大人も子どもも夢中になる! あの「ガチャガチャ」が絵本で登場!
駅やショッピングセンター、スーパーの片隅にちょこんと並んでいて、出会った子どもたちの目をキラキラと輝かせる魅惑の物体「ガチャガチャ」。
お金を入れて、ハンドルをガチャっと回すときのワクワクと、何が出てくるか分からないドキドキ……大人も子どもも一度味わうと、クセになりますよね。そんなガチャガチャを心ゆくまで楽しめる絵本が登場しました!
この夢のような絵本の魅力をたっぷりご紹介します。
このガチャガチャは何度回してもOK!
「もう一回!」大歓迎! 最後まで回したら何かが起きる? 魅惑のガチャガチャ体験!
ガチャガチャは回すのも楽しいですが、一番ワクワクするのは、やっぱりオモチャが出る瞬間!
何が出てくるのか、自分の欲しいオモチャが出てくるのか、開けるまでのドキドキは、何度回しても消えることはありませんよね。
『ガチャガチャぽん!』でも、何が出てくるか分からない楽しさは、もちろん健在。しかも、機械には「おべんとうばこ」「リュック」「おやつ」「?」「のみもの」となにやら名前が書いてあります。
さあ、まずは「おべんとうばこ」のガチャガチャを回してみましょう!
ガチャガチャを回すこと、オモチャが出てくることを楽しむだけでなく、それがどんどん積み重なっていくのがこの絵本の面白さ。しかもどれを選択するかは、読者が自由に決めることができます。「おべんとうばこ」の次は「リュック」を選んで、「おやつ」を選んで……。最後まで選んだら、何が待っているのかな?
ぜひ、絵本を見て確かめてくださいね。
絵本の面白さを追求し続ける、2人の絵本作家さんの初タッグも見逃せない!
作者のナカオマサトシさんと、森あさ子さんはどちらも、2010年以降にデビューしたフレッシュな絵本作家さん。お二人ともページをめくった後に、アッと驚きのある作品が魅力です。
ガチャガチャを絵本にするというアイディアも、今までにない新しさがありますよね。
和歌山県生まれ。教育テレビ番組の制作などを経て、2012年「うれないやきそばパン」(金の星社)で絵本作家デビュー。その後、図書館の勤務経験を生かし「どんどんくるくる」(大日本図書)、「ようかいでんしゃ」(ポプラ社)、「じごくにアイス」(ひさかたチャイルド)など多数の作品を発表する。
ナカオマサトシさんの絵本
1975年東京都生まれ。女子美術大学卒業。
映画・ミュージックビデオなどの映像美術にたずさわったのち、イラストレーター・絵本作家として活動。
おもな作品に「あなのなか」(岩崎書店)、「ぱかっ」「くるっ」(ポプラ社)、「さかながはねて」(世界文化社)、「ぎゅぎゅぎゅのぎゅー」(ひかりのくに)などがある。
読者の声をご紹介します。
・ガチャガチャを見るとかならず「いっかいやる!」とせがむうちの娘。すっかり夢中になってページをめくっていました!(3歳 女の子ママ)
・「ガチャガチャ……ぽん!」のくり返しのリズムが気に入った様子。カラフルな食べ物や飲み物にくぎづけでした。(1歳 男の子ママ)
・親子でガチャガチャ好きなので、大興奮!いろんな種類の中身があるので、「どれがあたった~?」と会話しながらなんども楽しんでいます♪(4歳 女の子ママ)
実は誕生55年! 親子3代でファンも多いのでは?
私たちの生活の中に自然と溶け込んできたガチャガチャ。正式には「カプセル玩具」「カプセルトイ」と呼ばれ、アメリカでお菓子などの販売に使われていた自動販売機がルーツなのだそう。
日本で初めて、カプセル玩具が登場したのは1965年と言われています。そう、2020年はカプセル玩具生誕55年の記念年なんです。
とてもおめでたい年に発売された『ガチャガチャぽん!』。ぜひ、ご家族と、お友だちと、ガチャガチャの思い出を語り合ってみてくださいね。
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