冬をもっと楽しみたい!スキー・スケート・そり遊びの絵本
春の気配を少しずつ感じられるようになってきた今日この頃。
でも、油断していたらまだまだ寒い!
「寒い日はたくさん服を着て、あたたかい部屋でぬくぬくと過ごしたい…」という考えは大人になってから!
今回はスキー・スケート・そり遊びの絵本をご紹介します。
冬にはこんなに楽しそうなスポーツがたくさんあるんです。お部屋にこもってちゃもったいないよね。
森に雪がつもって、子リスたちはそりすべりをしようと朝から大はりきり
子どもは雪が大好き
ねずみたちがかわいらしい「14ひきのねずみ」シリーズのいわむらさんの絵本です。
これは、ねずみではなく、こりすのぱろ、ぴこ、ぼろのお話。
雪が降っておおはしゃぎの子どもたちと、それに反して、寒い、寒いとストーブの前を離れられないお父さん。
でも、子どもたちが、外でそりすべりをはじめ、いやいやながら、連れ出されたお父さんも、忙しいからと乗り気じゃなかったお母さんも一緒に遊んでいるうちに、マフラーをぬぎ、帽子をぬぎ、子どもたちとそりを楽しみます。
子どもは、雪がほんとに好きですよね。
うちは、年に何度しか、雪が積もるということがないので、雪がちょっとでも積もろうものなら、何はおいても、まず外です。
手袋はめて、マフラーして、上着着て。
こんなたくさんの雪を見ることがないうちの子たちは、こうやって、埋もれるほどの雪の中でそり遊びにすごくあこがれるみたい。
(たかくんママさん 30代・ママ 女の子7歳、男の子4歳)
こぶたのブルトン、ダルマのタカサキさん、ゆかいな仲間たちが、スキーへ行きます
こぶたのブルトン、いたちのアンドレ、ダルマのタカサキさん、ゆかいな仲間たちが、スキーへ行きます。リズミカルな会話、キャラクターのおもしろさが際立つ元気の出る絵本。
そうそう♪冬はやっぱりスキーでしょ!
我が家では、『はるはおはなみ』(娘たちの反応はイマイチだった!)→『なつはプール』(次女がものすごく気に入り、毎晩毎晩読まされた!)に続いて3作目になりますが、実は、これが1作目なんですね~?!(あのタカサキさんとの出会いも、こんな風だったのですね~!)
雪国に住んでるので、『ふゆはスキー』はものすごく共感できる感覚です(爆)。
3学期の小学校の体育は、校庭でスキーなんですよ~!
1年生も、先週から始まったスキー授業に夢中。
なので、1月の低学年の絵本読みボランティアで、ぜひ読みたいと、絵本ナビショップで購入しました!(お年玉クーポンついてたし~♪爆)
まずは練習がてら次女に読んで、今日は1年生に読んできました!(来週は2、3年生に読んでこようと思ってます!)
ブルトン大好きな次女はもちろん、今日初めて知った子たちの反応もものすごくよかったです。
こういうナンセンスな感覚、小さい子ほど、何の違和感もなく受け入れて、楽しみますよね。
ところどころ、笑いがこぼれて、今年初の絵本読みボラも、とても楽しくスタートできました☆
子どもたちの好きなシーンは、列車でこたつ&ゆきだるまの表彰台ですが・・・
私は、らぴ~♪さんと同じく、窓ガラスに「リムジン」「リムジン」と書くシーンにバカウケしました(爆)。
あ、あと、はずせないのが、小さくなった皇帝ペンギンに「むかしばなしじゃあるまいし・・・」という、タカサキさんの名台詞☆う、うまい!さすが、中川さん!!!
いや~、大人もはまりますね(笑)。
お笑い系が好きな方に、特におすすめします♪
残りの『あきはうんどうかい』も、ぜひ読まねば!
(ぼのさん 40代・ママ 男の子14歳、女の子12歳、女の子7歳)
たっぷりと冬を楽しむ、小さな家族の物語
だんだん冬が近づいて、はじめの氷を納屋で見つける。初氷は、バケツの中の薄い氷。それから少し厚い氷。そしていよいよ、待ちに待った割れない氷ができる。わたしちはスケートぐつを持って、リンクに駆けていく……。たっぷりと冬を楽しむ、小さな家族の物語。清々しい冬の空気を思い起こさせる、手のひらサイズの小さな物語。『ないしょのおともだち』のマクリントックが繊細な絵を描いています。総ルビ。
秋が終わり、寒さが厳しくなってくると、最初の氷が見つかる。それは、うっすらまくが張ったように薄い氷で、触ると割れてしまう。
本格的な冬の訪れとともに、氷はだんだん厚みをましていき、やがて畑がこおり、小川がこおり、池がこおり……そして、庭にスケートリンクができる!
子どもたちは青空の下、銀のブレードをきらめかせながら、思う存分スケートを楽しむ。
スケートのシーズンが訪れるワクワクする気持ち、家の庭に家族総出でスケートリンクをつくる大変さ、地道な氷の整備と手入れ、パーティ、姉妹の思い出、夢……。
五感をとぎすました豊かな文章からは、冬の匂い、色、音、手触り、肌を刺す空気の冷たさまで感じるようです。そして繊細で美しい絵が、冬という銀色の季節と家族の思い出の温かさを伝えてくれます。
姉妹が夜のスケートをするシーンはまるで映画のワンシーンのよう。チカチカまたたく星、すみわたった冷たい空気。静かな夜、月光の下でふたりの少女が、氷の上をすべります。ジャンプやスピン、8の字すべり。頭の中で大スタジアムで大勢の観客に囲まれていることを空想しながら……。
昼間、子どもたちが遊んだ氷は、きずや穴だらけ。整備のために水をまくお父さんが見せてくれるワンマンショーも印象的です。ほうきをパートナーに見立ててワルツを踊ったり、雪のふきだまりにわざとつっこんでみせたり。
そして、お父さんの冬の最高傑作、完璧な氷ができたときに開催される、スケートパーティ。お楽しみは、リンクのそばでマシュマロを焼く小さなたきび、たっぷりの温かいココア、ポップコーン。
お父さんの教え子の大学生たちより上手にすべることができたときの姉妹の得意そうな笑顔! 目に浮かぶようですよね。
季節の移り変わりとその楽しみ方、そして家族の物語を、こんなに美しいかたちで本にできるなんて……とうっとりするような一冊です。
そして、最後の氷は、本書の読者にとっても銀色にきらめく宝物となるにちがいありません。大切な人にそっと渡したくなる、とっておきの一冊です。
(光森優子 編集者・ライター)
おとうさんから赤いそりをもらったウーフは、大よろこび
北極
子どもが好きそうな要素がたくさん入っています。
雪、そり遊び、ちょっとしたドキドキ、サンタクロース。
うまくまとまっています。
ストーリーもいいのですが、絵が最高!
冬の景色とウーフ達がみごとにマッチしてます。
娘はサンタクロースのそりに乗せてもらえた、
ツネタとウーフがうらやましかったみたい。
娘「私も乗ってみたい!空を飛んでみたい。」と目を輝かせていました。
(ぜんママさん 30代・ママ 男の子8歳、女の子7歳)
いい若いもんが、だらしないねえ
冷たい雪の日。森の動物たちが寒い寒いとふるえているのを見て、ばばばあちゃんはいった。「いい若いもんが、だらしないねえ。寒い日の特別なあったまりかたを教えてやるよ」
素敵なそり遊び
雪が降る寒~い寒~い一日のお話しです。
ストーブに当たって編み物をしていたばばばあちゃん。
そこに次から次に動物たちがやってきます。
みんなはストーブに当たってばかりで外で遊ぼうとしません。
今の子どもたちも寒い日はこんな感じですよね。
私も寒い日は外になんて出たくないと思っていました。
でもこの本を読んで冬の本当の温まり方を
教えてもらった気がします。
体を動かせば体が温まる。
昔の子達はこうやって冬を楽しんでいたんでしょうね。
この本を読んでから冬を楽しもうと思いスキーをはじめました。
毎年冬にはスキーで体を温め、冬を楽しんでいます。
(ミトミさん 30代・ママ 女の子9歳、女の子7歳、男の子0歳)
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