楽しみ?それとも不安?…明日は運動会!
明日が楽しみで眠れない子、心配で眠れない子。
当日を迎える子どもたちの気持ちがさまざまな「運動会」。
かけっこ、リレー、玉入れ、つな引き。
親子リレーや騎馬戦だってあります。
勝っても負けても、活躍しても活躍しなくても記憶に残る運動会。
絵本は運動会の苦手な子だって応援してくれます。
運動会が楽しくなってくる。
私はもう50代後半のおばあさんです。
もう何十年も前のことで、今になれば笑えるのですが、
私は子どもの頃「運動会」が大嫌いでした。
体格もいいし健康そのものでしたが、走るのも遅く体育が嫌い、
連日その練習ばかりで苦痛でした。
マンモス校だったので、大勢の前で恥ずかしい気持ちになり、
イヤでたまらず、雨で中止になったら 喜ぶような子どもでした。
私の3人の子どもたちは運動会を一生懸命がんばり、
楽しそうで、保護者になってからは、こんなに楽しい学校行事だったのかと思いました。
「よーい どん!」 「うどん!」???
この絵本は最初から笑わせてくれました。
みんなが頑張ってる絵もいいですし、ありえない場面もまた笑わせてくれます。
いろんなお子さんがおられると思います。
運動会の練習で疲れたり、私みたいにイヤだなぁって思うこともあるのでは?
私もこの歳になればハッキリ言えますが、子どもの頃って言えませんでした。
そんなとき、この絵本を読んでたらリラックス効果があったんじゃないかなぁと思いました。
親子で笑って、楽しく運動会に参加することが1番ですよ。
(koyokaさん 50代・じいじ・ばあば )
澄み渡る空、なんだかそわそわ、ワクワクしちゃう、今日は待ちに待った日曜日。
ぼくはお父さんに肩車してもらって、家族全員である場所へ。ん?あらら、どうやら向かっているのはぼくたちだけじゃないみたいですよ。おじいちゃんおばあちゃんをはじめ、忍者さん、泥棒さん、オバケちゃん、ヘンテコリンさん、ぼくのご近所さんたち全員が大移動!みんな一体どこへ行くの?
そう、今日はみんなが楽しみにしている町の運動会。子どもも大人も大集結、赤白わかれて、賑やかな大運動会の始まりです。誰もが主役になれる運動会は、エキサイティングな催しものが目白押し!
午前中は、ずるっこなしよ、子どもが主役の「ちびっこ競争」、大人数になるほどはちゃめちゃで面白い「ムカデ競争」、意外な人が大活躍して盛り上がっちゃう「障害物競走」。お昼に美味しいお弁当を食べたら、赤組白組の応援合戦で運動会は一気にヒートアップ!「綱引き」「大玉転がし」まだまだ続く「騎馬戦」、、、そして最後はやっぱりリレーで決着。赤白どっちが勝ったかな?
この絵本の見所は、なんといっても描かれている全員が主役であること!見開きいっぱいに緻密に描かれたたくさんの人たちが、みんな思い思いに本当にいろんな事をしているのです。最初に肩車して登場した「ぼく」もすっかり見失っちゃうくらい人、人、人、人、人だらけ!この絵本の作者中垣ゆたかさんの前作『ぎょうれつ』にも負けないくらい!?よく見ると、普通の町の人にまぎれてヘンテコリンな人がたっくさんいて、なんだか運動会じゃないことをしていたり(笑)。実際の運動会も遠くから望遠鏡でのぞいてみたら、きっとこんな感じなのかもしれませんね。ページのどこに「ぼく」がいるかを探してみたり、一人一人何をしているのかストーリーを想像して膨らませてみるのも楽しい。絵本を開くたびに、きっと数えきれないくらいの物語と新しい発見に出会えるはずですよ。
さあ、準備はいい?それじゃあ「よーい、ドン!」
(富田直美 絵本ナビ編集部)
運動会の楽しさがいっぱいつまった絵本!
今日は運動会。こぶたのブルトン、イタチのアンドレ、ダルマのタカサキさんは、玉入れや綱引きやパン食い競争など、いろいろな競技に出場します。赤組、白組、どちらが優勝するのでしょうか。運動会の楽しさがいっぱいつまった絵本です。
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