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読み聞かせが育む3つの効果〜親と子をつなぐ絵本「森の戦士ボノロン」

「読み聞かせ」ってどんな効果があるの?

みなさんのご家庭では、読み聞かせはどのくらいの頻度で行っていますか?

週末にまとめて?それとも毎日寝る前に?

 

親が子に読み聞かせ、お互いのぬくもりを感じながらひたる絵本の世界。

親子で感動を共有することは、お互いにとってかけがえのない経験と思い出になります。

 

読み聞かせで育まれる効果にはどんなことがあるのでしょうか。

ここでは、3つの効果についてお話しします。

効果1 ) 本が好きになる

読み聞かせをすると、文字や本に対する抵抗が少なくなるそうです。大好きなお父さんお母さんの声で絵本の読み聞かせをしてくれることは「本は楽しい」と子どもたちが思えるようになる最適な方法。

 

小さい頃から、読み聞かせを通してたくさんの絵本に出会うことで、本の魅力を感じ、本の世界に入りこんで楽しむおもしろさを発見することでしょう。それが、本が好きな子どもに成長する、第一歩なのです。

効果その2)コミュニケーション力が身につく

スキンシップは、子どもにはとっても重要なことです。お母さんの匂いに包まれ、肌のぬくもりを感じ、自分に語りかけてくれる声を聞く……お母さんの存在そのものが、子どもの五感を刺激し、脳の発達を促してくれるのです。絵本の読み聞かせは、お子さんとくっつきながら、コミュニケーションを取るのにピッタリ。

 

スキンシップしながら読み聞かせをすると、子どもはお母さんやお父さんを通して、「うれしい」「楽しい」「悲しい」「怖い」などの、いろんな感情を学びます。読み聞かせを続けているうちに、自分で絵本から感情を読み取れるようになり、どんどん感情が豊かになっていくのです。そして、聞こえてくる言葉と絵を見ながら、頭の中で自由に想像をふくらませて、楽しんでいます。

 

絵本を読むことで味わったいろんな感情が、子どもの想像力を豊かにし、人とのコミュニケーションを育む力になるでしょう。

効果3)大切な心を学ぶ

子どもは、おはなしの絵本に登場する人や動物などを通して、「こんなときには、こんなふうにすると楽しいな」とか、「こんなふうに言われると、うれしいな」ということを知ることができるようになります。

 

そして、自分の考えだけでなく、お父さんお母さんの考え方、そして絵本の中の登場人物の考え方に触れることで、考え方の幅が広がっていくのです。

 

特に、おはなしの絵本には、ひとりの人として生きていくために必要な教えがたくさん詰まっています。おはなしを読み聞かせることは、大切な心をたくさん伝えていることと同じです。

「森の戦士ボノロン」は誕生13年! 親と子のコミュニケーションを応援する読み聞かせ絵ものがたりです

みなさんは、コンビニのセブン–イレブンで、定期的に無料配布されている絵本があることをご存知ですか?偶数月の15日になると、セブン–イレブンのレジの脇でやさしいほほ笑みを見せてくれるオレンジ色の大きな巨人の絵本。それが「森の戦士ボノロン」です。

「森の戦士ボノロン」ってどんなおはなし?

「親子のコミュニケーションの活性化」。その趣旨のもとにボノロンは誕生しました。

慌ただしい日々の中に、少しでも絵本を開く時間を持ってもらえたら…。ボノロンの絵本はそれだけを願い、2005年に誕生し、13年間に渡って親子を応援してきました。

 

ボノロンの読み聞かせは大人の方でだいたい15分程度。文字の量も、普通の絵本より少し長めです。それは、少しでも長く親子の時間を持ってもらうため。

 

その物語に込められた愛、友情、思いやりのお話には、親が子へ伝えたい大切な心がたくさん詰まっています。中には少し難しかったり、悲しかったりするお話も。登場人物の悲しみを通じて相手への思いやりが生まれるよう、想像力を養ってほしいと考えて、作られています。

成長したら自分で読める! ハードカバー絵本も発売中

「森の戦士ボノロン」のおはなしが掲載されている、親と子のコミュニケーションマガジン「ポラメル」は、全国のセブン–イレブンやアカチャンホンポ、デニーズ等にて無料配布されています。数量限定のため、せっかくもらいに行っても配布が終了してしまっていることもあります。

 

でもだいじょうぶ!

 

バックナンバーは「ボノロンハードカバー絵本シリーズ」として発売されています。じょうぶなハードカバーなので、いつまでも大切にとっておくことができます。

 

幼いころ読み聞かせしてもらっていた子も、成長して字が読めるようになれば、自分で読むことができるようになります。小さいころに読んでもらったしあわせな記憶とともにあるボノロンの物語なら、温かくてなつかしい思い出がよみがえり、「自分で読んでみよう」という気持ちが湧きおこります。そして、成長してから読むお話は、また新たな発見があることでしょう。

 

実際に、高校生・大学生になってもボノロンを読み続けています、といったお便りが届くこともあるそうです。

大人に読み聞かせてもらう「聞き書」から自分で読む「読書」へ。

「森の戦士ボノロン」は、お子さんの成長に合わせた楽しみ方もできる絵本なのです。

森の戦士 ボノロン(15) ガミバアのさくらの巻

むかしむかし、いつも村人をしかるガミバアとよばれるおばあさんがいました。
ある日、ガミバアは村の子どもリルクが川に帽子をなげすてているのを見つけます。
リルクは帽子が気に入らないので、川に捨てれば新しいのを買ってもらえると考えていました。
でもガミバアはわがままもの!といってリルクをきつくしかりました。
家に帰ったリルクは、帽子は風で川に落ちたのにガミバアにしかられたとお母さんにうそを言います。
そのうそを信じてしまったお母さんのフラマは、ガミバアに腹をたて、もんくを言いに行きますが……。

「森の戦士 ボノロン」最新刊

815日は、ボラメル8月号の配布日です。「森の戦士 ボノロン」の最新話を読みたい方は、お近くのセブン-イレブンなどで探してみてください!

いかがでしたか? 実は「森の戦士 ボノロン」をプロデュースしているのは、有名な少年漫画『北斗の拳』や『花の慶次〜雲のかなたに〜』の漫画家・原哲夫さん! 「作風が全然違う!」と思うかもしれませんが、原さんにとっては、ケンシロウも慶次もボノロンも、懸命に生きる人のために戦うヒーローなのだそう。

原哲夫さんの漫画を読んでいた方は、お子さんに読み聞かせをしながら、ケンシロウや慶次との共通点を探してみると、ひと味違った読後感が味わえるかも!?

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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