おにぎりは何粒のお米からできているの? 「解体絵本」が面白い!
「おなかが空いた。なんか食べたい!」
「なにが食べたいの?」
「なんだっていいよ。とにかくなにか食べさせて!」
たべものだったら、なんだっていいの?
おにぎり、ハンバーガー、ラーメンに餃子。
みんなあなたの大好物。でも、そのたべものが何からできているか知っているの?
「知らないよ」
じゃあ解体してみましょうよ!
◆大好物のあのたべものは「なにからできているでしょーか?」
おにぎり、ハンバーガー、ラーメンに餃子・・・。みんなの大好物ばかり!
でも、この食べ物たちって、一体なにからできているんだろう?そんな疑問を即座に解決!
小さなかわいい動物たちが食べ物を解体して見せてくれるのが、このユニークな絵本なのです。
たとえば・・・おにぎり!
小さなねずみさんたちが、三角おにぎりを解体してならべてみると・・・。
・小さな米粒 <たくさん>(数えようとしましたが途中で断念。)
・長方形の海苔 <一枚>
・うめぼし <一つ>
・しお <少々>
うわ!こんなにたくさんの米粒が・・・どうりでお腹も満足するはずです。
ではでは、いかにもいろんな具で作られているハンバーガーやラーメンはどうなんでしょう?
やっぱり、ひとつひとつ分解して見てみましょう。
パンを別にして、野菜やケチャップ、ごまだって並べてみます。麺は長くのばして、輪切りのネギは横に並べて。うん、これは何だか面白い!クセになってきましたよ。
じゃあ、今度は・・・ちがうものを解体してみましょうか!!
◆お次はミニカーにぬいぐるみまで!?
たべものだけでは飽きたらず、今度は全然違うものまで!
あれ?今度は反対。組み立てていくみたいですよ。
カッコいい赤いミニカー、お気に入りのウサギのぬいぐるみ、サッカーボール・・・。
みんなの大好きなものばかり!
今回はいろいろな物のパーツから組み立て作業を見ていきます。
このパーツは一体なにに使うの? この糸は? 綿は?
ちいさな動物たちが懸命にパーツを並べている様子は、とても可愛らしくて思わずクスッと笑ってしまいます。「なにができるでしょーか?」ページがすすむごとにどんどん難しくなっていきますよ。
何から何まで完成品に囲まれている毎日だからそれを作っている部品を知るのが面白い。
完成品になるためには、その部品を組み立てる時間や作っている人がいるのだと感じられることも子ども達にとっては大発見。
好奇心を刺激してくれる2冊の絵本。どちらもおすすめです。
◆ だって ぼくらは ぶんとかい~♪
次に登場するのは、ぶんかいが大好き、分解兄弟!!
ぶんにいちゃんとかいくんは、仲良し兄弟。
二人の得意技は、機械を分解して、新しいものを発明すること。例えば「とけい」+「せんぷうき」で「とけいせんぷうき」! とけいせんぷうきが回ると、時間がどんどん進んで、みんなおじいちゃんになっちゃった!
ものづくりが好きな子、分解するのが好きな子にはたまらない内容ですよね。
◆分解にはまったら、この図鑑!
すごい!こんなものまで分解した図が見られちゃうなんて!
絵本だけでは満足できなくなってきたら、この位の図鑑でたっぷり満喫してくださいね。
見開きの大迫力分解イラストで、製品の内部構造が一目瞭然。史上最大の航空機の構造は?自由の女神の2倍の高さがある世界最大の石炭掘削マシンとは?未来のクルマの内部構造は?
身近な家電製品からロケットまで、普段見ることのできないその“中味”を見る事ができます。
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