【夏フェア 絵本】どんなに暑くても大丈夫!「そうめん、ひやむぎの絵本」
あまりの暑さに食欲がなくなる……これはみんなそうですよね。
でも、ちゃんと食べないと、体力もなくなってしまいます。
そんな時でもつるりん!と食べられちゃうのが「そうめん」そして「ひやむぎ」です。
ママにとっては夏の食事の救世主でもありますよね。
子どもたちも喜んでくれます。
ではでは、そうめん・ひやむぎの方はどんな気持ちでいるのでしょう。
そんなこと、考えたこともなかったのですよね……。
夏にぴったり!「そうめん、ひやむぎの絵本」
こんなに細い主人公、見たことない!?
つるつるプール
暑い日には、プールに行くのがいいですね。ひやむぎ小学校のこどもたちもプールにむかいます。引率は、みどり先生とぴんく先生です。ぜんぶで30本のひやむぎのこどもたちがぎょうぎよくならんで歩いていますが、なかにはうれしくてくねくねしてしまうこもいます。
つるつるプールにつくと、プールはそうめんさん、おそばさん、マカロニさんなどで大混雑です。「遊ぶのは流れるプールだけですよ。1本だけでべつの場所に行かないように。はしゃいで、ほかのめんとからまらないように」と、ぴんく先生は注意しますが、こどもたちはちっとも聞かず、おおはしゃぎ。そして、みどり先生が人数を確認すると、こどもが28本しかいません。たいへんです、2本のひやむぎが迷子です。すると、そうめん小学校の先生が1本のひやむぎくんを連れてきてくれました。でも、あともう1本たりません……。
こどもたちの好きな麺がたくさん登場する、夏にぴったりのお話。
美味しいのは夏だけじゃないよ!
そうめんソータロー
夏は大人気のそうめんのソータロー。でも秋から冬になり、誰からも見向きもされなくなってしまいます。しまいには年越しソバにばかにされる始末。ソータローは懸命に自分の居場所をさがしますが…。作者は、『ちくわのわーさん』『うどんのうーやん』(ともにブロンズ新社)など、これまで多くの奇想天外な食べ物絵本を生みだしてきた岡田よしたかさん。三輪そうめんで有名な奈良県にお住まいの岡田さんが、同じく奈良県出身でそうめん研究家のソーメン二郎さんとコラボして、この本が生まれました。「季節を問わず、もっと多くの人たちにおいしいそうめんを食べてほしい!」という願いから、この本が生まれました。
流すのはそうめんだけじゃなくて…!?
磯崎 園子(絵本ナビ編集長)
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