熊本地震チャリティ絵本イベント「ツペラとニジとおむすびのぜいたくトゥナイト」開催レポート
2017年1月27日、長崎書店(熊本県熊本市)で、熊本地震チャリティーイベント「ツペラとニジとおむすびのぜいたくトゥナイト」を開催しました。
その様子を、この記事でレポートしたいと思います。
その前に「ツペラとニジとおむすび」とは…?
熊本の皆さんと楽しい時間をすごしたい!という気持ちからうまれたスペシャルユニット、「ツペラとニジとおむすび」。
メンバーは、絵本ナビでも大人気のtupera tupera 亀山達矢さん、ニジノ絵本屋 いしいあやさん、パントマイムのお兄さん 金子しんぺいさん、そして「おはなしおむすび」兼絵本ナビショップ店長セトグチの4名です。
(セトグチは、休日に「おはなしおむすび」としておはなし会の活動をしています。)
絵本イベントで熊本を盛り上げよう!スペシャルユニット誕生
「熊本で楽しいイベントをやりたい」と話していたところ、亀山さんが「1月に熊本に行くけど、一緒に行く?」と誘ってくれたのが全ての始まりでした。
「いざ、準備!」とノリノリな4人でしたが、なんと、1か月後にtupera tuperaご一家が京都へお引越しをするとのこと。
プログラム決めの打ち合わせを1度しただけで、当日までは亀山さんとは全てメールでのやり取り。衣装決めは写真を送り合い、動きの確認は動画を送って…。遠距離での準備期間を乗り越えて、本番を迎えました。
「ツペラとニジとおむすびのぜいたくトゥナイト」本番当日
朝一番で長崎書店さんへ。長崎社長、児童書担当の中山さん、長崎次郎書店児童書担当の大村さんの力をお借りして、みんなで会場準備に取り掛かります。
何度も流れの確認をし、開場が近づくにつれ緊張のドキドキが止まらない4人…。
そして19時になり、イベントスタート!この日のために作ったオリジナルテーマソングからお披露目です。
「ぜいたくトゥナイト」なので、特別なプログラムをたくさん用意しました。
tupera tupera絵本ライブに、絵本制作秘話。メンバー全員で『これはすいへいせん』絵本バトルを開催したり、亀山さん&長崎書店 中山さんコンビよる『パンダ銭湯』があったり。
トークショー「アヤの部屋」では、いしいさんが黒柳徹子さんに扮し、普段は聞けない大人の質問を亀山さんに答えてもらいました。
中盤では金子さん&セトグチによるユニット「おむすびひろば」のパフォーマンスタイムも。パントマイムと絵本のコラボレーションをお披露目しましたよ。
そして最後は、この日のために温めてきた「しろくまもとのパンツ劇場」。なんと、あの名作『しろくまのパンツ』の劇場ver.です!
亀山さんの絵本読みに合わせ、いしいさんがしろくまさん役を。セトグチがねずみさん役を。金子しんぺいさんがその他の全キャラクター役を演じました。
絵本ならではの仕掛けのおもしろさを表現するために、考え抜いて、こだわって完成させた作品。お客さんにも参加してもらい、みんなで楽しむことができました♪
ラストページの歌の部分は本邦初公開、亀山さんによるラップver.でかっこよく締めました。
こうして無事に幕を下ろした「ツペラとニジとおむすびのぜいたくトゥナイト」。61名のお客様とスペシャルな時間を過ごすことができました。
ご参加いただいた皆様、ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました!
「おむすびひろば」で読んだ絵本
ある日、ぷーた君はへんてこなラッパを拾いました。
ラッパをママに向かって吹いたら、ぴよよよよ~ん ママにひげが生えました。
ママったら「まあ! なかなか似合うわね」だって。
「こりゃ、すごいラッパだ」ぷーた君は、町のあちこちでラッパを吹きました。すると、パンにも、ビルにも、地面にも、お日様にも、つぎつぎひげが生えました。みんなうれしそうにひげ自慢。そして、ぷーた君も…!?
大きなかぶをみんなで力を合わせて抜くという単純な物語の中に、大らかさ、力強さ、ユーモアなどが満ちあふれ、ロシア民話の楽しさを味わわせてくれます。
パーティーに出かけたネッドくん。運がよかったり悪かったり、スリルが連続の大冒険。アメリカで爆発的な人気をよんだ絵本です。
tupera tupera絵本ライブで読んだ絵本
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