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のりものとびだす! 発見いっぱい!『うごかすえほん はたらくくるまとまちをつくろう』

読むたびに新しい発見に出会えるしかけ絵本

ショベルカーが土砂をすくいあげて、ホイールローダーが土をダンプトラックにのせて……。何もない土地から、道路ができて建物ができて、たくさんの人が生活する町になるまでを描きます。

主役は働く車たち! たくさんの車が登場して町を作ります。トラックを動かしたり、クレーンがぐーんと伸びたり、車たちの働きをたくさんのしかけで楽しめるようになっています。

この絵本の特徴は、「しかけ絵本」の枠を超えて長く楽しめる要素が詰まっていること! 

はたらくくるまとまちをつくろう!

主役は、はたらく車。ストーリーは、荒野から町ができるまで
荒れた大地でたくさんの車がいそがしくはたらきます。やがて、道路ができ、家や巨大なビルが建てられ、トンネルが開通し、大きな町ができあがります。多種多様なはたらく車の活躍を楽しめるだけでなく、さまざまな車のはたらきによって町がつくられる様子がわかり、そこから人々の営みが見えてきます。

子ども自身の手で何度もしかけを動かし、新たな発見に出会う絵本
「ポップアップ絵本」「しかけ絵本」には、繊細なものやインパクトを重視したものなど多種あります。しかし、繊細なものやインパクトを重視したものは、壊さないように親が子どもにそっとみせることが多く、最初は驚きがあってもすぐに飽きられてしまう傾向があります。本書は、子どもが自分自身でページをめくって、しかけをうごかし、繰り返し読んで新たな発見に出会える「うごかす絵本」をコンセプトとしています。

絵本『うごかすえほん はたらくくるまとまちをつくろう』の3つの特徴

・うごかして遊べる「しかけ絵本」と、読んで楽しい「図鑑」の要素を融合

建設工事で働く車たち、どんなしくみで動いているの?

しかけをめくると……、

それぞれの車のしくみや働きが図鑑のようにくわしくわかります。

・町ができるストーリーを楽しめ、働く車や町のしくみがわかる

何もない「あれた大地」で工事がはじまって……、

最後は、たくさんの人が生活する、にぎやかな町が広がります。

たくさんの人が集まる町にも働く車がいっぱい。おみこしだって、町のわざわいをとりのぞく、りっぱな働く車です!

道路ができて、地下にガスや水道が通り、電気が通って……。

たくさんの工事を重ねて、町ができあがっていく過程を一冊通して見られるのは、大人もワクワクしますよね。子どもたちも、自分の住む町を、新しい視点から見てみるきっかけになるかもしれません。

・道路の作り方、電気のしくみなど、子どもの「なぜ?」を解決できる

「Q.どうやって電気を送るのかな?」

こんな、こどもたちの「なぜ?」にも答えが!

 

電気が発電所からどうやって家や工場に送られるのかも、引き出すしかけの中でわかりやすく説明されています。

年齢ごとの楽しみ方ができる!

しかけを動かしたり、じっくり読み込んだり。年齢ごとにさまざまな読み方ができるのがポイント。
小さな子は、大人がサポートしてあげながら、しかけや扉を動かして遊ぶのがおすすめです。
3歳くらいになったら、はたらくくるまの図鑑としても楽しめますね。
5歳以上なら、町ができていく様子や町のしくみにも着目してみると、たくさんの学びがありそうです。

 

成長とともに、長く楽しめる一冊。ぜひ手に取って、親子で楽しんでみてくださいね。

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掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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