【絵本クラブ】新しい年にはじめたい読書の習慣! 絵本クラブ小学1年生コースを徹底紹介!
絵本ナビの定期配本サービス「絵本クラブ」で新しい読書の習慣を始めませんか?
生活の主な場が家から学校に移り、興味をもつものも幅もぐんと増える小学1年生。絵本から童話の世界に入っていく大事な時期でもあります。そんな小学1年生にはどんな本がふさわしいのか、また絵本クラブのコース作品はどのような基準で選ばれているのかをテーマに沿って丁寧にご紹介します。新しい年に始める読書の習慣、ぜひご検討下さい!
小学1年生の読書のポイントは?
はじめての童話との出会いは読み聞かせから
絵本から童話の世界に入っていく大事な時期です。小学校に上がると生活の場が家から学校に広がって、学校の授業でさまざまな事を学んだり、新しいお友達も増えて一気に世界が広がっていきます。それに伴って興味をもつものの幅もぐんと増えていきますので、その興味に合わせていろいろな本を手渡してあげたいですね。
しかし、文字は読めても内容をしっかりと理解して読むのはまだ難しいことが多いと思いますので、絵本も童話もまだまだたっぷり読んであげて下さい。耳からことばを聞いて目で絵を見ることで、お話の世界に深く入りこんで楽しむことができます。
どんなテーマの本が選ばれているの?
絵本ナビの「絵本クラブ」では、さまざまなテーマに沿ったお話をバランス良く選んでいます。
基本的には、1つの作品に複数のテーマの要素が入っていますが、その中でも特にこのテーマにおいて優れている、と作品をテーマ分けしてみました。そのテーマに沿ってラインナップをご紹介したいと思います。
テーマ別小学1年生コースラインナップ紹介
テーマ「ユーモア」
1年生から3年生ぐらいまでの子どもたちに薦める本は「面白い」ことが一番! 出会った本が面白ければ、どんどん次が読みたくなります。まずは「ユーモア」いっぱいの本のラインナップをご紹介します。
『おでんおんせんにいく』お届け月:1月 他テーマは「たべもの」「おでかけ」
「こんどのれんきゅう、おんせんランドでもいこうか」
登場したのは、さつまあげのおとうさん、たまごのおかあさん、むすこのばくだんくん、とおなじみのおでんの種。えっ、おでんがおんせんに?その設定だけですでにワクワクしてしまうこちらのお話。
さあ、おでんだけに、予約の「おでんわ」をかけて「おでんしゃ」に乗って出かけますよ。「おでんしゃ」には、他にもがんもどきの家族や、ちくわの家族が乗っていて。着いた「おんせんランド」もたくさんのお客たちでにぎわっています。
おでん親子も「ねりのま」でゆかたに着替えたら、早速おふろに。さてはじめはどこから?「なんでもけいけんだ」というさつまあげのおとうさんに連れられて入るのは、おしるこのゆ!まっくろでどろどろで甘いにおいのするお湯なんて大丈夫なんでしょうか?これははじめからすごい挑戦です。この他にも、クリームシチューのゆ、ゆどうふのゆ、よせなべのゆ、ちゃんこのゆ、チーズフォンデュのゆ、おぞうにのゆ、ラーメンのゆ、おでんのゆ…と「おんせんランド」には楽しくて美味しそうなおふろが満載です。でもやっぱりおでん親子が長居してしまったのは…?
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『ペンギンたんけんたい』お届け月:5月 他テーマは「どうぶつ」「わくわく」
とつぜん島に現れた「ペンギンたんけんたい」。その数なんと50ぴき!さていったい何を探検するのでしょう?字も大きく、どのページにも絵がついているので、絵本から読み物への橋渡しにぴったり。まだ読み物に慣れていないお子さんには、ぜひ親御さんが読んであげて下さいね。気に入ったらぜひシリーズで読んでみて下さい。
『番ねずみのヤカちゃん』お届け月:11月 他テーマは「家族」「成長」
ドドさん夫婦の家の壁と壁のすき間に住む、おかあさんねずみと、四ひきの子ねずみ。そのうち四ひき目は、「やかましやのヤカちゃん」とよばれていました。
どうしてこんな名前がついたかって?
それはね…このヤカちゃん、とてつもなく声が大きかったからなんです。
たとえばこんな風。おかあさんねずみが、ドドさん夫婦に存在を気づかれないよう「けっして音をたててはいけない」と注意している時も「うん、わかったよ、おかあさん」と答える声のなんと大きいこと!他にもおかあさんねずみの注意に対して、全部うんと大きな声で答えるヤカちゃんのお返事の繰り返しが何とも愉快でたまりません。でもお返事のしかたから、ヤカちゃんがとっても素直でまっすぐで良い子だということが伝わってきて、どんどんヤカちゃんを応援したくなってしまいます。けれどもやっぱりその大きな声のせいで、ドドさん夫婦の家にねずみがいることがばれてしまって…。ここからドドさん夫婦のねずみ退治作戦が始まります。ドドさん夫婦とヤカちゃんの対決の結末やいかに…?
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『ハリーと うたう おとなりさん』お届け月:12月 他テーマは「音楽」「どきどき」
『どろんこハリー』でおなじみ、短い足がキュートな黒ブチの犬のハリー。
さいきんハリーを悩ませているのは、高い声で歌うおとなりの女性。
ハリーはあの手この手でなんとか、おとなりさんが歌うのをやめさせようとがんばりますが、いえいえ、おとなりさんもめげません。
彼女の歌にたいする情熱といったら!
あげくにハリーが家族に怒られてしまう始末。
そんなある日、家族がハリーをチューバの演奏会につれていってくれて―
おとなりさんの歌でふきげんになったり、大好きなチューバの音色を想像してわくわくしながら耳をすましたり、いたずらをして無邪気に笑ってみたり・・・
ハリーの心のありようとその表情が、くるくると変わっていくのが楽しい一冊。
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テーマ「ともだち」
小学校に上がり、「ともだち」関係が広がっていく1年生へ。「ともだち」と出会って、一緒に過ごす楽しさを知ったり、自分との違いに気づいたり、または「ともだち」と自分を比べて悩んだり、はたまた好きになれない「ともだち」がいたり。読めばさまざま共感したり気づきが得られるラインナップです。
『くまくんとうさぎくん くもようび』お届け月:2月 他テーマ「優しい気持ち」「発見」
ある「もくようび」のこと。うさぎくんが家でおやつを食べようとしていると、ドアのところですごい音がしました。ドアの外にいたのは、なんと、どろだらけのもじゃもじゃのかたまり。ホースの水で洗ってあげると、出てきたのは仲良しのくまくんでした。森の中でどろんこの穴に落っこちてしまったというくまくんは、うさぎくんに「きょうはなんようびだっけ?」とたずねます。聞けば、大切な帽子を川に落っことしたり、大きなたんこぶができたりと、嫌なことが起こるのはいつも「もくようび」だというくまくん。しょんぼりしているくまくんを見てうさぎくんはいいことを思いつきます。
この「くもようび」というお話をはじめとして、熱で学校をお休みしているくまくんに、うさぎくんがくまくんの好きなあるものをお見舞いに届けてあげるお話、くまくんがうさぎくんになって、うさぎくんがくまくんになるというとりかえっこをして相手の身になってみるお話、ふと出会った美しい景色やきれいなものを相手にも見せてあげたいと思いあうお話など、ともだちを思う優しさにあふれたお話が4つ入っています。
子どもたちが成長していく中で出会う、自分と違ういろいろな性格のともだち。でも違うからこそきっと面白いし、発見がたくさんあるものですよね。(続きはこちら>>>)
絵本『ええところ』お届け月:6月 他テーマ「優しい気持ち」「成長」
背はひくいし、力もよわい。走るのもおそいし、声もちいさい。
100点なんて一回もとったことない・・・。
「わたしって、ええところ ひとつもないなあ」
そんな風につぶやくあいちゃんの気持ち、痛いほどよくわかる。
でも、そんなあいちゃんに「わたしのええところ、教えて!」って聞かれたら、何て答えてあげられるんだろう。
あいちゃんの友だちともちゃんはちゃんと答えます。
「あいちゃんの手は、クラスで一番あったかい」って。
なーんだ、そんなこと?なんて言わないで。
ともちゃんが「クラスで一番あったかい手」を持っているあいちゃんのことを、まるで自分のことみたいに自慢するから、気がつくと周りにはクラスのお友だちがいっぱい。
「ほんとだ!あいちゃんの手あったかい。」
なんて素敵な「ええところ」なんでしょう。あいちゃんも嬉しくなります。
ところが、みんなの手をあっためているうちに、あいちゃんの手は冷たくなってきて・・・
「どないしよう、わたしのええところが なくなってしもた」。
あいちゃんの「ええところ」は本当になくなってしまったのでしょうか。
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絵本『あのときすきになったよ』お届け月:10月 他テーマ「考える」「発見」
好きな友達と同じように、あまり好きではない友達もいるでしょう。でもふとしたきっかけで仲良くなったり、相手のことを知っていくうちに好きになったりすることがあると教えてくれる素敵な1冊です。最後のまりかちゃんの行動と私の反省には、子どもも大人も強く心が打たれるものがあり、子どもたちにぜひ手渡したいお話です。
テーマ「家族」
まだまだ家族との繋がりも強い1年生。おじいちゃん、おばあちゃんとの関係や、兄弟姉妹にはどんな思いを抱いているでしょうか。たとえ自分と境遇が違くても、どこかに自分の家族との共通点を見つけたり、家族に対しての発見があるラインナップです。
『ネコジャラシはらっぱのモグラより』お届け月:7月 他テーマ「優しい気持ち」「わくわく」
一緒に住むことになった無口でこわそうなじいちゃんと、小学1年生のそうたが仲良くなっていく様子が温かく描かれているお話です。さて二人はどんな風に心を通わせていったのでしょうか?物語の後半で明かされるじいちゃんの願いと、手紙の本当の差出人が分かった時、子どもは驚き、大人は感動してしまうでしょう。
テーマ「冒険」
本の中だったら、どんな場所にだって、どんな思いきった行動だってできてしまう。本の中に入り込んで思いっきり「冒険」できるラインナップです。
『エルマーのぼうけん』お届け月:8月 他テーマ「ユーモア」「わくわく」
初めての冒険物語との出会いにおすすめの1冊。読み始めたらワクワクドキドキの連続で、あっという間にお話にひきこまれます。低学年ぐらいだと1人で読むにはまだ難しいので、ぜひ大人の方が読んで聞かせてあげて下さいね。エルマーが冒険に出かける時にリュックにつめこむ道具や、見開きの地図がお話の楽しさを盛り上げてくれます。
『クレヨンマジック』お届け月:6月 他テーマ「ファンタジー」「どきどき」
「もしきみがたいくつをしているのなら、いいことをおしえてあげましょうか。」
そんな風に呼びかけられたら、好奇心いっぱいの子どもたち、いや大人だって、
気になって仕方なくなってしまいますよね。
さらに表紙を見ると、紙ひこうきに乗った男の子と黒猫が、白い柱に囲まれた
現実ではないどこかに迷いこんだようで、不思議な雰囲気がぷんぷんしてきます。
さあ!どんどん胸がワクワクしてきたら、早速本のとびらを開いてみましょう。
登場したのは、雨降りの中、どこかに出かけるのも面倒で、遊ぶ友達もいなくて
窓の外をぼんやりと眺めている男の子。
どこからか声がしてきます。男の人の声でしょうか?それとも女の人の声?
男の子はその声にしたがって、まず、紙とえんぴつを用意します。
次に、声が唱えたとおりにおまじないのことばを書き(どんなことばかは、読んでのお楽しみ)、
その紙で紙ひこうきを折ります。そして、窓から外にえいっと投げ…。
さて、その後にはいったいどんなことが起こったと思いますか?
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『たんけんクラブ シークレット・スリー』お届け月:7月 他テーマ「ともだち」「自然」
ビリーとマークは、砂浜でビンに入った手紙を見つけました。
手紙には暗号のようなものが書かれています!
なんとか読み解くと、離れ島に住むトムという男の子からで、「たんけんクラブをつくろう」ということでした。
うれしくなった二人は、別の暗号をつくって手紙を書き、ビンに入れて海におくりかえしました。
さぁ、ワクワクのたんけんがはじまります!
テーマ「勇気」
はじめてのことが次々とやってくる小学1年生の毎日は、挑戦とドキドキでいっぱい! 「勇気」を持って行動する主人公に勇気づけられるような本のラインナップです。
『きつねの子(2) つりばしゆらゆら』配本月:10月 他テーマ「ともだち」「どきどき」
谷川の上にかかっているつりばし。渡るのはとても怖いけれど、向こうにいるきつねの女の子に会いたくて、毎日一歩ずつつりばしの先に進むきつねの子。日々新しいことに出会い、勇気のいる場面にさまざま立ち会っている小学1年生の子もまた、自分がきつねの子になったかのように、強く共感しながら読むことでしょう。勇気をもらえるお話です。
絵本『時計つくりのジョニー』配本月:11月 他テーマ「夢」「考える」
小さな男の子ジョニーが、大時計を作ってみようと思い立ちます。周りは「つくれっこない」と反対しますが、ジョニーは、自分の頭で考え、自分の足で材料を手に入れ、大時計を完成させるために奮闘します。一見難しそうに思えることでもあきらめなければ実現できること、好きなこと、夢への強い気持ちが周りを動かすことを教えてくれる作品です。
テーマ「優しい気持ち」
お話を通して、「優しい」ということがどんなことかを伝えていけたら良いですね。仲間と助け合うこと、誰かを助けることが伝わるラインナップです。
『チュウチュウ通りのゆかいななかまたち 1番地 ゴインキョとチーズどろぼう』お届け月:3月 他テーマ「考える」「どうぶつ」
絵本の次の段階に何を読んだら良いか迷ったら、まずこちらの「チュウチュウ通りのなかまたち」シリーズ(全10巻)をおすすめします。
舞台は、ネコイラン町のチュウチュウ通り。1番地から10番地まで、それぞれ個性的なハツカネズミが住んでいます。1巻目は1番地に住むおじいさんネズミ:ゴインキョのお話、2巻目は2番地に住む古道具屋さん:クツカタッポのお話……10巻目は10番地に住む郵便屋さん:スタンプのお話と、10匹のハツカネズミを主人公にした楽しい事件のお話が10続きます。
1巻目のゴインキョは、お宝をどっさり持っているおじいさんネズミ。ネズミのお宝といったら……?!そう、それは金色にかがやくチーズ!ゴインキョは、そのチーズを眺めたり、においをかいだりするのが大好きで、でもひとりじめせずに友だちにごちそうすることも好きで、ゴインキョ家のチーズ・パーティは、チュウチュウ通りで有名でした。
しかしある日、ゴインキョの元に「きんきゅう」と書かれた、どろぼうへの警告の手紙が舞い込みます。宝物のチーズがあぶない?そしてゴインキョの身にも危険が!?(続きはこちら>>>)
テーマ「成長」
体も心も伸び盛りの1年生。けれども「心の成長」は見えづらいもの。お話の中で「成長」していく主人公と一緒にたくましく「成長」していってほしいという願いを込めたラインナップです。
テーマ「考える」
ナゾを解いたり、きまりについて考えたり、クラスの友達の問題について考えたり、読みながら頭を使って一緒に「考える」ことで、日常に起きる問題への「考える」力に繋がってほしいとの願いを込めたラインナップです。
『ぼくはめいたんてい(1) きえた犬のえ(新装版)』お届け月:9月 他テーマは「推理」「どきどき」
1982年の発売以来、ロングセラーとして人気のある「ぼくはめいたんてい」シリーズ最初のお話です。9歳という年齢ながらも本格的な探偵捜査ぶりを発揮するネートのカッコよさと、最後まで答えが分からないナゾの面白さが人気の秘密。1巻目は、仲良しの女の子アニーが書いた犬の絵がなくなったよ。さて、このなぞがとけるかな?
絵本『としょかんライオン』お届け月:9月 他テーマは「優しい気持ち」「ユーモア」
図書館というところは決まりを守りさえすれば誰でも入れるところです。・・・例えそれがライオンでも?そんな事ってあるのでしょうか。でもある日、図書館に大きなライオンがやって来たのです。
メリウェザーさんは決まりをとっても重視する図書館長さんです。とっても堅いきびしい人なのでしょうか。いえ、そうでもないみたいですよ。逆に言えば、そのほんの少しの決まりを守れば誰でも分け隔てなく受け入れるのですから。とっても心の広い温かい人なのです。この大きな図書館もきっとそういう場所なのでしょうね。
そのメリウェザーさんが受け入れたライオンはやがて彼女のもとで色々なお手伝いをするようになります。図書館に来る人も最初は怖がっていたのですが、だんだんライオンに会いにやってくるようになります。それはそうですよね、こんなに大きくて優雅なライオンが静かに子供達と一緒に過ごしている姿なんて想像するだけでも素晴らしいと思いませんか。ところがそう思わない頭のちょっと固い人もいて・・・。
図書館にライオン。ちょっと突拍子もない話かと思いきやとっても馴染んでいるのです、不思議な事に。そしてそんな図書館があったらなぁ・・・なんて夢見てしまうのです。このお話は、図書館という場所を通して出会いや心の交流の素晴らしさを味わえます。そしてとってもふさふさした大きくてあたたかそうなライオンの絵。子供だけでなく大人にも憧れの気持ちを思い出させてくれるでしょう。それはライオンに対してだけでなく図書館に対してなのかもしれませんね。
『オタマジャクシのうんどうかい』お届け月:4月 他テーマは「心と体」「学校」
よんでもらうたのしさから じぶんでよむよろこびへ はじめてのひとりよみにぴったりのシリーズです。
「ライギョのきゅうしょく」「ザリガニさいばん」に続くドーナツいけのおはなし第3弾!
1匹だけしっぽが短いオタマジャクシのお話。
しっぽの短いオタマジャクシのタマは、かけっこでいつもビリ。
運動会の日、みんなはタマを助けてあげようと前からスタートさせます。
でもタマの本当の気持ちは?
テーマ「民話・昔話」
日本にも世界各地にもさまざま存在している「民話・昔話」。その面白さを知ってほしいと1冊ラインナップに入れています(小学生コースを通して他の学年にも加えています)。
『おすのつぼにすんでいたおばあさん』お届け月:1月 他テーマ「考える」「どきどき」
湖のほとりのお酢のつぼの形をした家に、おばあさんが貧しくても幸せに暮らしていました。ある日、助けてあげた小さな魚の王さまに、何でも願いをかなえてあげようといわれたおばあさんは、次第に欲が出てきてしまい…? 作者ゴッデンの家に代々語り継がれてきた昔話。豊富な挿絵が物語に奥行きを与えています。
テーマ「ことば」
本格的にたくさんの「ことば」を学ぶ1年生へ。「ことば」を組み合わせたり入れ替えたりすることばの面白さが伝わる「ことば遊び」の絵本と、子どもたちが大好きな「なぞなぞ」をテーマで実際に「なぞなぞ」も楽しめるお話をセレクトしました。
『なぞなぞのすきな女の子』お届け月:10月 他テーマは「考える」「ユーモア」
なぞなぞ遊びの楽しさがたっぷり詰まったお話です。はじめてなぞなぞを知る子どもたちにも、すでになぞなぞが大好きな子どもたちにも、おすすめの1冊です。1年生が一人で読むには文章が多いので、はじめはぜひ読んであげて下さいね。女の子がなぞなぞでどんな風にオオカミに立ち向かったのかに注目してみて下さい。
テーマ「発見」
世の中で一番大きなものはなんだろう? また実際に見えている生き物の体には骨がたくさんあること、など視野が広がり、新たな発見が得られる作品をセレクトしました。
絵本『シロナガスクジラより 大きいものって いるの?』お届け月:5月 他テーマは「自然」「考える」
地球上のすべての生き物の中で、一番大きいシロナガスクジラ。それより大きいエベレスト山、それよりも地球、それよりも太陽、それよりも……どんどん探していくと、宇宙の銀河までたどりつくよ! やさしくユーモラスに解き明かす、好評の科学絵本。
絵本『ホネホネたんけんたい』お届け月:3月 他テーマ「科学」「いきもの」
ページを開くと、骨の写真がいっぱい。いろいろな動物たちの骨を見ながら、実際の姿との違いに驚いたり、納得したり。骨のひとつひとつがいかに体にとって重要な役割をしているかが目で見ることで感覚として感じ取れるとともに、普段は見えていないものへの興味と視野がぐんと広がります。大人も驚く発見がありますので、ぜひ親子でも一緒に読んでみてくださいね。
以上、「ユーモア」「ともだち」「家族」「冒険」「勇気」「優しい気持ち」「成長」「考える」「民話・昔話」「ことば」「発見」というテーマに沿って小学1年生コース作品をご紹介しました。
他にも「たべもの」「おでかけ」「身の回りのこと」「自然」「どうぶつ」「いきもの」「心と体」「推理」「音楽」「夢」などさまざまなテーマが含まれた作品をセレクトしています。
最後に、便利な機能のお知らせです。
みんなが嬉しい「おねだり機能」はじまりました♪
お孫さんに絵本を贈りたいけれど、何を選んだらよいか分からない、またはもう持っている絵本と重なってしまったら・・・など、おじいちゃん・おばあちゃんが絵本を贈る時に悩んでしまうことはありませんか?
また逆に、おじいちゃん・おばあちゃんに「何が欲しい?」と聞かれたけれど、説明するのが面倒だったり、お父様お母様自身もどんな絵本を選んだら良いのか迷ってしまうことはありませんか?
そんな、お子様のことを想うご家族の皆さまの「贈りたい」「お願いしたい」という気持ちのやりとりをサポートするために、絵本ナビの定期購読サービス「絵本クラブ」では、毎月お届けするコースや作品を選んでお支払いはおじいちゃん・おばあちゃんにお願いすることができる 「おねだり機能」を開始致しました。
利用するには以下の4つの手順を踏むだけでとっても簡単なんです。
「おねだり機能」ご利用方法
- STEP 1
「絵本クラブのお申し込み」を進めます(お父様、お母様):お誕生年月を選択してお申し込みコースを選びます。「絵本の選択」にてお届け予定作品の入れ替え・追加を行います。 - STEP 2
注文方法として「おねだり」を選びます(お父様、お母様):「絵本の選択」の次に「会員情報の入力」ページで注文方法をお選びいただきますが、ここで「おねだり」を選びます。 - STEP 3
「おねだりURL」をおじいちゃん・おばあちゃんに送信(お父様、お母様):お届け先情報まで入力したら「おねだりURL」が表示されますので、メールやLINEなどでおじいちゃん・おばあちゃんに送信します。 - STEP 4
おじいちゃん・おばあちゃんが注文者情報を入力して決済(おじいちゃん、おばあちゃん):毎月払い(クレジットカード決済)か一括払い(クレジットカード決済・銀行振込・郵便書留)でお支払いのご登録。
お申し込み確認メールがご注文者と受取人それぞれに届きましたらお申込み完了です。翌月からお子さま宛に毎月選りすぐりの絵本が届く「幸せな時間」をお楽しみください。
秋山朋恵(絵本ナビ 児童書担当)
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