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やっぱり大変「読書感想文」「自由研究」は保護者がサポート~「夏休みの宿題」アンケート~

夏休み、やっぱりいいね、楽しいね!
真黒に日焼けし、のびのび羽根を伸ばして過ごす子どもたちを見ると、心底うらやましくなってしまいますが…
禁断の一言をそろそろ、投げかけてみます。

 

夏休みの宿題、終わった?

 

思わずドキッとした顔、返答までに間がある子。
そんなわが子に、思わずため息ついてしまう親御さん。
その気持ち、よーくわかります…。

 

やはり例年、多くの親御さん、お子さんとも「宿題」にはひと苦労しているみたい。
2016年、全国の小学生の子どもを持つ保護者に実施された「夏休みの宿題」アンケート
気になるその回答が出たんです。

◆2016年、全国の小学生の子どもをもつ保護者720名にアンケート「夏休みの宿題調査」

通信教育講座「進研ゼミ 小学講座」では、2016年に全国の小学生の子どもをもつ保護者720名に「夏休みの宿題」についてアンケート調査を実施。
この調査から、多くの保護者が子どもの夏休みの宿題のサポートをしている状況が明らかになりました。


●調査概要
調査期間と対象:2016年09月06日~2016年09月23日
全国の小学1年生から6年生の子どもがいる保護者720名

調査方法:インターネット調査

 

●アンケート結果
夏休みの宿題の定番は「ドリル」、「日記・絵日記」、「読書感想文」、「自由研究(工作)」。

子どもに取り組ませにくい宿題は、「読書感想文」と「自由研究(調べ学習・レポート)」。

(グラフ1)この夏休みに学校からお子さんにどのような宿題が出されましたか。

小1から小6までの子どものいる保護者に夏休みの宿題内容を聞いたところ、宿題の内容として「算数や漢字のドリル」、「日記・絵日記」、「読書感想文」、「自由研究(工作)」などが多いことがわかりました(グラフ1)。

(グラフ2)今年の夏休みの宿題に学校から出た宿題はどのようなものでしたか。

また、全国の小学1年生~6年生の子どもをもつ母親4,644名を調査対象とした「小学生の夏休み調査(2009年)」では、学年別に傾向が異なることもわかっています。
低学年は「日記」や「算数や漢字の問題」、高学年になると「読書感想文」や「自由研究」が増えています(グラフ2)。

(グラフ3)おうちの方はどのくらい宿題に関わりましたか。

保護者が子どもに取り組ませにくいと思っている宿題を聞いたところ、最も取り組ませにくいのは「読書感想文」であることがわかりました。 
それ以外には、「自由研究(調べ学習・レポート)」と「自由形式の作文」なども挙がっています(グラフ3)。

夏休みの宿題、親子で焦らないために!保護者の働きかけのコツ

このような状況を踏まえてベネッセは、夏休みの宿題に関するWEBサイトで、自由研究や読書感想文対策に役立つ情報を提供。
また子どもたちの夏休みの目標になるよう、自由研究・作文コンクール「全国小学生『未来』をつくるコンクールを開催しています。

 

 

【ベネッセコーポレーション

『夏のチャレンジ 全国小学生「未来」をつくるコンクール』担当者より】

 

夏休み当初の、働きかけが肝心!
夏休みの宿題はドリルや作文、自由研究などいろいろあるはずです。
夏休みが始まる際に、どの宿題をいつまでにやるかをお子さんと話し合っておきましょう。
ポイントは夏休みが終わる1週間前をめどに計画を立て、進捗を確認してあげることです。
とくに、自由研究など自分でテーマを決めるものは早めが肝心です。
なかなかテーマが決まらないようなら、まずはネットや書店で、お子さんと一緒にいろいろなテーマを見ることから始めましょう。
選ぶポイントは、お子さん自身が興味をもてるかです。
好きなテーマであれば、その後の宿題への意欲も高まっていくはずです。

夏休みの自由研究カンタン解決策特集 

夏休みの自由研究カンタン解決策特集  
http://benesse.jp/jiyukenkyu/


ベネッセコーポレーションの教育情報サイトでは、夏休みの自由研究に悩む親子向けに情報を無料で提供しています。

サイトでは小学校1年生から中学生向けに200以上の自由研究テーマや、読書感想文を書くコツなど幅広い情報を提供。

2017年からは新たに自由研究のヒントになる動画掲載も始めています。

第14回全国小学生『未来』をつくるコンクール

「第14回全国小学生『未来』をつくるコンクール」
http://navi.benesse.ne.jp/sho/all/others/concour/

 

小学生の頃の興味が将来の職業につながることも多いと言われています。子どもの「やってみたい!」という気持ちを高めて、夏の宿題に挑戦させてあげましょう。

苦労したことや発見したこと、そして親子で協力した体験が、お子さんの未来の可能性を広げます。ベネッセが開催している「全国小学生『未来』をつくるコンクール」でも作文・自由研究・絵画・環境の4部門で作品を募集。

子どものやる気アップのきっかけとして、ぜひ挑戦してみては!

まだ何をやるか決まっていない、自由研究のまとめ方や感想文の書き方に困っている…

そんなお子さん・親御さんの、心強い味方になってくれそうな情報サイト。

諦めるのは早い!夏はまだまだ終わりません!

楽しい思い出づくりも、宿題や勉強も、思い切りやりきる夏休み後半戦になりますように!

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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