絵本ナビスタッフがおすすめ!中学生に読んでほしい本17選
子どもから大人へ、心も体もぐんと成長する中学時代。
この時期に出会う本は、健やかに、伸びやかに成長するための心の栄養です。
とは言え、中学生にはどんな本を選べばいいか、迷ってしまいますよね。
そこで、絵本ナビのスタッフたちが、今の中学生たちにぜひ読んでもらいたい本17作品を選びました。
スタッフからのおすすめコメントとあわせて、ぜひご覧ください。
中学生活をリアルに描く、等身大の主人公の物語
新しく中学生になる新・中学1年生は特に、中学生活ってどんな感じなんだろう?と緊張しますよね。
そんなドキドキの中学生活を体験できるリアルな物語をまずはご紹介します。
今の中学生ってどんなことを考えながらどんな風に中学生活を送っているんだろう?と、中学生のリアルな生活が気になる親御さんにもおすすめです。
【1】連作短編集『クラスメイツ』
直木賞作家・森絵都さんが紡ぐ、24人の中学1年生の物語
出版社からの内容紹介
日本のYA文学をきりひらいてきた森絵都が、直木賞受賞後はじめて描く中学生群像。中学1年生24人のクラスメイトたち、その1人1人を主人公にした24のストーリーで思春期の1年間を描いた連作短編集。前期・後期の全2巻。 うれしい出会いや、ささいなきっかけの仲違い、初めての恋のときめきや、仲間はずれの不安、自意識過剰の恥ずかしさや、通じあった気持ちのあたたかさ。子どもじゃないけど大人でもない、そんな特別な時間の中にいる中学生たちの1年間。だれもが身にしみるリアルさを、シリアスなのに笑えて、コミカルなのにしみじみとしたユーモアでくるんだ作品集。
クラスメイツ(前期)の続き
■絵本ナビスタッフのおすすめポイント
クラスメイト24人がみんな些細なことで悩んだり傷ついたり。自分に似た誰かに共感したり、友達を思い浮かべたりしながら読んでしまいます。
同じ出来事も、誰かと誰かでは全く違う見方をしていたりする、そんな気づきも心を軽くしてくれそうです。ぜひ同じ中学1年生の子に手に取ってほしい本です。
(絵本ナビスタッフ・K)
【2】シリーズ作品『なりたて中学生』
新中1におすすめ!小学校から中学校に上がる特別な時期をリアルに描く
出版社からの内容紹介
成田鉄男は、土矢小学校に通っている小学六年生。でも、親が、いま住んでいるアパートから、ほんのちょっと離れたところに念願のマイホームを建てたものだから、小谷や菱田といっしょに土矢中学校に進学するはずが、瀬谷中学校に通うことになってしまった。
瀬谷中には、小学生のときから仲の悪かったやつらのいる南谷小学校をはじめ、ほかの小学校から入ってくる生徒ばかり。知っている子はだーれもいないなか、中学生になってしまった鉄男は、南谷小出身の後藤に目をつけられたり、いっしょの洋装店で制服の採寸をした杏里が気になってみたりしながら、へたれなりに自分の立ち位置を探りはじめたのだった――。
『なりたて中学生 』シリーズ
■絵本ナビスタッフのおすすめポイント
小学生から中学生に変わる時期って、特殊ですよね。生活環境が変わったり、周りの人たちも今までとは違う人が増えたり。そんな時期を舞台に描かれた等身大の話を、同じ時期を過ごす子どもたちに読んでもらって、今ならではなはがゆい気持ちに共感してみてほしいなあと思いました。
(絵本ナビスタッフ・I)
等身大主人公のリアルな物語、こちらもおすすめ!
生き方、哲学への問いを投げかける本
青年期の入り口である中学生は、「自分とは何か」「何のために生きるのか」そんな哲学的なことや生き方について考えを巡らせる時期でもあります。
その答えはきっと自分自身で探していくしかないけれど、答えを探すうえでヒントとなる問いかけができる本があります。
自分の存在や親子関係、友人関係など様々な事柄に悩んだり不安を抱えるこの時期に、ぜひ読んでほしいと願います。
【3】『13歳からのアート思考』
アート思考がわかればものの見方が変わる!考えること、創り出すことについて考える一冊
出版社からの内容紹介
13歳、それは、「図画工作」から「美術」へと教科が変わる年。
【マティス/ピカソ/カンディンスキー/デュシャン/ポロック/ウォーホル】20世紀アートを代表する6作品を通して、アーティストのように考える方法=「アート思考」を手に入れる!
■絵本ナビスタッフおすすめポイント
アートという言葉をよく聞くようになりましたが、「アートとは何か」と聞かれると、すぐに明快な答えを言える人は少ないかもしれません。
この本では、20世紀アートを代表する6つの作品を通して、「アートとは考えること」ということを教えてくれます。親子で読みたい本です。
(絵本ナビスタッフ・M)
【4】14歳に贈る『ミライの授業』
■絵本ナビスタッフおすすめポイント
次世代育成のために各地を飛び回った投資家で教育者の故・瀧本哲史さんが「14歳の君」に向けたメッセージ。
なぜ勉強するのか、自分たちにはどんな可能性があるのか、そんな「自分自身の未来」について考えることができる一冊です。
(絵本ナビスタッフ・N)
日本の名作、世界の名作を、今、君に読んでほしい
小学生の頃とは比べ物にならないほど広い世界に触れ、想像力も理解力もどんどん成長するこの時期に、長く広く愛され続けている文学作品を、ぜひ読んでほしいと願います。
物語は、異世界へとつながる扉のようなもの。
悩んだりつまずいたりすることもある中学生活の中で、物語の世界が身近にあることが、きっと君の力になってくれることでしょう。
日本で、世界で愛される名作の中から、中学生にも読みやすい作品をピックアップしました。
【5】世界の名作『モモ』
大人になってからもずっと心に残る名作
出版社からの内容紹介
時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語 時間に追われ,人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に,風変りな少女モモが時間の真の意味を気づかせます.
■絵本ナビスタッフおすすめポイント
大人になってからもずっと心に残る名作です。
「スマホでYouTubeを見てたらいつの間にか2時間経っていた」「友だちとLINEでやりとりしてたら0時を過ぎていた」中学生にもなるとそんな経験をすることも増えるのではないでしょうか?
誰にでも平等にあるはずの1日24時間。
時間とはなにを意味するのか、コロナ禍で「当たり前」の生活が変わった今だからこそ、思春期に入った君に本当の豊かさを教えてくれる本です。
(絵本ナビスタッフ・T)
世界の名作、こちらもぜひどうぞ!
【6】日本の名作『坊ちゃん』
短くて読みやすい、純文学の入門書
■絵本ナビスタッフおすすめポイント
短くて夏目漱石の文体は比較的読みやすいため、純文学の入門書には良い作品です。
また、親世代やおじいちゃんおばあちゃん世代も読んでいるため共通の話題になり、分からない部分をお互いに話し合ったりしながらコミュニケーションが取れることも。
国語の教科書に良く掲載されていますが一部分のため、全部を読むことでテスト対策になるので、学習的にもおすすめです。
(絵本ナビスタッフ・N)
【7】王朝文学の傑作『竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記』
■絵本ナビスタッフおすすめポイント
この全集は、古典から現代までの日本文学が現代語訳になっていて、とても読みやすいです。
03巻は竹取物語(森見登美彦訳)、伊勢物語(川上弘美訳)、更級日記(江國香織訳)など、人気作家が揃っていてお得感があるのと、その作家と原文の個性が上手くマッチしていて読んでいて楽しいし、勉強にもなります!
(絵本ナビスタッフ・T)
勉強の楽しさを感じるきっかけになる本
中学に入るといきなり教科が増えたり難易度も上がったりで、勉強も大変になる時期です。
そんなとき、苦手意識なく勉強を楽しむためにも、本がとても有効です。
中学校で学ぶ「国語」「算数」「理科」「社会」「英語」の5教科について、それぞれの楽しさを感じられる本をご紹介します。
【8】国語――『谷川俊太郎詩集 たったいま』
日本語の美しさ、面白さをたっぷりと味わってみよう
出版社からの内容紹介
青い鳥文庫はじめての詩集です。教科書でも子どもたちにおなじみの詩人・谷川俊太郎さん。
その膨大な作品のなかから、37編を選び、新作も収録します。子どもたちに、日々の生活なのなかで好きな作品を楽しんでもらえたらと思います。心が大きく成長する子どもたちに、つらい気持ちに寄り添ったり、大人の本音を明かしたり、社会への疑問を問いかけたり、世界平和を考えたりする詩を届けます。流れていく時間を止めようとせず大人の世界の扉を開けることをためらわないで、というメッセージを込めています。
谷川俊太郎の世界観を表現する広瀬弦さんの絵も美しく、心が静かになります。
■絵本ナビスタッフおすすめポイント
詩を読むと心がしんとして静かになります。詩を読む時間は自分と対話する時間です。心が落ち着かない時、なんだか元気が出ない時、そっと詩集を開いてみませんか。谷川俊太郎さんの名詩が詰まった1冊。詩と出会うきっかけに。お部屋のどこかにそっと置いておいてもらえたらと思います。
(絵本ナビスタッフ・A)
国語・・・wikiで調べるのもよいですが、辞書の語釈を是非楽しんで!
【9】数学――『博士の愛した数式』
数や数列、数式の魅力があふれるこの物語を読めば、きっと数学が好きになる!
出版社からの内容紹介
[ぼくの記憶は80分しかもたない]博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた──記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。
■絵本ナビスタッフおすすめポイント
中学になると算数がいきなり数学に! 難しく感じてしまいますよね。でも、数学の魅力がちりばめられたこの本を読めば、心配ご無用です。数学ってなんだか面白そう!と感じられるのではないでしょうか。これから数学を学び始める中学生にぜひ読んでほしい小説です。
(絵本ナビスタッフ・H)
【10】理科――『ホーキング博士のスペースアドベンチャー 1 宇宙への秘密の鍵』
世界的な宇宙物理学者、ホーキング博士が子どもたちのために遺した、宇宙を大冒険する物語
出版社からの内容紹介
イギリスの宇宙物理学者スティーヴン・ホーキング博士とその娘による作品。
主人公の小学生ジョージがスーパーコンピューターの力で宇宙を大冒険する物語に引き込まれながら、科学コラムや美しい写真で知識が身についていきます。
「地球が直面している問題は、もはや地球だけでは解決できない。未来のため、子どもたちに広大な宇宙への興味・関心を持って欲しい」という博士の願いから生まれたこのシリーズは全3部作となります。
■絵本ナビスタッフおすすめポイント
この本に、自分が中学生のときに出会いたかった! 理科が好きだったので中2のとき理科の先生にホーキング博士の本を進められて読んだのですが、大人向けのその本は難しすぎて全然理解できなかったのです。あのときこの本があれば人生が変わっていたかも! 中学時代にこの本に出会える今の子どもたちが羨ましいです。
(絵本ナビスタッフ・E)
【11】社会――『三国志(一) 英傑雄飛の巻』
歴史が好きになれば、社会はグッと楽しくなる!
出版社からの内容紹介
漢王朝末期、新しい天下を夢みて中国全土から勇者たちが集まった。劉備、関羽、張飛、董卓、呂布、孫堅、曹操が暴れまわる。(児童書)
■絵本ナビスタッフおすすめポイント
漫画、映画、ゲームなど様々なコンテンツになっている三国志。その壮大なストーリーもさることながら、キャラクターもまたどれも魅力的です。ゲーム好きなお子さんはもちろん、中学1年生でも気軽に読み始められると思います。
(絵本ナビスタッフ・O)
【12】英語――『英語絵本 ちいさいおうち THE LITTLE HOUSE』
馴染みある絵本で英語を読んで、聞いて、英語と仲良しになろう!
出版社からの内容紹介
コールデコット賞を受賞した名作絵本。おとなの方にも読んで聴いてほしい、深く心に響く絵本です。 幼少の頃から、この絵本が大好きだった阿川佐和子さん。 時を経て、いま、阿川さんの日本語の語りが実現しました。
■絵本ナビスタッフおすすめポイント
英語って苦手だと思うとどんどん苦手になってしまうけど、楽しいと思うとどんどん理解できる・話せるようになるんですよね。苦手だと思う前にぜひ、読み親しんだ絵本で英語に触れてもらえたらと思います。CDつきなので発音も確認できます。英語で読むと、石井桃子さんの訳のすばらしさ、日本語の美しさにも改めて気づくのではないでしょうか。
(絵本ナビスタッフ・N)
世界を身近に感じる本
自分と同じくらいの年齢の子どもたちは、世界ではどんな生活を送っているのだろう。
日本の当たり前は、世界では当たり前ではないのかもしれない。
世界のどこかで今も困っている子どもがいるかもしれない。
そんな風に、自分との違いや共通点を知ることが、世界を学ぶ第一歩になります。
中学生でも無理なく読んで理解できる、「世界とつながる本」をご紹介します。
【13】『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
イギリスの中学生のリアルな日々を描いた、「多様性」が尊重される今こそ読んでほしいエッセイ
出版社からの内容紹介
優等生の「ぼく」が通い始めたのは、人種も貧富もごちゃまぜのイカした「元・底辺中学校」だった。
ただでさえ思春期ってやつなのに、毎日が事件の連続だ。
人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。
時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり……。
何が正しいのか。正しければ何でもいいのか。生きていくうえで本当に大切なことは何か。
世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子とパンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。
連載中から熱狂的な感想が飛び交った、私的で普遍的な「親子の成長物語」。
■絵本ナビスタッフおすすめポイント
現在のイギリスが抱える人種、ジェンダー、貧困などの差別や格差社会の中でたくましく生きる親子に脱帽しました。同じ中学生の学校生活や悩み、葛藤が描かれているので、中学生が「多様性とは何か?」に触れる良いきっかけになるのではないでしょうか。
(絵本ナビスタッフ・T)
読書感想文にぴったりの本
中学生の読書感想文は、だいたい2,000字程度。
あまり簡単すぎる本だと文字数を埋めるのが大変だし、とはいえ難しすぎる本では感想文が書けないかもしれない!と、そのバランスに悩むところです。
そんな、中学生の読書感想文に「ちょうどいい」本をご紹介します。
【14】『おじいちゃんとの最後の旅』
家族や人生、人のつながりについて考えさせられる名作
出版社からの内容紹介
おばあちゃんが亡くなって、いま、
ぼくのおじいちゃんは病院に入院している。
おじいちゃんは、かなり口が悪い。
きたない言葉ばかり使うので、パパは、
おじいちゃんのお見舞いに行きたがらない。
でも、ぼくはおじいちゃんが好きだ。
おばあちゃんと二人で暮らしていた家に
死ぬ前に一度もどりたいという
おじいちゃんのために、
ぼくはカンペキな計画を立てた。
パパやママには、サッカーの合宿に行くと
うそをつき、
パン屋のアダムに協力してもらい、
フェリーに乗って、
島にあるおじいちゃんの家に行った。
■絵本ナビスタッフおすすめポイント
親に嘘をついておじいちゃんを病院から連れ出す展開はドキドキして一気に読めます。
祖父と孫(主人公)のやりとり、祖父と父、父と主人公の関係が丁寧に描かれています。切ない現実のなかにもユーモアがあり、人生の喜びや人間のあたたかさが感じられます。
中学生くらいの、家族を客観的に見られるようになったり、これから人生観を築いていく年の子にぜひ読んでほしい。大人にもおすすめです。
(絵本ナビスタッフ・K)
【15】戦争の真実『太陽の子』
灰谷健次郎さんの故郷・神戸を舞台に、沖縄戦や沖縄出身者の苦悩を真正面から描く
出版社からの内容紹介
悲しみの果てから希望の海へ…。
神戸生まれの女の子、ふうちゃん。沖縄出身のお父さんとお母さんは、神戸の下町で琉球料理の店を営んでいる。お店には沖縄出身の人や神戸生まれの人など個性豊かな連さんが集まり、楽しくにぎやかに過ごしていた。
しかし、6年生になったころ、お父さんが心の病気になってしまう。おとうさんを苦しめている原因を調べようとしたら、「沖縄と戦争」にその鍵があることに、ふうちゃんは気づきはじめる…。
沖縄のこころをとおして、生きることの尊さと人と人とのやさしさとはなにかを問う、新しい国民文学。
■絵本ナビスタッフおすすめポイント
中学2年生の時に担任の先生に薦められて読んだこの作品が、人生の中でも心に残る忘れられない1冊となりました。
この本を読んだことがきっかけとなり、その後も灰谷健次郎さんの本をたくさん読むように。
当時中学生だった私はこの本から、歴史上の出来事としてだけではない戦争の姿や、さまざまな戦争体験者の苦しみをまるで実際に聞いているかのように感じとることができました。
(絵本ナビスタッフ・A)
夢に向かって、がんばれ中学生!
中学生にもなると、自分の将来についてイメージし始める子も増えてきます。
夢に向かって歩く道の途中には、時には悩み、立ち止まることもあるかもしれません。
そんなときに届けたい物語があります。
同じように悩みながら前進し続ける等身大の主人公たちの姿は、きっと子どもたちに前に進む力を授けてくれるのではないでしょうか。
【16】イタリアが舞台『アドリブ』
■絵本ナビスタッフのおすすめポイント
主人公の少年ユージが自分の夢に向かいながらも、岐路に立たされ悩む姿に胸が打たれる物語です。
真剣にがんばっているからこそ、厳しさもあるんですよね。
そんなユージの姿は、将来について何か悩みにぶつかった時にきっと大きく励ましてくれる、頼もしい存在となるでしょう。
(絵本ナビスタッフ・A)
【17】青春小説の金字塔『バッテリー』
■絵本ナビスタッフおすすめポイント
中学生の頃、自分の中に沸き起こる様々な感情を持て余していました。
同じ人に対して感謝や疎ましさや羨ましさなど複数の感情を持つことが当たり前なのだとまだわかっていなくて混乱していたのだと思います。
そんな時に貪り読んでいました。
(絵本ナビスタッフ・F)
自分の道を歩き出した中学生に、本でエールを
中学校の制服に身を包むと、グッと大人びて見えますよね。
親には知りえない自分の世界を見つけ、自分の道を歩き始めるその姿は、頼もしくもあり、さみしくもあり、少し心配でもあり……。
この時期に出会った本は、子どもにとって一生の心の支えになることでしょう。
自分の世界へ飛び出すわが子を、離れて見守る親の愛
中学生になると、子どもだけで出かける機会が多くなります。頼もしく感じる一方で、帰宅が遅れたり連絡がつながらなかったりすると、親としては心配になってしまいますよね。
でも、成長して自分の世界を広げていくわが子に、過度な干渉や束縛はしたくないと考える方も多いのではないでしょうか。
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まもレールとは
JR東日本、都営交通、東京メトロの改札を使った見守りサービス。お子さまがSuicaまたはPASMOで対象駅自動改札機を通過すると、保護者へ「通過時刻・利用駅・チャージ残額」がメールで届きます。
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