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絵本ナビニュース2017 

【news】参加して挑むことの大切さを知る絵本『ピピは いっとうしょう!』5月15日発売

ちいさなピピが教えてくれるー
たいせつなのは、自分の個性を活かすこと。せいいっぱい、がんばること。

 

4か月に1度、テントウムシの世界で開かれるスポーツ大会。選手たちは日頃から練習に励み、大会に臨みます。陸上・体操・卓球…体の小さなピピは応援だけ。けれど、持ち前の大声と元気の良さで、ボート競技の掛け声係として大活躍! チームを優勝に導きます!

文・絵: ヒド・ファン・ヘネヒテン(Guido van Genechten)
1959 年 ベルギー生まれ。ヨーロッパで大人気の絵本作家で、日本でも多くの翻訳絵本を出版。人気の「リッキ」シリーズ(フレーベル館)・「おさかなちゃん」シリーズ(学研プラス)ほか、『おばけの スパルタカス』(世界文化社)・『ずっとママといっしょがいいの!』(主婦の友社)・『パパ、おばけがいるよ。』(フレーベル館)・『まいごのこいぬ プッチー』 ( パイイ ンターナショナル)など。

 

訳: 石津ちひろ( いしづ ちひろ)
1953年 愛媛県生まれ。絵本作家、詩人、翻訳家。著作に『まさかさかさま動物回文集』(河出書房新社)、ボローニャ国際児童図書展絵本賞受賞作『なぞなぞのたび』(フレーベル館)、日本絵本賞『あしたうちにねこがくるの』(講談社)など。訳書に『でもだいじょうぶ!』・『まいごのこいぬ プッチー』(パイ インターナショナル)ほか、「 リサとガスパール」(ブロンズ新社)シリーズなど多数。

ヒド・ファン・ヘネヒテンさんの絵本紹介

おさかなちゃんのばいば~い

ちっちゃなおさかなちゃんを、ママがおむかえにきました。うれしくって、お友だちひとりひとりに、元気にごあいさつ。「ばいば~い」のくりかえしが楽しい、世界中のママから愛される赤ちゃん絵本。丈夫なのに驚くほど軽い仕様で、おでかけにも便利。

●世界のママの声
・オランダより
こどもは最初にdag(ばいばい)をいえるようになります。この絵本はこどもにとって、本当に楽しそう。

・ドイツより
Super Buch!(サイコーの絵本!)
1歳から読んでいて3歳になった今もこの絵本がいちばん好き! 文章を覚えて「ばいばい!」と誇らしげにいっています。

・フランスより
黒い背景のおかげで集中して聞いていられるようです。こどもがcouleur(色)にふれるのにぴったりな絵本です。

・アメリカより
4か月のときに出会って以来、1歳3か月の今までずっと absolute favorite.(超お気に入り)せがまれて1日10回は読んでいます

石津ちひろさんの絵本紹介

まさかさかさま 動物回文集 新装版

ぞうくんぱんくうぞ!(上から読んでも~)
回文(上から読んでも、下から読んでも同じ文)だけでできてる絵本です。特に子ども向けではないですが、ひらがなばかりだし、長新太さんの描くおかしな動物たちが出てくるので、子どもでも充分楽しめます。
たとえば、「ぞうくんぱんくうぞ」とか、「よったとらふらふらとたつよ」「さいさんてうたうてんさいさ」とか・・・。
でも、いかにも難しくて子どもには理解できないものや、大人でもちょっと無理があるんじゃないってのも中にはありますが・・・。(下に漢字でも書いてあります。)

やっぱり、子ども向けの回文絵本の名作は「つつみがみっつ」ですが、これはお目にかかれないので残念です!
(ぼのさん 30代・新潟県中頸城郡  男9歳、女7歳、女2歳)

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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