ」と頼まれます。
うさぎさんに赤ちゃんが生まれたのです。
そしてゆりかごと一緒に、ふたつの袋も・・・。
「そのふくろには、なにがはいっているの?」とたずねますが、おじさんは
「とってもとってもステキなもの」としか教えてくれません。
中身は謎のまま、レッドくんは走りだします。「いってきまーす」ブッブー。
山をこえ谷をこえ、うさぎさんのうちへ。がんばれレッドくん!
ところがまちにやってきたレッドくんは、落ち込みっぱなし。
スポーツカーのおねえさんに「のろまなんだからー!」と怒られたり
ゴミ収集車のおにいさんに「おれたちはいそがしいんだ」とどなられたり。
他の車と自分をくらべて、めそめそが止まりません。
「ぼくは、ちびでのろまで、やくたたずなのかもしれない・・・」
でもね、ちゃあんと応援してくれるひとたちがいましたよ。
クレーン車のおじちゃんたちに助けられ、あと一歩!・・・の、そのとき、「とってもステキなもの」を落とし、あたり一面にばらまいてしまったレッドくん・・・。
もう、レッドくんの目からは涙が垂れっぱなしなのですが(笑)
用意されていたのは、ほのぼのする幸せなエンディング!
作者の宮西達也さんは「自動車のキャラクターで絵本を作ろう」と思った日から一週間、毎朝ファーストフード店に通って、道路側の席に座り、走る車たちを見つめていたそうです。
そのうち車たちの心の声が聞こえてきて・・・その声をヒントに「レッドくん」は生まれたそうですよ。
泣き虫だけど、いっしょうけんめいな、ちっちゃい子。
あらら、どこかの誰かに似ていませんか?
子どもたちが共感する、かわいい車たちの絵本シリーズ誕生です。
「ちっちゃなトラック レッドくん」シリーズ
主人公は、かぶとむし!兄弟たちの人間模様(?)も楽しめます
さすらいの かぶと三十郎!
「椿 三十郎」ならぬ「かぶと 三十郎」・・・・まずはタイトルに惹かれますね。 昆虫達の時代劇というかんじで子供も大人も楽しめる話の展開でした。
宮西さんといえば、最近ではティラノザウルスシリーズが有名ですが、このお話も悪役から改心するゴキブリがティラノによく似ています。
7歳の息子は昆虫好きで、真剣に聞き入ってました。
特に悪い虫が三十郎に退治されてるシーンは大笑いでした。
終盤には人間が登場して、ゴキブリが・・・・!!!
息子も一言「母さんもやるよね・・・」って、はい。(だってぇ~~~)
物語りも少し長めだし、本当の強さは・・・というところを理解できるのは、小学生くらいからかなぁと思いました。
さすらいの「かぶと三十郎」。 旅先で次に出会うのはどんな虫?
シリーズ化が楽しみです。
(トマト太郎さん 40代・ママ・愛知県蒲郡市 男7歳)
『かぶと三十郎』シリーズ
『シニガミさん』シリーズ
宮西達也さんの作品は、深い物語から大切なことを学べる
「当たり前に思うことも当たり前じゃない」
「目に見えることが全てではない」
「思いやりや愛を持つ」
「一生懸命やる」
そんな大切なことを教えてくれる宮西達也さんの作品たち。
ぜひ、お子さんと一緒に読んでみてくださいね。
編集協力:洪愛舜(編集者・ライター)
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