子どもが本好きになるために、親ができること
子どもには本好きになって欲しい
「子どもには本好きになって欲しい」というのは、多くの親の願いではないでしょうか。きっと本から多くのことを経験し、学んでくれることでしょう。
本を好きになることは、人類が築きあげてきた膨大な知識と知恵の世界へのフリーパスを手に入れるようなものと言っても過言ではないでしょう。
では、子どもが本好きになるために親ができることは何でしょうか?
親子で絵本を読む時間を楽しむこと。
本の世界にスムーズに入っていけるかどうかは、親子で楽しく本を読む時間にかかっています。
ひざの上で、となりに並んで、寝る前に横になりながら、大好きなママ・パパにお気に入りの絵本を読んでもらう時間は、子どもにとって至福のひとときになることでしょう。
この「幸せな時間」の積み重ねが、親との信頼関係や、本への愛着を育んでいくのです。
手を伸ばせば、珠玉の絵本がすぐに読める環境を用意すること。
絵本には、ずっと時代を超えて愛されている名作から新進気鋭の作家が描く今の時代の傑作まで、面白い作品が実に数多くあります。親子のコミュニケーションを促してくれたり、美しい絵で楽しませてくれたり。ハラハラドキドキの冒険物語、腹を抱えて笑っちゃうナンセンス絵本、知的好奇心を刺激してくれる作品、感性を揺さぶる力作・・・。
これらの素晴らしい作品に「手が届く」環境を用意することが大切です。図書館に行ってたくさんの作品に触れることはよい選択肢のひとつですが、「自分の絵本」がおうちに揃っていて、いつでも手にとれる環境を作ってあげられたら最高です。
上の写真をご覧ください。絵本クラブの0歳から小学6年生までの絵本クラブ配本作品です。絵本クラブでは、生まれてから小学校卒業まで、約300冊の絵本・児童書に出会えます。
絵本のある暮らしは、きっと、お子さんにとって一生の宝物になることでしょう。
word by 金柿秀幸(絵本ナビ代表)
◆絵本クラブについて
この記事が気に入ったらいいね!しよう ※最近の情報をお届けします |