ブームの火付け役にもなった“紙の魔術師”ロバート・サブダ 【とびだすしかけ絵本】
絵本の中でも、子どもから大人まで驚きと興奮をあたえてくれるものと言えば「しかけ絵本」。
ひとくちに「しかけ絵本」と言っても、様々なタイプの作品があるのはご存知ですか?
「知らないともったいない!」
そんなしかけ絵本の作品の数々を、タイプや作家別にご紹介していきます。
まずは、近年のしかけ絵本ブームの火付け役と言っても過言ではないロバート・サブダさんの作品から!
その華やかで精巧なつくりの飛び出すしかけは、ページを開いた人たちを間違いなく笑顔にしてくれます。
昔から『不思議の国のアリス」の世界観が好きだったというサブダさん。
「アリス」は児童書の歴史の中でも最もミステリアスの本の一つだから、という理由だそうです。
このしかけ絵本が大人の方まで魅了する秘密の一つはここにあるかもしれませんね。
なんといってもダイナミックな仕掛けが魅力!『オズの魔法使い』
大人気!ポップアップアーティスト「紙の魔術師」ロバート・サブダの仕掛け絵本です。他の仕掛け絵本の追随を許さない精巧で美しい芸術的な仕上がりは既に話題をさらっています。
その中でもダイナミックな仕掛けで人気の「オズの魔法使い」。L.フランク・ボームの『The Wizard of Oz』(邦題『オズの魔法使い』)の出版100周年を記念して創られたものです。
物語を簡潔にまとめ、それぞれいくつかのエピソードを大胆に立体化し、凝ったつくりやインパクトの強いカラーで印象的なシーンを作り出しています。竜巻や大きな風車が回るページなどの仕掛けは想像の範囲を超えた驚きです。物語が載っている小さな扉にもしっかり仕掛けがついており、読み応えも充分!大事に飾りたい一品です。
めくるたびに、クッキーが1枚ずつふえていく!ポップで楽しい作品
AからZまで、カード形式のめくりがついているしかけえほん。白い紙でつくった構造物が、すばらしいでき上がりで、欧米でも100万部以上売り上げ、大ベストセラー。
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マシュー・ラインハートとの共作も!
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