とっておきの場で恥をかかないために『テーブルマナーの絵本』
この一冊で、急な会食にも困らない!
みんなで楽しくおいしく食事をするには、食事を作ってくれた人への感謝と、一緒に食べる人への気遣いが大切。大人になるまでに、子どもたちが知っておくべきマナーがありますよね。
だんだん身につけばいい、と思っていても、急な会食やお呼ばれがあると、さあ、どうしよう……!?
例えば、これ、わかりますか?
・ちらしずしの器は手に持ってもいい?
・スプーンでごはんを最後まできれいに食べる方法は?
慌てる前に、こんな絵本を手元に置いて準備をしておきたい!
親子で学べるテーブルマナーの本のご紹介です。
和食・洋食のテーブル作法
『テーブルマナーの絵本』ってどんな絵本?
・和食のマナー、子どもにきちんと説明できますか?
お箸や器の持ち方やマナー、和食の基本ですね。焼き魚のきれいな食べ方だって知っていたほうがいい。でも、いざとなると口で説明するのは難しいものです。この絵本のすごいところは、美しい絵で、食器の持ちかたや手の動きがぱっと見て分かること。わかりやすい文章で、作法の細かな部分もしっかり説明されています。
さらに、和室で踏んではいけない場所や、和菓子の食べ方など、大人も自信がないことについても、この絵本があれば安心。
洋風のおかずで練習しよう! 洋食のマナー
ナイフとフォークで食べることを、急にレストランで挑戦するのは難しいですよね。どの食器をどういう風に使うのか、絵本を見ながら普段の食卓で練習しておきたいですね。
楽しい外食のために覚えておきたい、お店で食べるマナー
家族みんなでお店でお食事、そんなときの注意点も紹介されます。
ファストフード店やファミリーレストランなど、子どもたちにとって身近なお店でのふるまいも、親子で確認できるのが心強い!
食事やマナーにまつわる豆知識もたくさん!
春夏秋冬それぞれの季節の食の楽しみや、世界の食事マナーなどが書かれた豆知識のページがあるのも、読み応えがあって楽しいポイント。旬の食べ物や外国の食事のことなど、家族の食卓の会話も弾みそうですね。
一冊を通して、食べ物への感謝、他の人への心遣いが、丁寧に語られる本書。作法だけではない大切な心が身についてくれそうです。
いつでも手に取れるように、本棚に置いておきたい絵本です。
あすなろ書房「高野紀子のえほん」
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