『ねむねむ こうさぎ』『こうさぎ ぽーん』2冊同時発売
日常の中にある親子の幸せを描いたファーストブック
ブロンズ新社から、絵本『ねむねむ こうさぎ』『こうさぎ ぽーん』が3月に全国の書店で2冊同時に発売されました。
本書は、著者の麦田あつこさん自身の子育て体験から着想を得た内容で、やっと寝かしつけた赤ちゃんがぱちりと目を覚まし泣き出したり、親の手をすり抜けてパワフルに遊びまわったりする様子を、うさぎの親子で表現しています。なにげない日常の中にある親子の幸せな瞬間を描いた、愛情あふれる作品です。
文の麦田あつこさんは、『だるまさん』シリーズ(かがくいひろし)、『しごとば』シリーズ(鈴木のりたけ)、ヨシタケシンスケ発想えほんシリーズなど数多くの絵本を手がけてきた敏腕編集者で、本書が作家としてのデビュー作となります。
絵は、うさぎのイラストレーターとして国内外で人気が高い森山標子さんが担当。うさぎの親子の温かな日常が、繊細なタッチで描かれています。
本のサイズは約15cmと小さめで、おでかけにも便利です。赤ちゃんが誤って口にしても身体に害のないベジタブルインクを使用し、安全性にも考慮されています。
赤ちゃんが最初にであう絵本として、親子で一緒に楽しんでくださいね。
書籍紹介
『ねむねむ こうさぎ』『こうさぎ ぽーん』 麦田あつこ・文 森山標子・絵
・発売日:2021年3月18日(木)
・定価:各935円
・販売:全国の書店などで販売
・頁数:20ページ
・版型:151×151mm ボードブック
著者プロフィール
文 麦田あつこ
千葉県我孫子市出身。子どもの本の編集者。ブロンズ新社勤務を経て、フリーランスとなる。
ミリオンセラーの「だるまさん」シリーズ(かがくいひろし)他、数多くの絵本の編集を手がける。編集のかたわら、作家として絵本制作に挑戦。優しく耳にひびくやわらかな言葉と、ユーモラスな擬音語、リズミカルなテンポが特徴的な作風。本作で作家デビュー。1児の母。
森山標子(もりやましなこ) 絵
兵庫県神戸市出身。うさぎを描くイラストレーター。うさぎの自然なフォルムと、その魅力を軽やかにとらえた絵には、国内はもとより海外にも熱烈なファンがいる。自身でもうさぎを飼っており、保護うさぎのためのチャリティー活動なども積極的におこなう。
挿画、雑貨、企業とのコラボレート商品など活動は多岐に渡る。イラストの仕事に、うさぎ専門誌、文芸誌など多数。絵本の制作は本作がはじめて。
内容紹介
『ねむねむ こうさぎ』
やっと寝ついてくれた、と思ったら暗闇でぱっちりと目を開け泣き出す赤ちゃん。あわててかけより、トントンとあやしてまた寝かしつけているうち、親もいつの間にか夢の世界に……。
温かで幸せな夜のひとときをうさぎの親子に投影して描いています。
ねぼすけおちびのおめめがあいて、あーんあん。おかあさんがとんできて、やさしくとんとん、おやすみなさい。
『こうさぎ ぽーん』
親の手を離し、逃げだしては得意げな顔をする小さな子。こちらを振り返りながら逃げ出す子を、ギュッと抱きしめたときの、なんとも言えないぬくもり。元気いっぱいの小さな子どもと親とのほほえましいやりとりを、元気なこうさぎと母うさぎの追いかけっこに投影しています。
いたずらこうさぎ、ぽーんとはねて、すっとこたっとこ、さあにげろ! おかあさんとたのしくおいかけっこ!
この記事が気に入ったらいいね!しよう ※最近の情報をお届けします |