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秋に欲しくなるのは…絵本ナビ編集長セレクト「大人絵本ギフトセット」がおまけ付きで発売開始

大人が絵本を楽しむとしたら、どんな選び方をするでしょう。心に響く文章、美しい絵、視野を広げてくれる、部屋に飾っておきたい絵本……理由はさまざまでしょう。その自由なセレクトこそが大人の特権ですよね。絵本ナビでは、そんな風に大人にも絵本選びを楽しんでもらいたいと思っています。

 

そこで、こんな秋限定のセットをご用意しました。
「秋に贈りたい大人絵本セット 」

 

秋の夜長にひとりの時間を使ってじっくり味わってほしい絵本を、絵本ナビ編集長の磯崎がセレクトしました。2冊セット、全部で3種類。数量限定、オリジナルトートバッグor巾着のおまけ付きです。

 

「いつもと違う絵本が読んでみたい」「購入を迷っていたけど思いきりがつかなかった」そんな方におすすめです。チェックしてみてくださいね。

絵本ナビ編集長セレクト「秋に贈りたい大人絵本セット」は3種類

【絵本ナビセレクト】秋に贈りたい大人絵本セットA|オリジナルトートバッグ付き

最初にご紹介するのは、今、幅広い分野で注目されていjunaidaさんの絵本『の』と、酒井駒子さんの絵が物語にぴったりと合っている『梨の子ペリーナ イタリアのむかしばなし』の2冊。

 

共通するのは、まずその装丁の美しさ。表紙を見た途端に手を伸ばしたくなってしまうような魅力を放っています。そして中を開けば可愛らしいだけでない、苦みのある表現も含まれており、大人だからこそ味わえる部分も多いはず。自分のためのコレクションに是非追加してくださいね。

梨の子ペリーナ イタリアのむかしばなし

梨の子ペリーナ イタリアのむかしばなし

梨と一緒にかごに入れられ王様の宮殿にやってきたペリーナは、召使として働くことに。心優しいペリーナは誰からも好かれ、王子とも仲良くなりました。ところが、ありもしないうわさを流され、魔女の宝をとってこいと、宮殿を追い出され…。理不尽な目にあいながらも、率直で綺麗な心であり続け、出会う不思議なものたちの苦しみを解放しながら、魔女の宝を探しにいくペリーナ。その勇敢で清らかな姿に胸をうたれます。

の

作:junaida
出版社: 福音館書店

「の」は不思議

「の」は、いつもことばとことばのすきまにこっそりいます。けれど、この「の」が持っている魔法の力で、ことばとことばが思いがけない出会いをしたとき、そこには見たこともない景色があらわれ、聞いたこともない物語がはじまります。この絵本を開いてみてください。「わたしの お気に入りのコートの ポケットの中のお城の……」。不思議な「の」に導かれ、時間も空間もこえた、終わらない旅に出かけてみませんか。

【絵本ナビセレクト】秋に贈りたい大人絵本セットA|オリジナルトートバッグ付き

【絵本ナビセレクト】秋に贈りたい大人絵本セットA|オリジナルトートバッグ付き

こちらの「Aセット」は、どうしても自分のコレクションに追加したくなるような美しさを放つ絵本『の』と『梨の子ペリーナ イタリアのむかしばなし』を2冊セットで。しろくまオリジナルトートバッグ(白)をおまけとしてお付けします。

しろくまオリジナルトートバッグサイズ:約H32×W26cm
※持ち手除く

どのページをめくってもため息が出るような素敵な絵本を、ぜひ、秋の読書に楽しんでみてくださいね。

こちらの「Aセット」は、どうしても自分のコレクションに追加したくなるような美しさを放つ絵本『の』と『梨の子ペリーナ イタリアのむかしばなし』を2冊セットで。しろくまオリジナルトートバッグ(白)をおまけとしてお付けします。

しろくまオリジナルトートバッグサイズ:約H32×W26cm
※持ち手除く

どのページをめくってもため息が出るような素敵な絵本を、ぜひ、秋の読書に楽しんでみてくださいね。

【絵本ナビセレクト】秋に贈りたい大人絵本セットB|オリジナルトートバッグ付き

次にご紹介するのが、不思議な魅力を放っている翻訳絵本『トラといっしょに』と『スモンスモン』の2冊。

 

どちらも一度見たら忘れられない物語と絵。アンリ・ルソーの絵から生まれた『トラといっしょに』に登場するトラには、少し恐ろしさも感じながら同時に優しく癒される感覚も。一方、『スモンスモン』は始めて目にする世界、そして耳にする言葉。このクセになってしまう2冊のセットは、少しクセのあるあの人への贈り物にも喜ばれるかもしれませんね。

トラといっしょに

トラといっしょに

トムがじっと見つめているのは、美術館にあるトラの絵。家に帰ると、トムは紙と色えんぴつをとりだし、大きな大きなトラの絵を描きました。緑の宝石のような目、とがった歯、とても立派なトラです。

その夜。トムの部屋にはふいに暗闇が広がり、壁には緑の目。トラが向こうからやってきたのです! 息をのむトムに、トラはのどをならしながら言います。

「さんぽに いこう」

でも……。怖がるトムを背中に乗せて、ふたりは月の輝く夜の散歩に出かけるのでした。そこで待っていたのは、昼間見た絵のように、奥深く続いていく森。キツネやライオンやクマがいて、ウナギの泳ぐ大きな川があり、さらに夜の遊園地や洞穴も。

「ぼく、ちょっとこわいんだ」

小さな声でトムが言えば、トラは必ず答えます。

「こわくなんてない。しっかりつかまって」

そうやって少しずつ克服しながら、トムはトラとの時間を存分に楽しむのです。やがて疲れて眠くなってきたトムは……。

その美しく、たくましく、そして迫力のあるトラの姿を見ながら目が離せなくなってしまったのは、トムだけではありません。私たち読者だって同じです。それもそのはず、この絵本はフランスの画家アンリ・ルソーの実際にある絵から生まれてきたものなのです。絵が子どもの心を捉え、怯えながらもその世界に魅了されていく。そんな豊かで繊細な心の模様を、ファンタジックな手法で描き出します。月の光に照らされるトラの表情と言ったら……。

この絵本に出会えた子どもたちの心には、どんな景色が残っていくのでしょう。忘れられない1冊になりそうです。

(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

スモンスモン

スモンスモン

可愛らしいようだけど、なんだか不思議な風貌をした子がこちらを見て微笑んでいます。手にはまるくて美味しそうな果物を持っているみたいだけど……そこは、どこ? ちょっとだけ不安な気持ちになりつつ、絵本をめくってみます。

ゴンゴン星に住むスモンスモン。
朝になると、オンオンとロンロンをヨンヨンでつるし、
トントンで川をくだります。

ポンポンのそばではヨンヨンがのび、ロンロンがたくさん実っています。
スモンスモンはトントンにロンロンをつみこんで歩いていくと、
ストンストンを運ぶクロンクロンたちに出会い。

……え、なになに。
なにを言っているの?
ロンロンってなに、ポンポンってどれ?
ストンストンとクロンクロンって、いったいなんなの!?

いきなり頭が混乱してしまったあなた。
大丈夫です、私も同じ状態です。
特に、みっしりずっしりのストンストンが登場した時には、もう。

ところが、気を取り直してもう一度スモンスモンの世界に入ってみると。
奇妙な姿の彼らが愛らしくてたまらなくなり。
その素朴で優しい行動一つ一つに魅了され。
何度でも声を出して読むうちに、どんどんゴンゴン星のことがわかってきた気になって。
「あ、ゾンゾンにはきをつけて!」
……すっかり虜です。

さあ、あなたものぞきたくなったに違いない「スモンスモンの世界」。
大人も子どもも関係ありません。どっぶり浸かってみてくださいね。
ドイツからやってきた、異彩を放つ注目絵本です。

(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

【絵本ナビセレクト】秋に贈りたい大人絵本セットB|オリジナルトートバッグ付き

【絵本ナビセレクト】秋に贈りたい大人絵本セットB|オリジナルトートバッグ付き

こちらの「Bセット」は、不思議な魅力で惹きつけられてしまう絵本2冊『トラといっしょに』と『スモンスモン』をセットで。しろくまオリジナルトートバッグ(ネイビー)をおまけとしてお付けします。

しろくまオリジナルトートバッグサイズ:約H32×W26cm
※持ち手除く

どのページをめくってもため息が出るような素敵な絵本を、ぜひ、秋の読書に楽しんでみてくださいね。

こちらの「Bセット」は、不思議な魅力で惹きつけられてしまう絵本2冊『トラといっしょに』と『スモンスモン』をセットで。しろくまオリジナルトートバッグ(ネイビー)をおまけとしてお付けします。

しろくまオリジナルトートバッグサイズ:約H32×W26cm
※持ち手除く

どのページをめくってもため息が出るような素敵な絵本を、ぜひ、秋の読書に楽しんでみてくださいね。

【絵本ナビセレクト】秋に贈りたい大人絵本セットC|オリジナル巾着付き

最後にご紹介するのは、美しいグラフィックで「音」や「聴くこと」について絵が語る、ブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)とボローニャ・ラガッツィ賞のダブル受賞作品『うるさく、しずかに、ひそひそと 音がきこえてくる絵本』と詩人最果タヒさんが初めて手掛けた絵本『ここは』の2冊。

どちらも子どもに向けた絵本でありながら、大人が読んでも新しい感覚を刺激されるような出来上がり。読んだ後に、少し世界観が変わっているかもしれません。もちろん、デザインや絵が素敵なのは言うまでもありませんね。視野を広げたいと思っている時にぴったりなセットです。

うるさく、しずかに、ひそひそと 音がきこえてくる絵本

うるさく、しずかに、ひそひそと 音がきこえてくる絵本

「はじまりは、しーんと、しずか。」

テーマは「音」。
音とは何なのか。どんな音があるのか。
音のかさなりを楽しむこともあれば、騒音のように聞くに堪えない音があり。
私たちの体や生活の中から生まれてくる音があれば、自然の音もある。

次々に登場する音の種類を、絵で解説する科学絵本。そう聞くと、どんなに難しい絵本になっているだろうと想像してしまうのですが、心配はページを開いた瞬間に吹き飛びます。

「なんて美しい、なんて刺激的な絵本!」

音の振動、大きさ、強さ。音色、かたち、感覚。
グラフィックの手法を使い、それら一つ一つが丁寧に賑やかに表現されていき、見たことのない世界が目の前に広がっていきます。

音が見えると感じる子もいるでしょうし、画面から音が聞こえてくる子もいるでしょう。わからないけど美しい、どれだけ眺めていても飽きることがない、という人もいるでしょう。

さらに「聴く」というテーマに移っていき、概念が広がっていきます。
音の捉え方、大きさや高さの計り方、
聞こえる音、聞こえない音。
音を仕事にする人たち、音を使うコミュニケーション。
そして……音がきこえない世界まで。

ブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)とボローニャ・ラガッツィ賞のダブル受賞をしているこの作品。作者はウクライナを拠点に、絵本を中心に夫妻で活動をするアーティスト、ロマナ・ロマニーシンとアンドリー・レシヴ。彼らがいかに絵本づくりを楽しんでいるか、隅々まで見れば見るほど伝わってきます。

「すっかり音をけして、耳をすまし……」

読み終わってみれば、世界の受けとめ方がかわっている。これはやっぱり絵本なんだと実感するのです。
さあ、声に出して読もうか。一人でじっくり静かに堪能するか。
読むたびに、きっと新たな発見があるはずですよ。

(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

ここは

ここは

「ここは、おかあさんの ひざのうえです。」

今、ぼくがいるのは家の中。
そして、椅子にすわるおかあさんのひざの上。

ここは、まちのまんなかであり、公園の近くでもあり。
空の下でもあり、大地の上でもあり。
誰かにとっての「ここ」のはしっこでもあるけれど。

この広い宇宙の中、ぼくがいるのは「ここ」。
ここは、確かにぼくの「まんなか」なのです。

詩人・最果タヒさんが初めて手がけるこの絵本、読んでいるうちに呼び起こされるのは小さい頃の自分の記憶。それは確かな場所というよりも、自分の立っている絨毯の感触であったり、母親のワンピースの模様の一部であったり、窓から遠く見える遊ぶ子どもたちの走る姿であったりと断片的。だけど、そこがかけがえのない場所であったという感覚はしっかりと思い出すのです。

今、子どもたちがこの絵本を読めば、さらにその場所がこんなに楽しい世界に包まれているということを知るのです。絵を担当している及川賢治さんが枝葉を広げていくように丁寧に描くのは、「ここにいるぼく」を取り巻く近くて知らない景色や仕組み、あちらこちらで起こっている大きくて小さな出来事。その視点がどれだけ世界を広げ、心を穏やかにしてくれるでしょう。

子どもから大人まで、あらゆる人たちにとっての「大切な一冊」となることを予感させてくれる絵本。私も繰り返し読んでいこうと思います。

(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

【絵本ナビセレクト】秋に贈りたい大人絵本セットC|オリジナル巾着付き

【絵本ナビセレクト】秋に贈りたい大人絵本セットC|オリジナル巾着付き

こちらの「Cセット」は、自分の感覚に直接訴えかけてくるような、気づきのある絵本2冊『うるさく、しずかに、ひそひそと 音がきこえてくる絵本』と『ここは』をセットで。しろくまオリジナル巾着(白)をおまけとしてお付けします。

しろくまオリジナル巾着サイズ:約175×260mm

どのページをめくってもため息が出るような素敵な絵本を、ぜひ、秋の読書に楽しんでみてください。

こちらの「Cセット」は、自分の感覚に直接訴えかけてくるような、気づきのある絵本2冊『うるさく、しずかに、ひそひそと 音がきこえてくる絵本』と『ここは』をセットで。しろくまオリジナル巾着(白)をおまけとしてお付けします。

しろくまオリジナル巾着サイズ:約175×260mm

どのページをめくってもため息が出るような素敵な絵本を、ぜひ、秋の読書に楽しんでみてください。

いかがでしたでしょうか。たまには自分のために、ちょっとした贅沢な時間をつくってあげてくださいね。

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磯崎 園子(絵本ナビ編集長)

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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