【news】新小学1年生の入学祝いにオリジナル「下敷き」プレゼント!企業が込めた思いとは…?
いよいよ新年度。
ピカピカのランドセルを背負って、桜の下ちょっと緊張気味にはにかむ子どもたち、これからどんな学校生活が待っているのでしょうね。
こんな、外の世界に一歩踏み出した1年生の子どもたちといっしょに、おもしろい取り組みをしている企業があるんです。
それが関西地方の阪神電鉄。
今春、小学校に入学する沿線の子どもたちに、入学祝いとして「阪神電車オリジナル下敷き」を贈呈します。
なーんだ、プレゼントなら特に変わったことはなさそう、と思いますが…実は。
この下敷きには、ちょっとした思いが込められています。
この下敷き贈呈の取組みは、2008年春にスタートしてから毎年行われていて、今回は10回目。
今回のデザインのテーマは、「みんなが困る アカンを探せ!」。
成長に伴い鉄道を利用する機会が増える子どもたち。
下敷きには鉄道に関する様々なマナーについて、良い例、悪い例がイラストで描かれていて、友達、保護者、先生などと話し合うことで、マナーについて考える機会になるんです。
下敷き裏面の「阪神電車 沿線マップ」では、阪神沿線の特徴的なスポットを紹介。
子どもたちが自分の住む街に興味を持ち、地域について学ぶきっかけになることを目指してデザインされました。
・制作枚数 2万枚
・体 裁 A4サイズ(297mm×210mm)
・内 容 表面:みんなが困る アカンを探せ!
裏面:阪神電車 沿線マップ
・配布対象 阪神沿線(大阪市、尼崎市、西宮市、芦屋市、神戸市。一部を除く。)の新小学1年生
阪神電鉄では、全てのお客さんに気持ちよく利用してもらえるようにと、これまでもマナー啓発活動に積極的に取り組んできました。
2015年からは武庫川女子大学附属中学校・高等学校と共同で、「~はんしん×ムコジョ~乗車マナー向上委員会」を立ち上げ、継続的に啓発活動に取り組んでいます。
4月10日にも武庫川女子大学附属中学校・高等学校で、啓発活動を実施する予定だそうですよ。
<参考>阪神電鉄の子ども向けの主な取組み
・絵画コンクール「ぼくとわたしの阪神電車」の開催(毎年夏~秋)
・阪神電車まなび基地親子見学会の開催(尼崎センタープール前駅高架下。不定期)
・「はんしんまつり」の開催(毎年秋)
・沿線小学校における出前授業(随時)
・車庫見学(随時)
・キッザニア甲子園「電車パビリオン」出展協力
阪神電鉄をはじめとし、阪急阪神ホールディングスグループでは、末永く住み続けたい沿線づくりのための「沿線の価値向上」に力を注いでいて、これらの取組みもその一環なのだそう。
下敷きをもらった子どもたちは、きっと電車に乗る時に下敷きに描かれたマナーを思い出すことでしょう。
企業と子どもたちが手を取り合って考え、作っていく住みよい街づくり。
こんな輪が、全国に広がっていってほしいなぁと思います。
この記事が気に入ったらいいね!しよう ※最近の情報をお届けします |