【ランキング】今週の絵本売上ランキングBEST10は?(2018/11/12~11/18)
今、絵本ナビで話題になっている絵本は? 売れている絵本は?
絵本ナビの絵本売上BEST10のランキングを見れば絵本業界の動きが見えてくる!?
1週間分のランキングを毎週発表していきます。気になった作品があればのぞいてみてくださいね。
さて、いよいよ今週からクリスマス絵本のラインナップが並んできましたよ!!
今週の絵本売上ランキングBEST10は?【2018/11/12~11/18】
まどから おくりもの
「きょうは どうやら クリスマス。」
サンタクロースが空からやってきましたよ。これから、みんなの家をまわって、窓から贈り物を配るみたい。部屋をのぞいてみると、みんなぐっすり眠っています。目が覚めたら喜ぶよね、きっと!
……ところが。
このサンタさん、なんだかちょっと慌てもので大ざっぱ!?
窓からのぞくと見える姿はねこさんの顔。じゃあ、贈りものは可愛いリボンね!
サンタクロースは投げ込みましたが、ページをめくると、なんとそこに寝ていたのは「ねこさん」の絵柄のパジャマを着たブタさんだったのです。
次にやってきた家の窓。今度はしましまの模様が見えます。
サンタクロースは、思います。
「ここは どうやら しましまさんのおうち。」
ページをめくってみると、やっぱり違う。
その部屋で寝ていたのは、なんと…!?
「五味太郎 しかけ絵本」シリーズ3作目のこの絵本。みんなの家の「窓」の部分が穴あきのしかけになっていて、ページをめくると、その部屋の中の意外な様子が見られるのです。慌てもののサンタクロースは間違ってばかり。だけど、この絵本を読んでいる子どもたちは、その間違え方に夢中!笑ったり、正しい答えを叫んだり。ページをめくるたびに楽しい事件が巻き起こります。
さて、どうやら全て配り終わったサンタクロース。間違った贈り物をもらったみんなは、ちゃんと喜んだのかな? 安心してくださいね、ちゃんと最後には上手いことおさまったようです。しかけが楽しい小さな子どもから、勘違いを楽しめる子どもたちまで。幅広い年齢層に毎年大人気のクリスマス絵本です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
おおきいツリー ちいさいツリー
もうすぐクリスマスがやってきます。キラキラ輝く町のイルミネーションも素敵だけれど、おうちに飾るクリスマスツリーって、特別な存在ですよね。
ウィロビーさんのお屋敷に、トラックでツリーがとどきました。青々とした、見たこともないくらい大きなツリー。さっそく大広間に飾りますが、あれあれ、大きすぎて天井につっかえてしまいます。執事のバクスターが木の先っぽをおのでばっさり。ちょうどいいサイズになりました。
切られた先っぽは、小間使いのアデレードへのプレゼントに。アデレードの部屋に飾られたツリーはちょっぴり大きくて、はさみで先っぽをちょきん。その先っぽを庭師のチムが見つけて……。
今度は誰が拾うのかな? 自分のおうちにちょうどいいサイズにするために切られたツリーの先っぽが、見つけた人や動物たちの特別なクリスマスツリーになっていくようすは、まるで魔法のよう。なんとも楽しい気持ちになります。
そしてツリーがおうちにやってきたらどんな飾りつけをしましょうか。みんなのおうちをちょっとのぞいてみましょう。
金や銀のきらきらしたものや、鈴や、はちみつのお菓子や、ポップコーンを糸でつないだものや、チーズで作ったお星様! なんとも素敵なアイディアが満載です。それぞれのおうちのクリスマスの飾りつけもかわいらしくて、見どころのひとつ。
み~んな笑顔で幸せなクリスマス、いいですね。クリスマスを待ちながら、楽しみに読みたい一冊です。
(光森優子 編集者・ライター)
4位 クリスマスおめでとう
クリスマスの本当の意味を伝えたい、という作者の思いから生まれた絵本。クリスマスってどうしてお祝いするの?という子どもたちの問いに答えつつ、イエス様だけでなく、望まれて生まれてきたことの幸せを感じさせる絵本。
5位 ツリーさん
6位 みずとは なんじゃ?
あさ おきて、かおを あらう みず。
うがいを したり、のんだりする みず。
みずとは、いったい どんな ものなのでしょうか?
暮らしの中で出会う水を通して水の不思議な性質を知り、
自然環境に目を向けるきっかけとなるような、科学する心をはぐくむ絵本。かこさとしさんが手がけた最後の絵本。
※初回特典として、かこさんの書斎風景、制作当初のラフスケッチ、直筆原稿、制作過程など、ここでしか見られない貴重な資料の数々を紹介する特製冊子が付いています!
7位 メリークリスマス-世界の子どものクリスマス-
クリスマスは、たのしいお祝いのとき。世界の多くの国では、それぞれお祝いの風習が伝わっています。
一番星をまって、お祝いをはじめるポーランド。
妖精のために、おかゆを外に出しておくノルウェー。
着飾って行列をつくり、家々をたずねていくメキシコ…。
世界18か国のクリスマスの過ごし方がやさしい言葉と美しいイラストで紹介しています。
また、6曲の讃美歌、ショウガパンや文字のケーキのレシピ、わらの星の作り方なども掲載。
市川里美による70点以上のイラストは可憐で繊細で魅惑されます。、クリスマスを最高に楽しめるクリスマス絵本の傑作。1983年冨山房から初版発行された絵本に加筆し、装いも新たに復刊いたしました。
8位 クリスマスげきじょう
4つの小さなお話を上演するクリスマス絵本
ここは子どもたちが集まる、クリスマス劇場。
司会の小さな天使がいざなうのは、不思議でかわいいクリスマス4つのお話、
「サンタコサンタ」「ぶるぶるツリー」「キラキラのたね」「サンタのひみつ」です。
物語が上演された後には、登場キャラクターみんなでカーテンコールにおこたえします。
小さなお子様への読み聞かせに、また、ひとり読みし始めるころのお子さんに、クリスマスプレゼントとしてもぴったりの絵本です。
9位 MOE 2018年11月号
MOE 2018年11月号
出版社: 白泉社
■ 特別ふろく ■
ムーミンダイアリー2019
■ 口絵 ■
ちっちゃなムーミンシール
■ 巻頭大特集 ■
フィンランド現地取材
ムーミンを探してフィンランドへ
ムーミンが生まれた国フィンランドは、湖と森の美しい国。
日本で50年近くも愛されてきたムーミンは、本国フィンランドでも子どもから大人まで人気です。
アラビアのマグカップをはじめ、ファブリックやキッチン用品、
お菓子やおもちゃなど、フィンランドの暮らしにとけこんだムーミングッズ。
そして、作者のトーベ・ヤンソンが愛し、ムーミンの物語の中に描いた、フィンランドの美しい海や森、
ムーミンパパが冒険に出かけた島など、ムーミンの世界を感じるとっておきのフィンランドの旅へとご案内します。
10位 よるくま クリスマスのまえのよる
ねぇママ、夜になるとかわいいともだちがやってくるんだ。夜みたいにくろい、くまの子――。ともだちへの思いやりと、おかあさんを慕う気持ちをあたたかく描いた愛らしい絵本。
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