2020年リンドグレーン賞受賞! 絵本作家ペク・ヒナさん
2020年3月31日、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞※を、韓国の人気絵本作家、ペク・ヒナさんが受賞されました。
独自のファンタジー世界を作り出す、韓国の人気絵本作家
絵本作家。 自称「人形いたずら作家」。 1971年、 ソウル生まれ。
韓国の梨花女子大学卒業後、 カリフォルニア芸術大学でアニメーションを学ぶ。 人形制作、 緻密なセット作り、 撮影までをひとりでこなし、 独自のファンタジー世界を作り出す。
※アストリッド・リンドグレーン記念文学賞 (The Astrid Lindgren Memorial Award) は、 児童文学、 青少年向けの文学作品に与えられるスウェーデン政府の主催の文学
ペク・ヒナさんの作品は、日本でも翻訳出版されており、このインパクトたっぷりの表紙に書店で目が釘付けになったという方も多いはず!
「いたずら人形作家」を自称するペク・ヒナさんの作品の特長は、なんといっても表情豊かでユーモラスな人形。この人形は、スカルピー粘土を成形してオーブンで焼き上げ、一体一体、着色して作られています。場面に合わせて何十体も制作しているのだそうです。
絵本の画面は、アニメーションの手法をもとに独自の撮影スタイルで制作されています。(人形と緻密な背景セットの制作、照明、撮影まで、すべてひとりで行っているのだそう!)
プロモーションビデオの中で、メイキング映像が見られます。
そのほかのペク・ヒナさんの絵本
ペク・ヒナさんの新刊は、犬への愛と感謝が詰まった絵本!
ペク・ヒナさんの新刊が、2020年4月16日に発売となります。
前作『あめだま』に登場する犬「グスリ」
長年犬と暮らしてきたペク・ヒナさんから、人間都合の生活を余儀なくされながらも飼い主を見つめ愛を注ぎつ
翻訳は、前作同様、ユーモラスであたたかい作風で人気の絵本作家、長谷川義史さんが担当。主人公「グスリ」の気持ちを大阪弁で軽快に表現しています。
ペク・
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