絵本『おしいれのぼうけん』刊行50周年!新商品「おしいれのぼうけん 立体すごろく」「おしいれのぼうけん トランプセット」発売
「おしいれのぼうけん 立体すごろく」「おしいれのぼうけん トランプセット」発売
童心社から1974年に刊行された絵本『おしいれのぼうけん』。刊行50年を記念し、「おしいれのぼうけん 立体すごろく」「おしいれのぼうけん トランプセット」が10月に発売されました。
刊行から半世紀!「まっくらやみに まけない 子どもの心のために」
1974年に刊行された絵本『おしいれのぼうけん』。
古田足日さん、田畑精一さん、そして担当編集者が、三位一体で取り組み、作り上げました。
おしいれのぼうけん
本作で描かれるのは、保育園のおしいれの中でくりひろげられる大冒険。
まっくらやみにあらわれる”ねずみばあさん”は、どこまでも子どもたちを追いかけてくるのですが――。
友だちと手をつなぎ、子どもたち自身の力で不安や恐怖を乗りこえていく勇気と冒険の物語は、今もなお世代を超えて愛され続けています。
童心社では、50年先、100年先の子どもたちへ手渡していくことをめざし、「まっくらやみに まけない 子どもの心のために」というメッセージのもと、50周年を記念した取り組みを行っています。
絵本の世界をいっしょに冒険しよう! 新商品「おしいれのぼうけん 立体すごろく」
刊行50年を記念し、新たに「おしいれのぼうけん 立体すごろく」が10月に発売されました。
おしいれのぼうけん 立体すごろく
ひらいてびっくり! ビルや高速道路が飛び出す、立体すごろくです。くっつくコマで、絵本の世界を大ぼうけん。壁をのぼったり、高速道路を進んだり。まるで絵本の中に入ったような臨場感たっぷりのすごろくです。
「ねずみコマ」にじゃまをされて、あともどり!? 「のりものコマ」ではスピードアップ!
くっつくコマ8こつき。コマがくっつくので、コマがずれたり、落ちたりしません。側面にも、ぴたっとくっつきます。コマの接着力がなくなったときは、水で洗うと接着力が復活します。
盤面サイズ:374.8mm×550.2mm
コマ8点(キャラクターコマ4点、のりものコマ2点、ねずみコマ2点)、針付きのルーレットが付属。
『おしいれのぼうけん』の名場面がとびだした、立体すごろくです。
ピタッとくっつくコマで、高層ビルの壁をのぼったり、高速道路を進んだり。
「ねずみコマ」にじゃまをされて、あともどり!?
「のりものコマ」ではスピードアップ!
まるで絵本の中に入ったような臨場感たっぷりのすごろくですよ。
商品情報
「おしいれのぼうけん 立体すごろく」
さく:ふるたたるひ・たばたせいいち
盤面サイズ:37.4×55cm
セット内容:盤面1枚、コマ8点(キャラクターコマ4点、のりものコマ2点、ねずみコマ2点)、針付きのルーレット1点
定価:2,640円 (本体2,400円+税10%)
初版:2024年10月23日
ケースサイズ:32.4×20.9cm
対象年齢:4・5歳~
ISBN:978-4-494-03048-4
物語の名場面がせいぞろい! 新商品「おしいれのぼうけん トランプセット」
おしいれのぼうけんトランプセット
絵本『おしいれのぼうけん』と『おしいれのぼうけんトランプ』のセットです。カードは全てちがう絵柄。さとしとあきら、みずのせ
んせい、もちろん、ねずみばあさんも! おなじみのキャラクターや名場面が楽しめるトランプです。
『おしいれのぼうけんトランプ』サイズ:カード8.8cm×5.8cm/ケース:9.3cm×6.3cm
さらに今年は、「おしいれのぼうけん トランプセット」も発売となりました。
絵本『おしいれのぼうけん』と「おしいれのぼうけん トランプ」のセットです。
大きなポイントのひとつは、「数字」です。
絵本『おしいれのぼうけん』のノンブル(ページ表記)は、作者の田畑精一さんがデザインしたものです。今回の「おしいれのぼうけん トランプ」は、前田景さんによって絵本のノンブルがいかされたデザインになっています。
またこちらのトランプは、すべてのカードの絵柄が異なります。
絵本のさまざまなエピソードを思い浮かべながら、トランプ遊びをしていただくことができます。
ロングセラー絵本『おしいれのぼうけん』からうまれた2つの新商品。
子どもたちのクリスマスプレゼントに、そして冬休みご家族そろってのひとときに、ぜひお楽しみくださいね。
商品情報
「おしいれのぼうけん トランプセット」
さく:ふるたたるひ ・たばたせいいち
セット内容:『おしいれのぼうけんトランプ』トランプカード:8.8cm×5.8cm/トランプケース:・9.3cm×6.3cm
定価:2,530円 (本体2,300円+税10%)
初版:2024年10月24日
判型:B5判/サイズ:26.8×19.6cm
頁数:80頁
対象年齢:3歳~
ISBN:978-4-494-02147-5
著者プロフィール
作:ふるたたるひ
1927 年愛媛県生まれ。早稲田大学露文科中退。児童文学作家・評論家。東京在住。主な作品に『おしいれのぼうけん』、『ダンプえんちょうやっ つけた』(いずれも童心社)、『ロボット・カミイ』(福音館書店)、『モグラ原っぱのなかまたち』(あかね書房)、『新版 宿題ひきうけ株式会社』、 評論『児童文学の旗』(いずれも理論社)、最新刊に評論『現代児童文学を問い続けて』(くろしお出版)など多数。
作:たばたせいいち
1931 年大阪市生まれ。京都大学中退後、本格的に人形劇にうちこむ。人形劇団プーク・劇団人形座などで活動の後、古田足日と出会い、 子どもの本の仕事をはじめる。主な作品に『おしいれのぼうけん』、『ダンプえんちょうやっつけた』、『ゆうちゃんのゆうは?』『ひ・み・つ』(いずれも童心社)、『さっちゃんのまほうのて』、『ピカピカ』(いずれも偕成社)などロングセラー多数。
関連作品情報
おしいれのぼうけん
1974年の刊行以来、半世紀にわたり愛されつづけるロングセラー絵本。累計部数は254刷・241万部(2024年10月現在)。
さく:ふるたたるひ・たばたせいいち
定価:1,540円 (本体1,400円+税10%)
初版:1974年11月1日
判型:B5判/サイズ:26.6×19.1cm
頁数:80頁
対象年齢:3歳~
ISBN:978-4-494-00606-9
ありがとう 絵本作家・田畑精一の歩いた道
<子どもたちをできるかぎり“いきいき”と描きたいと思っている。“いきいき”ということは、絵の中の子どもたちにちゃんと「いのち」があること>『おしいれのぼうけん』の作者であり、なかまたちとともに日本の新しい子どもの本の世界を切りひらいた絵本作家・田畑精一。その数々の言葉を紹介。戦争を体験して、絵本作家になるまでのこと。絵本の表現や、子どもたち、自作絵本への想い……。そこには子どもの本づくりの原点が!
編:『ありがとう 絵本作家・田畑精一の歩いた道」実行委員会
定価1,320円 (本体1,200円+税10%)
初版:2021年7月2日
判型:A5変型判/サイズ:21.6×14.4cm
頁数:56頁
対象:一般~
ISBN:978-4-494-01739-3
本の力 私の絵本制作秘話
多くの優れた絵本・紙芝居を生み出してきた編集者であり、現童心社会長である酒井京子が、数々の傑作がいかにして誕生したかを生き生きと語る。作家・画家、そして新人編集者が格闘し三位一体となって、3年がかりでつくりだした『おしいれのぼうけん』。社内の強い反対と闘いながら出版、大ヒットとなった「14ひきのシリーズ」──本を創るとはどういうことなのか。クリエイター達の熱い思いがまざまざと伝わってくるエッセイ。
著:酒井京子
定価:1,650円 (本体1,500円+税10%)
初版:2021年6月22日
判型:四六判/サイズ:19.4×13.2cm
頁数:126頁
対象:一般~
ISBN:978-4-494-01740-9
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